生活(ことさら出版)
¥1,100
『生活』 ことさら出版 この原稿を依頼されてから、ずっと私は悩んでいた。「生活」という大きなテーマで何を書けばいいのかな? と。実際の私の最近の生活は、舞台で全国を旅していて、その前に長い稽古を繰り返していた。今年に入ってからずっと。それももちろん「生活」だ。 でも、生活って、もっと取りとめのないものなのかもしれない。毎朝何時に起きて、何をして、何を食べて、ということだけではなくて、一日に八箱煙草を吸うのに匂いのしない料理人のこととか、全身ネイビーで世界中のネジを把握している坊主頭の人のこととか、土星の輪っかから来たかもしれない弥生顔の男のこととか、そういう、役に立たないけれど妙に忘れられないことの集まりでもある気がする。(中尊寺まい「ペペロンチーノ 富士日記 土星のスパイ」より) 【同人誌|A5判・46ページ|1000円+税|2026年5月4日発売】 『ZINE「生活」』は、以下の寄稿者の皆さんが、「生活」をテーマに書き下ろした原稿を収録したエッセイ集です。 【寄稿者・収録原稿】 ・エスムラルダ「友人Mのこと」 ・古賀及子「今日に未練はない、脱皮して新しくなるように寝る」 ・今野ぽた「生活とはあっけなく慣れてしまうもので」 ・ソーシキ博士「山で」 ・中尊寺まい(ベッド・イン)「ペペロンチーノ 富士日記 土星のスパイ」 ・ことさら出版「ちょうどよいシャワーの浴び方」 (版元サイトより) 「生きることの核心」(p.8 エスムラルダの生活)が詰まっている。タイミングによってはこの本を読んではらはらと泣いてしまうかもしれない。そのくらい、「生活」は偶然の集積で、それ自体がとても眩しいものだ。(店主)
才能(ことさら出版)
¥1,100
『才能』 ことさら出版 才能が欲しいと言うとき、私はだいたい“魔法”をねだっている気がする。努力や経験や時間の話をすっ飛ばして、いきなり結果だけを手のひらに落としてくれる都合のいいやつを。キラキラとしたスター性というより、もっと実用的な魔法。例えば「このコーヒー一杯で相手の一日が少しマシになる」とか「この一文で誰かの肩の力が抜ける」とか、そういう種類の“効き目”。私はそれを全部「才能」という箱に放り込んで、「いいなあ、才能」と言ってしまう。言い換えると、才能が欲しいんじゃなくて魔法が欲しい。自分の不安を一発で無効化してくれるような免罪符が欲しい。いい歳をして。 当然、そんな魔法なんてない。結局は手を動かす時間に戻される。豆は雑な管理をすれば美味しさが損なわれるし、ミルは手入れをしなければ機嫌が悪くなるし、お菓子を焼くオーブンは時間に対していつだって厳密だ。文筆作業ならもっと厳しい。書き始めの勢いは最初の三行でいつも息切れするし、「今日、私イケるかも」と思った夜ほど、翌朝読み返しては顔が熱くなる。才能ってやつが本当にあるなら、そういう赤面を先回りして消してほしい。推敲を省いても、ちゃんとした文章が出てきてほしい。いや、推敲はする。するんだけど、本当にしたいのは推敲じゃない。推敲しなくても良い文章を書けるような人になりたいのだ。ほら、ここでも魔法をねだっている。 (とんこつたろう「魔法は降ってこない」より) 【同人誌|A5判・36ページ|1000円+税|2026年4月20日発売】 『ZINE「才能」』は、以下の寄稿者の皆さんが、「才能」をテーマに書き下ろした原稿を収録したエッセイ集です。 【寄稿者・収録原稿】 ・うえぽん「見つけてくれた人」 ・澤村伊智「妹、ヤンキー、放送作家」 ・とんこつたろう(Reef Knot Coffee店主)「魔法は降ってこない」 ・ナカガワマサミ「いつか来る手放す日」 ・フレネシ「裸体を描きたい」 ・ことさら出版「私がオリンピアンだった頃」 (版元サイトより) 楽しそうだと始めてみて、うまくいかなくなったとき。「才能がないからだ」と逃げたくなる。でもそれは「逃げたいだけ」で……。「才能」というあやふやで、ときに鋭利なことばの周辺にあるものに想いを馳せることができる本。ちょっとヒリヒリしていて好きです。(店主)
POSSE vol.61(特集:選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える)(堀之内出版)
¥1,760
『POSSE vol.61(特集:選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える)』 堀之内出版 【リニューアル号】 「小さな声と大きな変革をつなぐ雑誌」POSSEが、デザインを新たにリニューアル! 特集:選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える 第二特集:「働いて働いて働く」発言のどこが問題なのか? 世界は選挙(だけ)では決まらない──。 選挙のたび無力感に苛まれているすべての人に。 【巻頭言より】 “今回の特集は、「選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える」です。2025年12月現在、日本では物価高騰が続き、生活は厳しさを増しています。不安を抱えている人たちは多いはずです。しかし、貧困や労働問題に取り組むはずの政党が人気を集めているとは言えません。それどころか、一見正反対に見える高市政権や、参政党が大きな支持を得ているように見えます。こうした現実を前に、選挙のたび無力感に苛まされている方も多いのではないでしょうか。 そんな中で、私たちは社会を変えるための「希望」を見出そうと考えています。ただし、それは「これまでのやり方で大丈夫」ということではありません。 気づけば私たちは、SNSで誰かを攻撃したり、慰め合ったり、選挙が近づけば、政党について書き込むことばかりして、それで社会を変えている気になっていないでしょうか。この社会と闘い、社会を変えるための方法は、本当にそこにあるのでしょうか。 「選挙」と「ネット」。社会を変えるための私たちの想像力は、この2つに縛られすぎています。そんな思いから、雑誌『POSSE』は今回、新たにリニューアルしました。” 