良い子でいたら幸せになれるんじゃなかったのかよ(白瀬世奈)
¥1,500
『良い子でいたら幸せになれるんじゃなかったのかよ』 リトルプレス/白瀬世奈 ーーーーーーー 小さい頃から「良い子」でいたら幸せになれると信じてた。 だから「良い子」でいたかった。でも心が壊れた。幸せって何? 私これから、どう生きれば良い? ーーーーーーー 「本当の自分がわからない」「自分のことが好きだと思えない」 「いつも孤独だ」 そんな自分に気がついて、悩んで悩んで。 急に涙が止まらなくなって、30歳で無職になった。 ここ数年で振り返ってきたこれまでの人生のこと、トラウマ、家族関係、新しい出会い、変化した人生観、これからどう生きたいか。 どん底からの人生の振り返りとここからの人生のための宣言エッセイ! B6サイズ/140頁 【目次】 はじめに 三十歳、無職 三兄弟唯一の女の子だけどさ 祖父と一緒に無邪気な私も消えた 家で無理なら学校で 親友って何だろう 「それで飯食っていけんのか」 「本当の自分」が迷子だ サンドバッグと救世主 悪い子になりきれなかった 良い子でいたら幸せになれるんじゃなかったのかよ 無、フル回転、崩壊 私の二十代を黒く塗りつぶす前に 生きづらくなくなりたい 諦めるのではない 良い子を再定義しようよ 血のつながりよりもあたたかい 三十一歳、ただただ思い切って走る 「無職です!」 好きになった 初反抗期といつもと違うチョコレート もう甘えないでください 三十代からは手遅れ? 「隙間」にいる人たちへ 前に後ろに、行ったり来たり、止まったりしながら おわりに (著者サイトより) 真面目にやってるのに生きづらい——そんな人が「ひとりじゃない」と感じられる本。親目線で読むと背筋を正される。【無職/アダルトチルドレン】これらのことばに引っかかる方、ぜひ! (店主コメント)
ふつうに働けないからさ、好きなことして生きています。(百万年書房/平城さやか)
¥1,760
『ふつうに働けないからさ、好きなことして生きています。』 百万年書房/平城さやか 手元には三百円しかなかった。 それでも、今度こそ自分が心底望む生き方がしたかった。 「ふつうに働けない」と弱り果てているあなたが、好きなことで生きていくための100の心得(tips)。 【目次】 はじめに 年表 序章 1 ただ休みたい 2 最高の職場で元気を取り戻す 3 所持金三百円でも 第1章 仕事の話 4 アトリエ風戸のスタート 5 自転車の補助輪を外す 6 行動はとことん休んでから 7 好き嫌いを活かす 8 弱さを細かく見る 9 やりたいことの見つけ方 10 自由業に向く人・向かない人 11 できることではなく、好きなことを 12 やりたいことをひとつに絞らなくていい 13 いびつな形の三色パン 14 好きの精度を上げる練習 15 私のアイデアは枯れない泉 16 パッチワーク思考 17 不満をアイデアで解決する 18 初期衝動 19 実験魂 20 なぞるのは嫌い 21 時代遅れでも 22 イラスト仕事 23 「もったいない」から生まれた作品 24 どんな届き方が嬉しいか 25 自己満足ありき 26 販売してもらえるありがたみ 27 私が本屋を助ける 28 結果なんて存在しない 29 望みと方法を切り離す 30 一度ダメでもあきらめない 31 くやしい? 32 SNSは自分好みのタイプだけ 33 名刺は必要ない 34 本棚の向こうと繋がる 35 人に頼る 36 つまずきの後に新しい物語が始まる 37 「ある」ものに目を向ける 38 波打ち際のワークショップ 39 やってみて気づく 第2章 お金と時間の話 40 稼ぎたい 41 小商いのキャッシュフロー 42 夏が怖い 43 イベント出店料はどこまで? 