目次 【特集:選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える】 リベラルの敗北は止まらない 真の希望とは ──フェミニスト・政治学者ナンシー・フレイザー来日インタビュー ナンシー・フレイザー 左派に本当に必要なのは、選挙の勝利ではない ──左傾化する若者(ジェネレーション・レフト)の新局面 キア・ミルバーン 右派も左派もアルゴリズムからは逃れられない ──現代を覆う「レント資本主義」解説 佐々木隆治 選挙以外で/ネット以外で社会を変えるには ──参政党、NY市長選、排外主義、メガソーラーetc… POSSE座談会 【第二特集:「働いて働いて働く」発言のどこが問題なのか?】 過労死遺族が語る「働き方改革」の裏側 ──「働いて働いて働く」時代の長時間労働 過労死遺族対談 報道される過労死はたったの「4%」? ──なぜ人は「もっと働きたい」と欲望するのか 今野晴貴×斎藤幸平 スキマバイトで介護される時代 ──ウーバー以降、労働法の最前線 川上資人×今野晴貴 締め切りの支配から逃げるには? ──資本主義を変える「遊び」の哲学 難波優輝 = = = = = 連載 スポーツとブラック企業 体育会系言葉・話法を考える 常見陽平 コラム Mrs.GREEN APPLE「ライラック」は2020年代の労働歌か? 岩本菜々×坂倉昇平 ブックレビュー 定期購読・寄付・会員 バックナンバー紹介 POSSE活動紹介 編集後記
フォトエッセイ『THE TIME』(宇都宮美沙)
¥1,800
フォトエッセイ『THE TIME』(宇都宮美沙) ・概要 2025年7月に訪れたフランス・リヨンの写真集。『THE TIME』というシリーズの一作品目として制作しました。一作品目のテーマは"今"。その景色のなかで得たインスピレーションから、流動的で、不安定な"時間"というものについて着想した、5本のエッセイを収録しています。 『THE TIME』 ¥1800(税込) 撮影/編集 / 装丁デザイン 宇都宮美沙 判型:148mm×210mm 頁数:100ページ 体裁:無線綴じ印刷 刊行日:初版2025年10月10日 (作者サイトより) 因果をないがしろにする理由にはならないが、因果に縛られる必要もないということである。決まり切った未来を選びに行くのではなく、想像もできない今この瞬間をつかみ取りに行くのだ。(p.35) <いま・ここ>に対する宇都宮さんの感覚がかっこいい。惹かれる写真には普遍性があり、普遍性を作品に込められる撮り手のエッセイとともに楽しめるのはとても贅沢なことだと思った。一押しです。(店主)
人間観察 vol.1 サイゼリヤ(しろくま舎)
¥1,000
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『人間観察 vol.1 サイゼリヤ』 しろくま舎 サイゼリヤ✕13人=??? 自由すぎる文芸誌、できました。 雑誌『人間観察』は、毎号ひとつのテーマを掲げ、それに沿って「人間」をさまざまな角度から観察・表現する文芸雑誌です。小説、エッセイ、詩、評論、漫画──ジャンルは様々。テーマにさえ沿っていれば何でもありの、まさに“闇鍋”のようなごった煮雑誌を目指しました。 記念すべき創刊号は、みんな大好きなイタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」の特集です。低価格ながらコストパフォーマンスは抜群。美味しくて満足度も高い。そんなサイゼリヤに、日頃からお世話になっている方も多いのではないでしょうか? 本誌では、さまざまな角度や切り口から、サイゼリヤを徹底的に観察していきます。 著者(掲載順): しらい弁当・サカナ文庫・イトウシエリ・no-suke・さじや・ISBbooks イソベスズ・桑名陽・すえだべべ・朝霧サトカ・城主ペネロペ・そのひぐらし商会 RIKO・書肆 海と夕焼 柳沼雄太・宗沢香音・しろくま舎 品場諸友 表紙イラスト: はるやまひろし (版元サイトより) ポッドキャスト『朝井リョウ・加藤千恵 信頼できない語り手』(ニッポン放送)で「恋人が浮気相手とサイゼリヤに行くのが一番嫌だ」と話していたのが印象的で、サイゼリヤってなんなんだろうと考えていた。こちらのZINEが人間観察をテーマにしているように、サイゼリヤでは“食べる”と同じくらい“過ごす”比重が大きく、それゆえに物語が生まれやすいのかもしれない。エッセイだけでなく漫画も小説も詩歌も評論もあって、おもしろい!(店主))
noise Vol.1 てんかんのおとこ(沖 健汰)
¥880
『noise Vol.1 てんかんのおとこ』 沖 健汰 ーてんかんとは、僕にとってはたまに出会う知り合いのようなものでして。 著者の持病であるてんかん。10年を超える病との長い付き合いについての物語。名前のダサさからは想像できない症状について、検査や薬など、さまざまな発作の体験記を記した1万字の闘病エッセイ。 (Sanzuiサイトより) とても印象に残っている言葉がある。臨床で働いている人の言葉。「病気を、その人の性格の一つと思うといいのかもしれない」——持病を経て、妊娠・出産による身体の変化を経て、この言葉についてずっと考えている。こちらのエッセイも、この言葉周辺に漂う空気感を示しているのではないか。病の非当事者にとって、読みやすく新しい。(店主)
深海の食卓(宮本紗有)
¥880
エッセイ集「深海の食卓」 宮本紗有 食卓と心を結ぶお話。 愛しながら、悩みながら、傷つきながら、 食べ続けてきたこの一年ほどの 私の記憶です。 取るに足らないちいさなできごとを そっといつくしむ一冊になりますように。 「キャロットケーキをフォークでつつきながら 「今日、生産性のあることなんにもしてないわ」と呟くと、 二言目には生産性か、と苦笑された。 生産性気にするならnoteに書けば?となって、ただキャロットケーキを食べた話を書いている。」 ーキャロットケーキより もくじ ・キャロットケーキ ・散文 ・ご飯とグラタンとアイス ・カレーをスパイスから作る男について ・詩 ・コトコトと柿を煮詰める夜に。 (作者サイトより) 「「食べることは生きること」 という言葉がずっと嫌いでした。 食べられない夜を 死んだように食べ続ける夜を 抱きしめていたいと思っています。」 (p.26) 独自の視点で語られるエッセイも時折挟まれる詩も美しいです。(店主)
ロンドン煩悩(木本梨絵)
¥1,900