44 価格設定は自分と相談 45 簿記のすすめ 46 在庫は資産です 47 道具を買うべきか 48 在庫管理をどうするか 49 お金がないからこそ生まれる工夫 50 お金と引き換えにしない 51 不安からくる行動をやめる 52 節約は楽しくない 53 把握すると不安は減る 54 母からのお米 55 五百円のカレンダーとお赤飯 56 お時給マインド卒業 57 手間と時間をかけてこそ 58 息つぎ 59 「世間」より「自分」を知る時間を 60 出来事を点ではなく線で捉える 61 「今」を細かく捉える 62 五分あったら 63 年齢を重ねること 第3章 暮らしの話 64 勇気じゃなくて覚悟 65 理想の一日 66 ルーティン 67 衣食住のバランス 68 コンパクトな暮らし 69 アトリエ活用法 70 一器多用 71 いらない理由 72 離れたところで考える 73 どの街に住むか 74 寝袋生活 75 山の上なら…… 76 歯と同じバランスで食べる 77 土鍋ごはんで元気に 78 「まごわやさしい」お味噌汁 79 結局ぬか漬けが一番 80 不安になる食べ物を控える 81 フィーリング・クッキング 82 医食同源とブレサリアン 83 自分との会話は日常のスーパーから 84 服なんて後まわし 85 肌断食 86 やっぱりきれいでいたい 第4章 心と身体の話 87 悲しみを食べたがっている 88 ひとりになりたい 89 身体という確かなもの 90 いじめのトラウマ 91 恋の話を少し 92 映画のワンシーンと思って 93 命をつなぐ方法 94 死にたいと思った瞬間 95 やきもちの正体 96 いい人をあきらめる 97 言いたいことが言えるか 98 うぐいすの盗作疑惑 99 ワンマンタイプ 100 ただそれだけ 【はじめに】 はじめまして。アトリエ風戸(フト)という屋号で活動しています、平城さやかと申します。本書を手に取ってくださり、ありがとうございます! 私は大好きな創作活動をすることで、なんとか生計を立てています。 二◯二五年現在、アトリエ風戸を立ち上げて九年目。文章とイラストの本/ZINE、イラスト雑貨、ブレンドハーブティーの制作・販売が活動のメインです。 かつては兼業で書店アルバイトをしていた時期もありましたが、現在はアトリエ風戸の活動のみで、都内に住まい兼アトリエの狭いワンルームを借りてひとり暮らしをしています。 私は突然好きなことで生きていけるようになったわけではありません。心身の不調からふつうに働けなくなり、経理事務の派遣OLをやめて、お先真っ暗な状態から時間をかけて、好きなことで生きていく今の方法を作ってきました。 服を買うことも、外食することも滅多にできませんが、私は今の生活に大満足しています。自由に好きなことだけをし、自分らしくいられる毎日は心穏やかでとても幸せです。 大切なのは、自分の「好き」を信じること、自分自身と会話をしてから行動すること。好きなことで生きていくために、特別な能力や資格は必要ありません。 本書では私が実践してきたこと、感じたことをあますところなくお伝えしたいと思っています。 私は心身ともに繊細な、弱い人間でもありますが、夢見ることをあきらめない強い人間でもあります。昔の私と同じように弱っていてふつうに働けない方をはじめとして、本書を読んでくださる方の人生を良い方向に変えたい。 本気でそう思って書きました。 あなたの人生を変えるためにページをめくってみてください。 【著者略歴】 平城 さやか (ひらじょう・さやか) ふつうに働けなくなり、2017年から「アトリエ風戸」として活動をスタート。「心を満たして元気にしてくれるもの」として、ハーブティー、イラスト雑貨、ZINEなどを制作している。2023年に『わたしのすきな ふつうの本屋が閉店』を刊行。好きな食べ物はお米。 発売日 2025年12月10日 価格 1600円+税 判型 四六判 (版元サイトより)
正しさなんてこまりものにっき(とし総子)
¥700