『ロンドン煩悩』 木本梨絵 ロンドンで思うことをありのままに書いた煩悩まみれの日記を再編集しました。この一年で日々撮りためた80枚の日常写真(白黒)と、日/英併記のエッセイです。 <目次> 言葉から切り離された まえがき 思い立ったが吉日 オスロの森で 究極の二択の究極性 The tree right in front of us is amazing 隣の芝生は大喝采 七転び八単語 記憶を食べる(大葉、豆腐、お粥) 飲めたり飲めなかったり 音が聴こえる タイピング音、EDM、または宇宙 Duality という理想郷 世界の解像度を上げるための悲しみ パプリカパウダー、二度夕飯を食べる猫 粋の正体は苦しみの上書き保存か 持続三十分の幸福 長い光のあはれ 半強制的デュアルライフ 培うことができるもの 脱皮は一体どこからか? 忙しさの逆説、込み上げる手間 揺るぎない変化 太いふくらはぎ虫かかえて 叫べリモワ、人間性を回帰せよ 木本、おれ大学行くわ 丘の上でふたつに挟まれて <概要> 書名:ロンドン煩悩 著者 木本梨絵 デザイン・装丁・写真 木本梨絵 印刷・製本 藤原印刷株式会社 サイズ:110×160(B6変形) ページ数:256ページ(日本語部分はこのうち約半分です) 言語:日英併記 <購入者さま特典について> ご購入者様からいただいたお悩みに私の経験や人類学の知見からお答えしております。いただいたお悩みには漏れなく回答します。 https://note.com/riekimoto_harken/n/nfaee4c5260bf (作者サイトより) 木本さんのキラキラとした経歴に怯えつつ「ロンドン煩悩」というタイトルに親しみを感じて手に取った。結論、読んでよかった出会えてよかった。日々の出来事の受け取り方、そして次なるアクション、そのどれもが静かでかっこよくて、背伸びして近づきたいと思うようなものばかり。月並みですが、ファンになりました。本の手触りも素晴らしい。(店主)
愛の練習(中村季節)
¥1,000
『愛の練習』 2025年4月6日 発行 2026年3月10日 第4刷 著者:中村季節 <著者HPより、概要> まともな恋愛経験をもたぬ私がはじめてちゃんと人と〝付き合う〟ということをしはじめた数カ月の記録。 ------- 九月二日(火) 立川の小学校現場朝5時起き。後部座席でまるまって朝の渋滞の音を聞いている。丑三つ時に「きのうはたのしかた、ありがとう」とみずなすからメッセージが届いていたのをなんどもなんども読み返して適切な返信を考えている。昨日は終電のバスでかえるみずなすを送ってから帰りの電車でずっと腹がクルクルと鳩のような音をたてており、なんかの小説で身体が植物に巣食われる乙女の話があったな、私の場合は鳩だったのか。鳩ならたのしくていいな。布団の中でもデートのあとってどっちから先にメッセージを送るべきなんだっけ? 検索のちヤフー知恵袋のとんちんかんな回答を読みふけったりわけのわからん恋愛コラムを読んだり、今日知ったばかりの誕生日と年齢から西暦を計算してこれであってるんか? と思いながら相性占いをしたり目を閉じたり忙しくしていて全然眠った気がしなかった。そうか昨日私たちは結局、十時間も一緒にいたのだ。わたしは初めてだれかとマッチングアプリで出会い、デートというものをしたのだという感慨で胸がひたされている。しかし、これが恋なのだろうか、恋って一体なんだったっけ? どんな感じだったっけ。現場に着いても一体なんの作業をしたのか覚えていない。弁当に確か何かのあんかけ状のものが入っていた。心と身体が完全に乖離している。 [サイズ] A6文庫サイズ 105 mm × 148 mm 118ページ ▷作者プロフィール 著者・発行者 中村季節 大工見習い / 日記 / DJ / Music Video Director / Onigiri maker Instagram:@nakamurakisetsu
本の雑誌 〈514号(2026年4月号)〉 特集:日記の時代(本の雑誌社)
¥935
『本の雑誌 〈514号(2026年4月号)〉 特集:日記の時代』 本の雑誌社 作家・政治家など著名人の人生を垣間見るための日記ばかりではなく、一般の人が書いて読んで日記を愉しむ時代がやってきた! というわけで、本の雑誌4月号の特集は「日記の時代」。日記屋 月日店主の「日記の時代」宣言から、植本一子と古賀及子による「日記を毎日書く理由」対談、3年連用日記の実験に日記の王様『断腸亭日乗』と『富士日記』の読み方、日記に書かれる人の弁に日記出版への道、おすすめ日記に日記で振り返る日本の歴史まで、日記の愉しみ方に全方位から迫る日々是好日特集なのだあ! 新刊めったくたガイドは小山正が英国ミステリの名探偵にケアの精神を教えてもらえば、橋本輝幸は四世代の男たちの労働者人生『マテニ10号』で、韓国の知られざる過去を共有。大森望が《夢幻諸島》シリーズ初長編・プリースト『不死の島へ』が出たぞ!と声を上げれば、梅原いずみは久永実木彦『雨音』が描く残酷な世界への抵抗に共感。久田かおりが爽快アメフト青春小説・若林正恭『青天』に燃えれば、内田剛は庶民の声が活き活き伝わる中国珍神フィールドワークに鳥肌。そして本の雑誌チームは中村季節『大工日記』を一推しだ。さあ、キング・オブ・日記文学の誕生をあなたも寿ごう! 今月は澤田瞳子が図書カード三万円使い放題に挑戦! 東京駅の西から東へハシゴしてまずは『マンションポエム東京論』をお買い上げ。読みたい本をどんどん買って、人文書から外国文学、文庫本まで気がついたら予算オーバーの22冊は103ページだ。そして今月の「愛しの書店ものがたり」は神戸生まれのニューヨーカーが里帰り。元元兄弟のマジカルブックツアーで神戸の街を散策しよう。さらに黒い昼食会が三連コンボで画面が止まれば、北原尚彦は米屋の集会所でホームズを語り、鏡明が本棚の力を再認識すれば、竹田聡一郎は「新春芸能大会」セットリストを全公開! 本棚が見たい!に加え、本屋大賞ノミネート十作をカラーでお披露目。いざ、本の雑誌4月号で今年も本屋大賞の季節がやってくるのだあ! ■お詫び 本の雑誌4月号「新刊めったくたガイド」において2箇所誤りがありました。謹んでお詫び申し上げ、下記の通り訂正させていただきます。 67ページ 3段目 【誤】『忘れらるる惑星』 【正】『忘らるる惑星』 70ページ 上段 【誤】主人公のけんちゃんは吃音を持つ18歳の自閉症者。 【正】主人公のけんちゃんは吃音を持つ18歳のダウン症者。 目次 本棚が見たい! 4月の書店 日記屋 月日/4月の本棚 家庭文庫 おさんぽ 古本屋台 Q.B.B. メオト暦/二月十三日のこと 須賀典夫・井上荒野 むかしはよかったなあ/銀座のカラスだった頃 椎名 誠 特集:日記の時代 いまなぜ日記なのか 内沼晋太郎 対談/書けないことは書いてない! 植本一子・古賀及子 3つの言語で書く3年連用日記の実験 藤岡みなみ 『断腸亭日乗』と『富士日記』 川本三郎 一編集者の追憶/先ちゃんと呼ばれて 山田剛史 日記を書いて、本にしてみた! 佐藤 舞 この日記が好きだ! 平林緑萌/なかのみどり/吉川浩満/大塚真祐子/切貼豆子/坂上友紀/秋葉直哉/黒田信一/友田とん/東直子 日記で日本の歴史を振り返る! 永江 朗 図書カード三万円使い放題!/東京駅の東西で本を買う 澤田瞳子 愛しの書店ものがたり/元元兄弟のマジカル・ブック・ツアー 新元良一 弱虫DIY/ちまちまチョコチョコDIY 内澤旬子 元気がない時でも読める本/世界中で出会ったもてなしの料理 スズキナオ 新刊めったくたガイド 英国ミステリの名探偵に、ケアの精神を教えてもらった! 小山 正 四世代の男たちの労働者人生『マテニ10号』 橋本輝幸 《夢幻諸島》シリーズ初長編 プリースト『不死の島へ』が出たぞ! 大森 望 久永実木彦『雨音』が描く残酷な世界への抵抗 梅原いずみ 爽快アメフト青春小説 若林正恭『青天』に燃える! 久田かおり 庶民の声が活き活き伝わる中国珍神フィールドワーク 内田 剛 中村季節『大工日記』はキング・オブ・日記文学だ! 他 本の雑誌チーム 天才と天才が火花を散らす『盾と矛』の推理バトルを見よ! 宇田川拓也 “マグダレン洗濯所”と助産師の努力 ♪akira 名古屋独立書店の雄ON READING 和氣正幸 ジャンルをまたぐ傑作『記銘師ディンの事件録 木に殺された男』 山岸真 地方都市の豊かなイメージを伝える韓国発アンソロジー 山脇麻生 近代書房の梯子で楽しむ“古本屋アトラクション” 小山力也 小さな声を集め届ける烽火書房 竹田信弥 正史に残らない姿を写した「FOCUS」大災害緊急復刊号 urbansea 大衆酒場で地方紙を/「新春芸能大会」セットリスト全公開! 竹田聡一郎 昭和古雑誌ネット買い/エロの科学的アプローチ 泉 麻人 映画と小説のビミョーな距離/不滅のウェストレイク 三橋 曉 この支配からの卒業/レイジ・アゲインスト・ザ・マシン 栗原 康 信濃川日記/万代橋で謹賀新年 佐藤雄一 ディギン・イン・ザ・鈍色本/野宿の表現 藤野眞功 黒い昼食会/三連コンボで画面が止まる!? 風来坊のあなた/猟師と作家の『猪之噛』トークイベント 徳永圭子 本が届いた。今日はいい日だ。/米屋の集会所でホームズを語る! 北原尚彦 こけし始めました/秋田、雪 その1 浅生ハルミン 連続的SF話/本棚の力 鏡 明 南の話/有吉佐和子のウエスト・サイド・ストーリー 青山 南 「7」の相互作用 円城 塔 英語で読むオノマトペ べつやくれい 猫の時間と私の時間 藤岡みなみ 人為的な境目 風野春樹 小海線物語/小海大橋の怪しい店 沢野ひとし 続・棒パン日常/「プチコミック」を買った話 穂村 弘 ユーカリの木の蔭で/御前ただいま洋行中 北村 薫 三角窓口/二〇二六年は女性作家発掘の年でヨシ! 他 即売会の世界/平沢二拍 今月書いた人 今月本の雑誌に遊びに来た人 掲載図書索引 後記(版元サイトより)
マンションポエム東京論(本の雑誌社/大山顕)
¥2,970
『モールの想像力 ショッピングモールはユートピアか』 本の雑誌社/大山顕 編著 東京はポエムでできている。 空と緑の都市に咲くあだ花か、アーバンライフの幻想か。 マンション広告のコピーに託された〈東京〉の正体を読む。 「本の雑誌」連載および「手のひら1」掲載「マンションポエム東京論」、「手のひら2」掲載「どこまで東京?」を全面改稿、書き下ろしを大幅に加え、再構成。 [著者プロフィール] 大山 顕(おおやま けん) 写真家/ライター。1972年埼玉生まれ、千葉育ち。工業地域を遊び場として育つ。千葉大学工学部卒業後、松下電器産業(現Panasonic)に入社、シンクタンク部門に10年間勤めた後、写真家として独立。団地研究家としの顔も持つ。著書に『ショッピングモールから考える』(幻冬舎新書、東浩紀と共著)、『モールの想像力』(本の雑誌社、監修・編)など、多数。『立体交差/ジャンクション』で令和元年度土木学会出版文化賞を受賞。 ■A5判並製 ■344ページ ISBN 978-4-86011-604-0 [目次] はじめに 010 第一章 マンションポエムとは何か 1 マンションポエムは何を「隠して」いるか 016 ▪本気では受け止められないメッセージ ▪第一位「街」、第二位「都心」 ▪津田沼と港区の一億円差 ▪音感失認症患者のように読む ▪図ではなく地を見る 2 マンションポエムの文法的特徴 024 ▪「刻」「棲む」「澄む」 ▪マンションポエムとキラキラネーム ▪句点の多用と一九九七年 ▪「都市も自然も」セオリー ▪マンションポエムにコンプライアンスとリスク回避を ▪マンションポエムの真髄「を」 3 マンションポエムはいつからあるか 038 ▪マンションポエムのパイオニア ▪マンションポエムとポップミュージック 4 タレント起用と埋立地開発 043 ▪一九九〇年代のマンション広告コピー ▪空撮と夜景ビジュアルの影響 ▪二〇〇六〜〇八年のタレントブーム ▪タレントからアノニマスへ ▪「おとぎ話が欲しいのよ」(プリティ・ウーマン) ▪「ジャン・レノ、錦糸町へ帰る。」 |コラム| チャールズへの私信ポエム 056 第二章 消費財化する街 1 街のスペックと序列 060 ▪住む場所を自由に選べることは「当たり前」か ▪団地とマンションの違い ▪武蔵小杉の「ベネフィット」 ▪街のスペック化 ▪「住みたい街ランキング」の思想 ▪名前拝借系ポエム 2 住民は街の「お客様」になる 071 ▪街を遍歴して「上り」へ ▪比較可能なパラメーターの束としての人間 ▪街を/人材を「享受」する ▪「迎賓」の思想 ▪立地アピールのための「迎賓」 ▪何を選択したかが、あなたを表す 3 「緑」とポエムの「フラットさ」 083 ▪「月刊髙層住宅」を読む ▪一九六〇年代の特徴 ▪「緑」の「観葉植物化」 ▪説明しすぎるマンションポエム ▪アイテム化する「日本」 ▪ポエムにおける主客関係 ▪「ほんとに優秀な人は」 ▪戦後住宅政策の画一性 |コラム| 「城」とワーカホリック礼賛 106 4 恋愛とポピュラーソング、結婚とマンションポエム 112 ▪柏のラブソング ▪ポピュラーミュージックゆかりの地 ▪「イエ」から脱却しポエムが召喚される ▪「入居記念日」の誕生 5 マンションポエムに残るバブル 119 ▪「男は、こうありたいね。」 ▪マンションポエムアニメ ▪マンションを買えば、娘さんと恋人同士になれますよ ▪「ファミリーの一日」に見るジェンダーバイアス ▪マンション口コミ掲示板の地獄絵図 ▪クイーンでもマダムでもなく「プリンセス」 |コラム| 横浜、湘南、アンダルシア 131 ・夫婦間の郷土愛問題 ・戸塚はどこへ行こうとしているのか ・「その横浜は、本物か。」 第三章 マンションポエムと鉄道 1 吊革につかまって都市を把握する 142 ▪同心円メソッド ▪3・11首都圏「帰宅ログ」 ▪鉄道依存性方向音痴 ▪中央線は「方向音痴」 ▪人間はどうしようもなく方向音痴 ▪都市をダイアグラムとして認識する ▪川の代わりの皇居 ▪「われわれには時だけが残された」 |コラム| 金沢は「へ」、富山は「が」 157 2 東京は「田んぼ」 161 ▪路線図界の問題児 ▪東京の地下にはパリが広がっている ▪成熟した都市はストリートでできている ▪NYの地下鉄の浅さ ▪家康の「帰宅困難」対策 |コラム| 地名のポエム化 168 ・恐ろしい忖度 ・「奏の杜」問題 3 どこまで東京? 174 ▪原木中山は日本橋の「飛び地」 ▪「瞬間環境転換装置」 ▪「都心」を謳う苦心 ▪定義とイメージのズレ ▪「どこまで東京?」 ▪せたがやたがやせ ▪イメージの東京、その千差万別 ▪各線の集計結果 ▪川を渡る狼 ▪なぜ地名はまとまっているのか ▪「東京」の外は北海道 ▪千葉っ子、無駄にシビア ▪真の敵は神奈川 ▪「東京のおじさん」 ▪住めば東京(みやこ) |コラム|AIはマンションポエムを謳えるか 216 4 マンションポエムは「電車住宅」を目指す 222 ▪世界征服系ポエム ▪ポエム大航海時代 ▪鉄道を「住まい」の一部として売る ▪実現していた「電車住宅」 |コラム| 大阪・京阪線沿線のポエムキャラ 230 |コラム| マンションポエム分析から見る東西比較 236 ・首都圏には「歴史」がなく、関西には「緑」がない ・関西の「地」、首都圏の「街」 第四章 垂直に伸びた郊外 1 聳え立つ「裏面」 244 ▪三万階建てのタワーマンション ▪工法・構造の時代 ▪居室の裏側 ▪裏面から都市を見る ▪「福音」としての眺望 ▪「装飾」としてのマンションポエム 2 垂直に伸びた郊外 252 ▪構造を持たない「ヤドリギ物件」 ▪鉄道高架を縦にするとマンションになる ▪閑静な住宅街を都心に出現させる ▪垂直のオアシス ▪縦の洞窟 3 武蔵小杉のタワーマンションに住む鴨長明 263 ▪垂直に立ち上がった台地の傾斜 ▪一二一二年の「郊外文学」 ▪分譲へのアンチテーゼ |コラム| 不思議なエレベーター 270 ・街を「縦割り」にする鉄道 ・「最寄り駅」という「階」 4 超高層住宅住民への「怖れ」 274 ▪「土から離れては生きられない」 ▪現代の「異常な」郊外文学 ▪郊外からタワーマンションへ ▪マンション屋上の浄水場 ▪死から住民間の格差やいじめへ ▪『家族ゲーム』と高層団地 ▪社会問題をあぶり出す「高さ」 ▪高層物件「災害」物語の元祖 ▪バベルの塔とWTC ▪「ホテルライク」による「怖れ」の緩和 |コラム| 超高層の「上から目線」が嫌われる時代 289 ・叩けば誇りが出る ・自慢げな「憧憬」「羨望」 ・SNS的「感じのよさ」へ 5 ポエムが隠す「うたかた性」 300 ▪商品化した住宅 ▪国家経済の詩 ▪災害と住宅論 ▪コロナ禍のマンションポエム ▪再び・マンションポエムは何を隠しているか |コラム| 京都の観光ポエムと歴史のアイテム化 308 ・東京はせいぜい江戸時代 ・京都の千年モノポエム ・寝殿造りのマンション ・「是非もなし」 ・観光ガイドとマンションポエム ・投資物件の台頭と観光型ポエム ・歴史のアイテム化 6「世界は自由に想像できる。」 323 ▪作り話のマンションポエム ▪フィクションの「異物」 ▪歴史のNIMBY ▪「良い感じの歴史」を選ぶ ▪「東京湾に切り取られた欠損部」 ▪「海の周囲に厳かな埒を結うのだ」 ▪マンションポエムの「晴海化」 あとがき 341 (版元サイトより)
モールの想像力 ショッピングモールはユートピアか(本の雑誌社/大山顕 編著)
¥2,200
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『モールの想像力 ショッピングモールはユートピアか』 本の雑誌社/大山顕 編著 人はなぜモールに惹かれるのか 日本橋高島屋S.C.本館高島屋史料館TOKYO 4階展示室にて2023年3月4日から8月27日まで開催の「モールの想像力」展を図録として書籍化。開催概要、展示作品の一覧リストのほか、監修者・大山顕氏と佐藤大氏、イシグロキョウヘイ氏の語り下ろし鼎談、大山顕氏と東浩紀氏の語り下ろししモール論のほか、ショッピングモールを舞台にした漫画、ショッピングモールの写真などを収録。大山氏による展示のメインテキストは作品説明を補筆して全文を掲載し、モール展を記録するとともにショッピングモールの文化的意義を考察する。 [目次] モールの吹き抜け 大山顕 モール 小野啓 1 モールの想像力 第一節 モールは「街」である 大山顕 第二節 モールとは何か ──その源流から考える 速水健朗 第三節 内と外が反転したユートピア 大山顕 第四節 バックヤードに窓をあける 大山顕 2 舞台としてのモール 座談会 『サイダー』はモールの批評である イシグロキョウヘイ・佐藤大・大山顕 イオンにみせられて もぐこん 3 ユートピアとバックヤード 対談 ショッピングモールから考える・再び 東浩紀・大山顕 バックヤードはユートピアだ 座二郎 われわれは地球人だ! 4 展覧会 モールの想像力 ショッピングモールはユートピアだ 展覧会解説 大山顕 開催要項 展示作品一覧 目次 海外のモール写真 大山顕 「モールの想像力」大山顕 漫画 「イオンにみせられて」もぐこん 鼎談 佐藤大・イシグロキョウヘイ・大山顕 モール写真 小野啓 対談 東浩紀・大山顕 漫画 「われわれは地球人だ!」高橋聖一 「モールの想像力」展総括(展示風景写真収録) 大山顕 イラストでみるバックヤード 座次郎 開催要綱 展示作品一覧 (版元ドットコムより)
センチメンタル リーディング ダイアリー(本の雑誌社/@osenti_keizo_lovinson)