10月の間の一ヶ月間が詰め込まれた日記本。 おひさまゆうびん舎さんからの声掛けで、 日記本フェアに出させてらったきっかけで作った本です。 表紙が好評でした。 中身に関しては、ただただ日記ですが、 今のところここでしか読めない(詩)一篇が入っています。 七百円という他よりぐっとお安い金額も魅力的です。 どうぞ私を身近に感じて下さい。 (著者noteより) 小説、詩、川柳をかかれているとし総子さんの日記。表紙は、ご本人がクレヨンで描かれたそうです。主婦をしながら創作をする、それがどういった日々を送ることなのかを感じられる日記。中身が充実しているのに手に取りやすい価格設定なのもありがたい。(店主コメント)
ねえ、グッド・タイムってどんな形してるか知ってる?(@osenti_keizo_lovinson)
¥1,650
『ねえ、グッド・タイムってどんな形してるか知ってる?』 @osenti_keizo_lovinson センチメンタルな書評集と話題を呼んだ、前著『センチメンタルリーディングダイアリー』(本の雑誌社)から2年を経て、再びインスタでの人気投稿をまとめたエッセイ集。 親友キクチノリオと過ごしたあの夏のこと。 亡くなった両親への想い。 フジロックで手を繋いだ、地元に結婚を約束した彼氏がいたあの娘との出会い。 妻や息子たちとのbe here now。 本作もきっと、読者の皆さんの「あの頃」を喚起するはずです。 文庫サイズ。220ページです。 (著者サイトより)
センチメンタル リーディング ダイアリー(本の雑誌社/@osenti_keizo_lovinson)
¥2,200
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 欠点だらけの自分を小説に重ねて生きている。 本を読むと、本当かどうか判別できないくらい薄れてしまった、あのときのあやふやな積み重ねこそが、紛れもない僕自身なのだということをもう一度思い出させてくれるのである。 Instagramに綴られた書評にかこつけた自分語り「感傷読書日記」。 #読書好きとつながりたい ■四六判変型並製 ■304ページ ISBN 978-4-86011-479-4 【著者プロフィール】 @osenti_keizo_lovinson 1974年、東京都生まれ。大学4年時にロッキングオン社の採用試験で書いた文章を褒められたことを真に受け、大学卒業後に音楽ライターとして活動するものの、まったく食っていけず生活費を稼ぐために近所の書店で働き始める。書店員という職業の面白さに目覚め、約12年間勤務した後に退職。2019年にインスタの読書アカウントを開始。通称「おセンチさん」として書評や映画評にかこつけた自分語りを綴っている。本名は平野敬三。 【目次】 『できそこないの世界でおれたちは』11 『平場の月』12 『ゼラニウム』14 『さみしくなったら名前を呼んで』16 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』18 『水を縫う』22 『東京の異界 渋谷円山町』25 『サキの忘れ物』28 『だまされ屋さん』31 『古道具 中野商店』36 『正欲』41 『おべんとうの時間がきらいだった』44 『AMEBIC』48 『果てしなき輝きの果てに』51 『流浪の月』54 『すべて忘れてしまうから』56 『悲しい話は終わりにしよう』60 『初夜』62 『百年の散歩』64 『悪女について』66 『猫を抱いて象と泳ぐ』71 『アウア・エイジ』75 『震災風俗嬢』78 『星月夜』81 『あとを継ぐひと』85 『自転しながら公転する』89 『最後の命』93 『イン ザ・ミソスープ』96 『ビニール傘』99 『大阪』101 『暗渠の宿』104 『ア・ルース・ボーイ』107 『星を掬う』110 『タクジョ!』113 『夜行秘密』117 『これはただの夏』121 『その姿の消し方』125 『海炭市叙景』128 『光』 132 『終わりまであとどれくらいだろう』136 『真夜中の果物』138 『海鳴り』140 『長いお別れ』143 『あこがれ』144 『きみがつらいのは、まだあきらめていないから』146 『悲しみの秘義』147 『ダーティ・ワーク』149 『たそがれどきに見つけたもの』152 『私たちが好きだったこと』156 