¥2,200
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『センチメンタル リーディング ダイアリー』 本の雑誌社/@osenti_keizo_lovinson 欠点だらけの自分を小説に重ねて生きている。 本を読むと、本当かどうか判別できないくらい薄れてしまった、あのときのあやふやな積み重ねこそが、紛れもない僕自身なのだということをもう一度思い出させてくれるのである。 Instagramに綴られた書評にかこつけた自分語り「感傷読書日記」。 #読書好きとつながりたい ■四六判変型並製 ■304ページ ISBN 978-4-86011-479-4 【著者プロフィール】 @osenti_keizo_lovinson 1974年、東京都生まれ。大学4年時にロッキングオン社の採用試験で書いた文章を褒められたことを真に受け、大学卒業後に音楽ライターとして活動するものの、まったく食っていけず生活費を稼ぐために近所の書店で働き始める。書店員という職業の面白さに目覚め、約12年間勤務した後に退職。2019年にインスタの読書アカウントを開始。通称「おセンチさん」として書評や映画評にかこつけた自分語りを綴っている。本名は平野敬三。 【目次】 『できそこないの世界でおれたちは』11 『平場の月』12 『ゼラニウム』14 『さみしくなったら名前を呼んで』16 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』18 『水を縫う』22 『東京の異界 渋谷円山町』25 『サキの忘れ物』28 『だまされ屋さん』31 『古道具 中野商店』36 『正欲』41 『おべんとうの時間がきらいだった』44 『AMEBIC』48 『果てしなき輝きの果てに』51 『流浪の月』54 『すべて忘れてしまうから』56 『悲しい話は終わりにしよう』60 『初夜』62 『百年の散歩』64 『悪女について』66 『猫を抱いて象と泳ぐ』71 『アウア・エイジ』75 『震災風俗嬢』78 『星月夜』81 『あとを継ぐひと』85 『自転しながら公転する』89 『最後の命』93 『イン ザ・ミソスープ』96 『ビニール傘』99 『大阪』101 『暗渠の宿』104 『ア・ルース・ボーイ』107 『星を掬う』110 『タクジョ!』113 『夜行秘密』117 『これはただの夏』121 『その姿の消し方』125 『海炭市叙景』128 『光』 132 『終わりまであとどれくらいだろう』136 『真夜中の果物』138 『海鳴り』140 『長いお別れ』143 『あこがれ』144 『きみがつらいのは、まだあきらめていないから』146 『悲しみの秘義』147 『ダーティ・ワーク』149 『たそがれどきに見つけたもの』152 『私たちが好きだったこと』156 『いちばんここに似合う人』159 『母影』163 『ガリンペイロ』167 『アポクリファ』171 『わたしたちに許された特別な時間の終わり』175 『今夜、すべてのバーで』177 『往復書簡 初恋と不倫』180 『逆ソクラテス』183 『息子たちよ』186 『流しのしたの骨』189 『センセイの鞄』191 『眠れない夜は体を脱いで』194 『推し、燃ゆ』197 『持たざる者』200 『愛の顚末』204 『家族最後の日』207 『死にたい夜にかぎって』211 『若者はみな悲しい』215 『小島』219 『愛がなんだ』224 『ガラスの街』228 『悪声』232 『季節風 春』236 『短編集』240 『虐殺器官』242 『永い言い訳』244 『私の男』247 『人でなしの櫻』252 『指の骨』254 『八月の母』258 『死んでいない者』262 『国境の南、太陽の西』266 『捜索者』270 『N/A』273 『クラウドガール』275 『最果てアーケード』280 『夜のピクニック』284 『フルタイムライフ』288 『アレルヤ』292 【あとがき】的なやつ297 【謝辞】302 (版元サイトより)
生きている実感がほしくて、川を歩いている(地図子)
¥1,320
『生きている実感がほしくて、川を歩いている』 地図子 8年間で84の川を、水源から河口まで歩き続けてしまう――なぜそこまでして川を歩いてしまうのか。 自分でも説明できなかったその問いに、出会いやハプニングを通して少しずつ近づいていくエッセイ集。 多摩川の“最初の一滴”を探し、京都の鴨川や海外でも“本気の川歩き”を敢行。道に迷い、スマホが水没し、知らない土地で人と出会う。そんな瞬間にこそ、「生きている実感」が立ち上がるのかもしれません。 意味なんてなくても惹かれてしまう行動には、きっと理由がある。あなたの“無意味”にも、心のオアシスが眠っている――そんな予感をともに味わう一冊です。 目次 病室で後悔しないように生きている オランダの底なし運河の記憶 神田川の主 鴨川のすべてを知る人よ 母との思い出の水源を探す 多摩川の最初の一滴・水干へ 川ポチャiPhone 散歩中に腹痛に襲われ、どう恥をかくか真剣に考えた ボストン腹痛事件簿:「柔軟性」で生き延びろ 名古屋商科大学水源学部 名古屋の無人岬サバイバル 港区女子、危機一髪 滋賀は本当に琵琶湖の水を止められるのか 祖父の山を越え、故郷の水辺に還る 祖母の瞳に映る世界を受け継いで 川のほとりで、わたしを生きる あとがき (作者通販サイトより) 「川辺を歩くと、生きている実感が得られる」——そんな“答え”を知るための本ではないと思った。身体を動かし自分ではどうにもできない自然の中に分け入り、人との出会いや困難にぶつかりながら得た気づきは、地図子さんだけのものだ。気づきをなぞりつつ「私も外に出てみよう」と背筋がしゃんとする、人を動かす力のある本。(店主)
農キャラパラダイス 農キャラ発言集(あおたな書房)
¥1,000