『いちばんここに似合う人』159 『母影』163 『ガリンペイロ』167 『アポクリファ』171 『わたしたちに許された特別な時間の終わり』175 『今夜、すべてのバーで』177 『往復書簡 初恋と不倫』180 『逆ソクラテス』183 『息子たちよ』186 『流しのしたの骨』189 『センセイの鞄』191 『眠れない夜は体を脱いで』194 『推し、燃ゆ』197 『持たざる者』200 『愛の顚末』204 『家族最後の日』207 『死にたい夜にかぎって』211 『若者はみな悲しい』215 『小島』219 『愛がなんだ』224 『ガラスの街』228 『悪声』232 『季節風 春』236 『短編集』240 『虐殺器官』242 『永い言い訳』244 『私の男』247 『人でなしの櫻』252 『指の骨』254 『八月の母』258 『死んでいない者』262 『国境の南、太陽の西』266 『捜索者』270 『N/A』273 『クラウドガール』275 『最果てアーケード』280 『夜のピクニック』284 『フルタイムライフ』288 『アレルヤ』292 【あとがき】的なやつ297 【謝辞】302 (版元サイトより)
Θ(シータ)の散歩(百万年書房/富田ララフネ)
¥2,200
『Θ(シータ)の散歩』 百万年書房/富田ララフネ 本!× 赤子! ZINE『小島信夫の話をしたいのだけれど』が話題を呼び、『これは歯的な話』で第七回ことばと新人賞(主催・書肆侃侃房)佳作を獲った富田ララフネ、育児×読書カップリング作で商業デビュー! 大江健三郎、荒川洋治、メルヴィル、カフカ、井戸川射子、加藤典洋、聖書、田中小実昌、武田百合子、村上春樹、ドストエフスキー、小島信夫などを読むことが子育てに与える影響についてーー。 【推薦コメント】 「小説家を目指す」人たちは、小説を書こうと構えるので、萎縮したり、型に嵌ったりして、何のために書きたいと思ったの? と思うんだけど、この人からは書く楽しさや自由が感じられ……濃密な時間の流れに浸っていると、人生で最も貴重な記憶が何年ぶりかでリアルに蘇ってきた。読んでいてほんとに楽しい。 保坂和志(作家) 【著者略歴】 作家。1990年東京都生まれ。京都大学文学部卒。 【本文、一部抜粋】 Θが産まれてからしばらくはQも仕事を休んでいて、その間、Θに関することはすべてふたりで分け持っていたから、私も長い本を読む時間がいくらかあったし、長い文章を書く時間だってあったけれども、Θが三か月になり、Qは仕事に戻って、それからはほとんど一日中、私とΘはふたりきりで、本を読む時間もなくなった。もちろん本なんて読まなくてもいいのだが、本当は読みたい。 Θが昼寝でもしてくれればその合間に本を読めるはずだった。しかしΘは昼間、うちでは一切眠らず、眠る代わりにやがて泣き、散歩に連れ出さない限り、泣き止むことがなかった。Θはいくら泣いてもまだ涙は出ない。私は本を読む時間をなんとか捻出したかった。 それで絵本を読み聞かせる代わりに、大江健三郎『燃えあがる緑の木』の冒頭を読み聞かせた。特に理由もなかったが、Θが産まれて以降、私は大江健三郎ばかり読んでいた。 タイトル Θ(シータ)の散歩 著者 富田ララフネ 装画 大河原愛 デザイン 木庭貴信+岩元萌(OCTAVE) 発行者 北尾 修一 発行所 株式会社百万年書房 ●四六判/並製/1c264p 発売日 2025年11月11日 価格 2000円+税 判型 四六判 (版元サイトより)
断捨離血風録 3年で蔵書2万5千冊を減らす方法(本の雑誌社/日下三蔵)
¥2,420