『農キャラパラダイス 農キャラ発言集』 あおたな書房 ◆農キャラパラダイス 農キャラ発言集 『農キャラ研究』の姉妹編、農キャラパラダイスシリーズ待望の第二弾です! A5サイズ/38ページ(オールカラー) 本体1000円(税込) ◆内容 農キャラがしゃべっている。 筆者の発見を発端にできた本作は、彼らの発することばたちに注目しました 約120体のキャラを取り上げ、発言の内容やあり方を分類します。 農キャラの発言とは一体なんなのでしょうか 章立て はじめに 1.主張のカタチ 2.商品紹介の内容 3.さまざまな主張のあり方 おわりに 農キャラ研究のさらなる深みへ…… ◆発行 あおたな書房 Webサイト:https://no-chara.com/wordpress/ Instagram:@nochara_nolife (作者BOOTHより) 本作は農キャラの発言に注目した1冊。農キャラの魅力に取り憑かれた人は必読です。「農キャラに喋らせている」背後の人間の存在を感じずにはいられない点が、個人的におもしろかったです!(店主)
農キャラ研究 歴史編(あおたな書房)
¥1,000
『農キャラ研究 歴史編』 あおたな書房 野菜や果物などのパッケージに印刷されたキャラ=「農キャラ」についての研究本、第2弾です。 A5サイズ/38ページ(オールカラー) 本体 1,000円(税込) ■内容 農キャラは一体どこから来たの?いつからそこにいるの?という謎に迫るべく、農キャラの歴史を辿ります。 みんなの知らないご先祖農キャラ?!みんなも知っているあのキャラと農キャラの関係とは!? 流通・包装の変化や文化の移り変わり、ゆるキャラ、ハローキティ、ポケモンの話など、さまざまな歴史の糸が絡み合い今に至る、農キャラをめぐる歴史スペクタクルをお楽しみください。 ■目次 はじめに 1.農キャラの祖を求めて 日本最古の農キャラ? キャラのようなロゴのような パッケージデザインの先駆者 木箱ラベルに描かれたもの 段ボール時代のはじまり 2.高度経済成長と農キャラ 漫画ブームからキャラクター文化の発展へ JAキャラの登場 3.農キャラの定着へ キャラクタービジネスのはじまり ゆるキャラと農キャラの絡み合う歴史 地域団体商標と農キャラ 生産者がキャラになるとき 農キャラが伝える食の安全 4.現代のさまざまな農キャラ アニメキャラ×農キャラ ご当地ポケモン×農キャラ 産地直送×農キャラ おわりに ■発行 あおたな書房 instagram:@nochara_nolife (作者BOOTHより) 「農キャラは一体どこから来たのか?」——。それは、「人類がどこからやってきたのか」くらい壮大で興味深いテーマです。キャラクタービジネスという観点からも、ふーむとうなるしかない1冊。おもしろいです。(店主)
農キャラパラダイス きのこ編(あおたな書房)
¥600
『農キャラパラダイス きのこ編』 あおたな書房 『農キャラパラダイス』は、農キャラの謎に迫る『農キャラ研究』の姉妹編です! ひとつのテーマを設けることで、農キャラの世界をさらに深めることを目指しました。 A5サイズ/30ページ(オールカラー) 本体600円(税込) ■内容 『農キャラパラダイス』の創刊号、今回はきのこ特集! 約70体のきのこ農キャラを取り上げて、パッケージの画像からキャラを紹介しています。キャラデザインから分類・比較・分析する試みです。 集めて比べてみたら、きのこ農キャラたちの、謎のシンクロや摩訶不思議な共鳴に気付いてしまった⁈という研究の一側面をまとめました。 きのこ農キャラの不思議と魅力に取り憑かれること間違いなしの一冊。 (※2025.5.13追記 第2版より、表紙デザインを変更しました。内容は初版と変わりありません。) ■発行 あおたな書房 X:@tana_ikk Instagram:@nochara_nolife あおたな書房 (作者BOOTHより) 今回は、きのこ農キャラにピントを合わせてキャラを分類・比較・分析!!!他のシリーズと同様で、スーパーに行くのが楽しみになる1冊。おもしろい。(店主)
農キャラ研究(あおたな書房)
¥600
『農キャラ研究』 あおたな書房 野菜や果物など農林産物のパッケージに印刷されたキャラ=「農キャラ」についての研究本、第一弾です。 A5サイズ/40ページ(オールカラー) 本体600円(税込) ■内容 農キャラ約80体を取り上げながら、一体何者?そこで何をしているの?どうしてここに?という謎に迫ろうとしています。キャラを愛でるというよりも、キャラについて考えてみようという内容です。キャラクター論、パッケージデザイン論、マーケティング論、表象文化論、ジェンダー論にもつながりそうな評論エッセイを目指しました。 ■目次 はじめに 農キャラとの出会い 1. 農キャラとは何か 2. 出自による分類 既存キャラ/JAキャラ/自治体キャラ/企業キャラ ・コラム キミはどこからきたの?/野菜パッケージのひみつ 3. 形状による分類 顔のみ/頭足人/胴体あり/かぶり物人間 ・コラム 独自路線を駆け抜ける農キャラ 4. モチーフによる分類 人間キャラ/動物キャラ/王キャラ ・コラム 野菜がキャラになるとき/らしさをまとう農キャラ 5. 農キャラのメッセージ 食事・利用シーンを連想させる/育て方を伝える/顔で伝える ・コラム キミたちはそこで何をしているの? おわりに 改めて農キャラとは何か ■発行 あおたな書房 X:@tana_ikk instagram:@nochara_nolife (作者BOOTHより) ゆるい表紙に油断するなかれ。かなり気合いの入った農キャラ“研究”です。スーパーに行くのが楽しみになること間違いなし。おもしろい!!!!!(店主)
生活と片想い(久保みのり)
¥1,000
『生活と片想い』 2025年11月23日発行 2026年4月25日第2刷発行 ※写真は初版第1刷で、お届けの品と少し色味が異なります 人生の節目で起こる出来事が「物語」として消費されることがあります。裏切られたら強く立ち上がるべき、傷ついたなら美談に昇華すべき――そんな都合の良い予定調和な物語と現実とのギャップに馴染めない人もいるでしょう。 『生活と片想い』は、勝ち負けもカタルシスもわかりやすい結末も用意しない、ひとりの人生を編集したZINEです。サレ妻、強い女、被害者、加害者……。どのラベルも貼らず「生活者」として、過去と現在をエッセイに、未来を仮説として小説にしました。各章のはざまには、濃縮した思いを写真や詩歌として入れ込んでいます。 予定調和な物語に疲れてしまった人、前向きさを強要する言葉に息苦しさを覚える人にそっと差し出したい1冊です。 無線綴じ 新書サイズ 94p ▷作者プロフィール 作者 久保みのり 書店よむにわ 店主/ライター/絵本制作ディレクター 著書に『ほっこり、不穏 アラサー女のA面B面日記』絵本『ボタンをかけちがえたら』『かがみよかがみ』など。 HP:https://lit.link/kubomisan 表紙デザイン 荒井留花 HP:https://entodesign.studio.site/