“魔窟王“と呼ばれた男が一念発起! 40年間貯めに貯めた本を大放出する涙と笑いの蔵書処分ルポ!! 目標は和室を空けること。盛林堂書房の小野氏、古本屋ツアー・イン・ジャパンの小山氏という強力な助っ人を得て、本で埋め尽くされた家の片付けが始まった──。 「本の雑誌」好評連載に加え、「おじさん三人組 日下三蔵邸に行く」、日下三蔵蔵書年表、関係者座談会などを収録。 目次 日下邸間取り図 2 はじめに 5 エピソード0 本編を始める前に 11 0-01【日下三蔵邸・書庫(マンション編)】横須賀市在住・日下三蔵四十歳が本で車を壊したというのは本当か⁉ 12 0-02【日下三蔵邸・自宅編】ミステリ書評家が原稿を執筆する姿勢を問われる時!の巻 18 0-03 おじさん三人組 日下三蔵邸に行く! 25 断捨離血風録 47 01 本に埋もれた家 48 02 借家の冒険 55 03 火の7日間 62 04 和室への遠い道 69 05 本命 76 06 和室を空にするまで 83 07 書庫の奥の奥 90 08 いつも納戸でも 97 09 箪笥 104 10 コミック雑誌なんか…… 111 11 木々対宇陀児の決闘 118 12 長女のひな人形 125 13 冷蔵庫より愛をこめて 132 14 第四の蔵 139 15 寝室には壁がある 146 16 蔵を開く 153 17 蔵の中 160 18 幻影の蔵 167 19 マンガの密林 174 20 台所の方程式 181 21 蔵の中へ 188 22 本音を述べるす、元気を述べるす 195 23 病院の怪事件 202 24 怪談厠鬼 209 25 おすすめ文庫王国 216 26 本棚交換ゲーム 223 27 カラーボックスなんか怖くない 230 28 カラーボックスが多すぎる 237 29 カラーボックスに乾杯 244 30 移動殺人事件 251 31 漂う別宅 258 32 さらば別宅 265 33 狂気山脈 272 34 そして扉が外された 279 35 温泉宿 286 36 果しなき断捨離の果に 293 「断捨離血風録」お疲れ様座談会 2万冊超を片付けて (参加者:日下三蔵、小野純一、小山力也) 300 日下三蔵 蔵書年表 321 あとがき 328 索引 342 ページ数 360 判型 四六判 (版元サイトより)
古本屋ツアー・イン・日下三蔵邸(本の雑誌社/小山力也)
¥1,980
もう魔窟とは言わせない! いざ! 今こそ“魔窟”の呪いを解き、“書庫”へと回帰させるのだ! ゆらゆらと揺れる絶妙なバランスで積み上げられた本タワー、その隙間に出来た古本獣道、本で出来た巨大軍艦・・・右を見ても左を見ても、前を見ても後を見ても、下を見ても上を見ても、本・本・本・本! 盛林堂・イレギュラーズよ、古本の底無し沼・日下三蔵邸を整理せよ! 書評家+古書店主+古本マニアによる蔵書整理プロジェクト10年の記録 ページ数 256 判型 四六判変形 (版元サイトより)
古本屋ツアー・イン・京阪神(本の雑誌社/小山力也)
¥1,980
大好評!!神保町篇、首都圏沿線篇に続く〈古本屋ガイドルポ・シリーズ〉第三弾は、古本の都・ザ・関西! 神保町の古本屋を全店制覇した『古本屋ツアー・イン・神保町』、首都圏各所に散らばる古本屋を沿線ごとにたどった『古本屋ツアー・イン・首都圏沿線』と、厖大な数の古本屋をめぐり続けている「古本屋ツアー・イン・ジャパン」こと小山力也氏による、京阪神古本屋ガイド『古本屋ツアー・イン・京阪神』です。京都、大阪、神戸の「これぞ」という名店から、滋賀、奈良を含め、近年目立つニューウェイブ系や個性派の迷店まで歩き尽くした渾身の一冊。 ほぼ全編書き下ろしの本書は、2015年末から毎月のように関西へ足を運び、一から店を訪ね歩いた汗と涙の結晶により、各店の立地や店内の雰囲気、品揃え、店主の風貌までを徹底レポート。歴戦の古本猛者たちが称賛する独自の観察眼が冴え渡っています。 巻末には、関西古本界の重鎮・古書善行堂の山本善行氏とめぐる大阪古本屋ツアーや取材の悪戦苦闘ぶりを綴った「制作日記」も収録。 ページ数 288 判型 四六判 (版元サイトより)
ファミリ〜ドキュメンタリー漫画(猋社/パン・カンパニー)
¥2,640
『ファミリ〜ドキュメンタリー漫画』 猋社/パン・カンパニー 一糸纏わぬ剥き出しの文章は、鬼気迫る日常を浮かび上がらせ、読み手を圧倒する。芸術家の夫、ふみあき、子、娘、自分、母、ニンゲン……。『ふみあきと 5 年ぶりにセックスした話』、『2023 私が国際女性デーにしていたこと』、『うちにニンゲンがいた話』など全17話、256ページ!日々怒涛のコミックエッセイここに爆誕! 目次 夫の絵の話搬入編 夫の絵の話 搬出編 ふみあきと5年ぶりにセックスした話 アイアムデストロイヤー いそがしふみあき うちにニンゲンがいた話 うんーしか言えない話 東京行った話 クリスマスの話 どんなひと とある夜 たまちゃん4さいもうその感覚あるんだ vol.1 部屋が汚いという感覚 たまちゃん4さいもうその感覚あるんだ vol.2 ちょっとごめんねという感覚 2023 私が国際女性デーにしていたこと 一昨日の話 次々と自白、作業療法としてのふみあき 全ての始まりのメモガストにて ページ数 256 判型 W118mm×H188mm並製・あじろ 装丁 若杉智也 著者プロフィール パン・カンパニー 赤羽さくら。1983年長野県生まれ。美術家の夫と娘の三人暮らし。 (版元サイトより) 子育てや家族のことで頭がいっぱい。周りの女性が必死に生きて、生活して、社会を変えようと頑張っているのに——。そんな気持ちがあったので『2023 私が国際女性デーにしていたこと』を読んで、女性は闘うべき、というのも一つの押し付けなのだなと腑に落ちた。個人的なことを見つめているがゆえに罪悪感を持ってしまう人に読んでほしい(店主コメント)
DRAMATIC(猋社/寺田燿児 著・画)
¥2,640
『DRAMATIC』 猋社/寺田燿児 『DRAMATIC』は、寺田燿児による14 篇の短篇漫画と、ブックギャラリーポポタムでのグループ展で展示されたカラー作品「十八番」や、「独裁者の背中シリーズ」を収録した一冊。反戦漫画『TORA TORA TORA TORA』(東南西北kiken刊)を経て、日常の微細な火花を描いた著者が唱える。“劇的なるものからとおくはなれて。” 目次 収録作品 「⽊⾺」 「御茶ノ⽔駅」 「⼗⼋番」 「落下」 「電⾞」 「通夜」 「巴⾥」 「猫踊」 「⼀揆」 「独裁者の背中」 「進路」 「紙幣」 「花⽕」 「潮騒」 「初恋」 あとがき ページ数 184 判型 W148mm×H197mmPUR製本 装丁 菊地昌隆 著者プロフィール 寺田燿児(著・画) 漫画と音楽。yoji&his ghost bandの名でCD『My Labyrinth』(’14)『ANGRY KID 2116』(’16) を発表。角銅真実のサポートの他、折坂悠太(合奏)メンバーとしてFUJIROCK FES’18などに出演。 ’22 ニ作目となる中編漫画『TORA TORA TORA TORA』を東南西北kikenよりリリースした。IG:@ysfor_men (版元サイトより) “劇的なるものからとおくはなれて”描かれているはずのこちらの漫画にドキドキするのはなぜだろう。この本を開くと(あくまで私の場合は)斎藤和義「約束の十二月」が頭の中を流れる。(店主コメント)
大工日記(素粒社/中村季節)
¥1,980
『大工日記』 素粒社/中村季節 36歳女性、異国で夢破れ、家業である大工の世界に飛びこんだ――ハードモードな“現場”の日々を、体当たりの知性とユーモアで疾走する驚きのデビュー作! 自主制作版『大工日記』(2024年)を大幅改稿。 「なんでもいいから今年は大工をやれ。やろう。そうしよう。いくぞ。そうして始めた私の大工見習いの日々の記録です」(本文より) ブレイディみかこさん推薦! 『私はわたしの精神を殺さない』と著者は書いている。 いけいけ、キリストも大工やった、と拳をにぎりながらこのレアな日記を読み終えた。 書店関係のみなさまからのコメント ZINE版の『大工日記』をなんとなくイベントで手にして読み始め、「はじめに」を読んだところですぐに発注した。 これはとんでもねえ文章だと思った。 頭も心もぐらぐらして、たまに置いていかれそうになりつつも読み進めると、そういえばわたしもそう思ってた、なかったことにしていたけれど、という感情がぼろぼろ出てきた。 図書館で書きものをしているその女の人が大工さんだったら?