久保みのりZINEセット
¥1,800
①『生活と片想い』 2025年11月23日発行 2026年4月25日第2刷発行 ※写真は初版第1刷で、お届けの品と少し色味が異なります 夫の裏切りを人生の中心に据えず、名前のない痛みを語りなおしました。被害者にも加害者にもなりきれなかった私は、ただ回復だけを望み、“サレ妻”を“生活者”としての私の物語に編み込んでいったのです。 高校時代のうわべだけの恋、世界のわかりにくさ、家族のことば、自分の浅はかさへの落胆——加えられた歪みが、未来をそっと変えてきました。 「白か黒か、立ち位置の定まらない痛みも、ことばにしていい」過去や現在をエッセイに、未来を“仮説”として小説に。濃縮された感情は、各章のはざまで詩歌にしました。あなたの「生活と片想い」も、聴かせてくださいね。 無線綴じ 新書サイズ 94p 表紙デザイン 荒井留花 https://entodesign.studio.site/ ②『ほっこり、不穏 アラサー女のA面B面日記』 2025年4月5日発行/初版 2025年12月26日発行/第4刷/新装版 道端の落下物で妄想を膨らませたり、子どもの言い間違いに笑ったり。かと思えば、ぎこちない夫婦関係に心が掻き乱され、深い谷底へ——。 ほっこりも不穏も、子どもの成長も夫の裏切りも、ぜんぶ日常の一部。アラサー女が綴るA面B面日記は、「別れる」でも「我慢」するでもない“夫婦の歩み寄り”を、読書しながら叶える物語でした。会社を辞め、本屋・ライターとして働きながら創作する久保みのりが初めてつくったZINEです。 中綴じ A5サイズ 148 mm × 210 mm 32ページ 表紙デザイン・印刷 羽田お皿 イラストレーター おさるのようなキャラクター・ポンポンを中心にイラストを描いている。 HP:https://osara-haneda.studio.site/ ▷久保みのり・プロフィール 書店よむにわ 店主/ライター/絵本制作ディレクター 著書に絵本『ボタンをかけちがえたら』『かがみよかがみ』など。 HP:https://lit.link/kubomisan
おまけの人生(浜村満果)
¥770
『おまけの人生』 浜村満果 家事で死にかけた主人公が、残りの人生を「おまけの人生」ととらえなおし、貯金全額を使い果たそうとする物語。むっちりとしたキャラクターが可愛く疾走感があり読みやすい1冊だが、死生観・お金との向き合い方など人生の大事なテーマがぎゅぎゅっと詰まっていると感じた。(店主)
サトイモしおり2枚セット(浜村満果)
¥330
『サトイモしおり2枚セット』 浜村満果 アンニュイな表情のキャラクター・サトイモが印象的な栞。きらっとした厚めの紙でできていて、持ち運びでくしゃっとならないところも◎(店主)
スマホもYouTubeもなかった2005年の26歳(田房永子)
¥1,000
『スマホもYouTubeもなかった2005年の26歳』 リトルプレス/田房永子 漫画家、エッセイスト、コラムニストの田房永子さんの自費制作本。 すごく個人的でおもしろい本なのに出回ってなくて仰天しつつ仕入れさせていただきました。 田房先生ファンの方、ぜひ。(店主コメント) ▷著者プロフィール 1978年生まれ、東京都出身。 漫画家、エッセイスト、コラムニスト。 2000年、雑誌「マンガエフ」で漫画家デビュー。第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞。 2012年、母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を刊行し、ベストセラーに。 2016年、「キレる私をやめたい~夫をグーで殴る妻をやめるまで~」を発行。自分自身の加害に向き合った作品として今もロングセラーとなっている。 私生活では2児の母。
まばゆい(本屋lighthouse/僕のマリ)
¥1,650
SOLD OUT
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『まばゆい』 本屋lighthouse/僕のマリ 僕のマリ、待望のエッセイ集。 「苦しくて甘いよろこび 色あせることのない思い出たち」 〈植本一子さん帯文〉 書くことは自分を救うことーーそう言い切る彼女に賛同する。 私たちは似ているところがある。書かずにはいられないのだ。良いことも悪いことも、たとえ大事な人を傷つけても。 自分のために、誰かのために、きっと今日も書いている。 『常識のない喫茶店』(柏書房)にて商業デビュー、発売すぐに重版もかかるなどその実力を見せつけている僕のマリのエッセイ集。『喫茶店』に至るまでの彼女の人生を振り返る1冊でもあり、彼女の「書くこと」に関する〈核〉のようなものも見えてくる内容となりました。読後にはタイトルの『まばゆい』に込められた想いが、自ずと沁み入ってくると思います。『常識のない喫茶店』とあわせて読んでもらえるとうれしいです。 【目次】 まえがき 生活 注意力散漫 愛を飼う きょうだい 緘黙のファンファーレ 青さと音楽 野崎さんのこと ほろ酔い 終わりのない友情 いままでのこと、これからのこと お母さんへ あとがき 奥付・著者プロフィール 写真(カラー) 【著者略歴】 僕のマリ 1992年福岡県生まれ。2018年活動開始。同年、短編集『いかれた慕情』を発表。2021年には柏書房より『常識のない喫茶店』を刊行。犬が好き。 Twitter:@bokunotenshi_ 品子(写真) 1992年生まれのいて座。2016年に写真集「街の灯」を制作。現在、喫茶店で働きながら気ままに写真を撮っています。 【書誌情報】 128p(巻末16pはカラー写真) B6変形 仮フランス装 表紙用紙 クラシックリネン129kg(雪) 見返し タント100kg グレー(B-5) 帯 クロマティコトレーシング(白) 本文用紙 b7バルキー73.0kg 価格:1500円+税 著者:僕のマリ 発行所:本屋lighthouse 刊行日:2021年11月23日 2刷:2023年5月21日 印刷・製本:藤原印刷 (版元サイトより) 僕のマリさんは、エッセイを好きになったきっかけみたいな作家さん。押しつけがましくなく、それでいてどこまでも内側に熱がこもっている。(店主コメント)