さっきまで空調服ふくらませて床に敷いた段ボールで寝ていたとしたら? その人が書く「わたしのマキタのインパクト」って……こんなかっこいい言葉がありますか…… 中村さんが書くなら私はずっと読みたい。 とにかくたくさんの人のところに届いて欲しい。あとがきで静かに泣きました。 ――すずめ(神奈川) 倉持美紀奈さん 『大工日記』。読んだ後、なぜこんなにも体が芯からあったまるのかと思った。 キツイ、暑い、遠い、のタワマン工事現場。いつつぶれてもおかしくない、いつ爆発するかもわからない、そんな自分を「書く」ことでなんとかその輪郭をたしかめていこうとする日々。 自他への観察力がこんなにも鋭いのに暖かいのはおそらく「孤独からの表現」しか他人に届かないと著者が心底覚悟しているからにちがいない。 ――本屋UNLEARN(広島) 田中典晶さん 大工日記、拝読しました。面白かったです。 他人の日記は大抵面白くもなんともないもので、例外は『富士日記』と『断腸亭日乗』と『八本脚の蝶』くらいだと思っていたのですが、久しぶりに私の中で強く響いた一冊でした。 行き先も決めずとにかく飛び込むように生きてきたその歩みの果てでご両親と同じ大工という道に立っている。 その事実の意外性。そして何より惹かれたのは、ご自身の見た風景を言葉として立ち上がらせる力です。 心の中で形にならない感情を、丁寧に言語化し自然な文章に変えていく。 その語り口にユーモアと確かな芯が感じられました。 芯のある人が綴る日々は、どんな題材でも不思議と面白くなるものだと、あらためて思わせてくれる一冊でした。 ――株式会社図書館流通センター 松村幹彦さん (版元サイトより)
ストリートフォトブック「空感展」(丹智絵子)
¥1,650
ストリートフォトブック「空感展」 リトルプレス/丹智絵子 犬が出てくる「向こうの犬」は実は珍しい作品。 いつもは、街の中にあるレトロビルや電線、配管など無機物ばかり好んで撮っています。 人工物ばかりの見慣れた景色が、見る角度や切り取り方によって絵画のような世界を見せてくれる瞬間があります。その瞬間に感じるハッとする空気感を伝えられたら。 そんな作品を集めた、ストリートフォトブック「空感展」が完成しました。 サイズ A5判/ページ数 24p/高さ 15㎝×21㎝ ISBN 978-4-86795-114-9 Cコード C0072 (作者サイトより) 生成AIは画像をつくることができます。ですが、風景をつくることはできないと思うんです。なぜなら、人がいた痕跡は、ほんとうの世界にしかないから。「何でもつくれる」そんな時代だからこそ、風景を残した本を大事にしたいです。(店主コメント)
アイムホーム(百万年書房/向坂くじら)
¥2,200
『アイムホーム』 百万年書房/向坂くじら 一冊の窓から強風が入る。 “ただいま”と帰ってきやがった孤独も まっとうに味わう恵みの讃歌。 杉咲花(俳優) 家、部屋、身体、生活--詩人・向坂くじら、最新作品集。 『アイムホーム』製作動画はこちら。 【著者略歴】 詩人。2022年埼玉県桶川市に「国語教室ことぱ舎」を設立し、小学生から高校生までを対象とした国語の指導を行う。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」でアーティストとしても活動。著書に詩集『とても小さな理解のための』(百万年書房)小説『いなくなくならなくならないで』(河出書房新社)エッセイ集『ことぱの観察』(NHK出版)『犬ではないと言われた犬』(百万年書房)、共著に『群れから逸れて生きるための自学自習法』(明石書店)など。1994年名古屋生まれ。慶應義塾大学文学部卒。 【目次】 複製 ●バスタオル よい家 うちにはだれも あじたま ほほえみ わたしのなかの パジャマのうた わき毛 良心Ⅰ 排出 手よ hustéra イブ 半身 正直 おかえり ●土 ただいま 居間に 庭 家族 ドアに 鏡に トイレに あと ひと皿のソネット ●フィルム あーあ 像について 負けて帰ってきた人よ 忘れることについて 家の外のこと 思い出すことについて アイムホーム ●打ち覆い 産褥 窓 彫刻 その棒 カーテン Maundy ベッドで 解体を待つ家に 椅子 ●遠くのこと 歩く はる 膝ふたつ 遠くのこと うちにはだれも 青 発売日 2025年06月30日 価格 2000円+税 判型 四六判 (版元サイトより)
写真絵本「向こうの犬」(丹智絵子)
¥2,200
レトロビルの屋上に暮らす白い犬の生活を定点観測したドキュメンタリーです。夏には日陰で伸びて、冬には日向で丸まる。そして、ずっと何かを待っている。ゆっくりと流れる時間を感じつつ、白い犬たちのかわいいだけではない独特の雰囲気を楽しんでもらえたら嬉しいです。 『とある屋上の白い生活。とそれを撮影するベランダのわたし。対岸に咲いたちいさな出会いの小さな軌跡。』 -------------------------------------- 向こうの犬 サイズ: A5判 ページ数: 62ページ 高さ: 15cm×21cm ISBN: 978-4-86795-061-6 定価: 2,200(税込) -------------------------------------- (作者サイトより) 向いに住んでいる白い犬たちを定点観測——何が起こるのかドキドキ読み進めたら、唐突で切なかった。永遠はないが、それでも出会っていきたい。大人向けの写真絵本。 (店主コメント)
文通 答えのない答え合わせ(古賀及子・スズキナオ)
¥1,870
『文通 答えのない答え合わせ』 シカク出版/古賀及子、スズキナオ 令和エッセイブームを牽引するふたりが「大人の感情」をテーマに交わした往復書簡集。 私家版(ZINE) 1300冊を半年で売り切り、読書家の間で密かな話題となった作品が、倍のボリュームとなって書籍化! 「ナオさんも春は怖いですか? 大人らしさや、そこに付随する感情の抑制や発露について考えていることはありますか?」 「感情的」という言葉は子どもや若者の特徴のように扱われがち。 しかし大人だからこそ振り回されたり、大人になったから知る感情もあります。 切実なのに軽んじられがちな大人の感情を見つめ、それぞれの目線で汲み上げて綴った、ちょっと弱気な対話の記録。 <目次> 春がおそろしくって、もう嫌になってしまいそうなんです 自分が今どれぐらい大きな声を出せるのか試したい 私は青春を見つけるのがすごくうまいんです 青春ばかり追いかけている青春人間だと思います 忘れると簡単に自分から消えてしまう種類の興奮じゃないでしょうか ガンガンのぼって行ってしまいそうになるんです とにかく細かく尊重し肯定するしかないなと思います 時間について考える時間がもっと欲しい なにもかも誰より一番慣れないように生きていました 意図したようにならないということが面白くて仕方ない 芸術がとてつもなく広義であることに最近あらためて癒されています 「贅沢な悩み、上等!」と言いたいんです 一人でいることは、私は結構得意です ギャル的なものを自分の中にいつも持っておけるように 驚くことになんともはや彼らが私の中にいるんですよ どれをどの比率で混ぜるかというミックス具合だけ どうしたってかぶりようがない、本物の無限 弱い音が、弱さゆえに最大の効果を生む 愛し合うことなく人が集まって、毎日会うってすごい 気を遣われることによって、なぜか元気が消えて 私は子どもの頃から、新しい刺激をできるだけ受けたくない気質なんです 好きな作品でも、さっさと終わってそこから解放されたい 今日、ジャムが枯れました 自分の頭の中からはまったく生まれない行き先 新しいことはできるだけ知りたくない、混乱したくないのかもしれないです よれよれになった心が少ししゃんとした いつだって、故郷の緑を祈りたいです 胸を張って言える感じが自分の中にずっとない 傷つきの記憶と取り返しのつかなさについてはっとしたことがあって、聞いて下さい <作者プロフィール> 古賀及子 (コガチカコ) (著) 1979年、東京都生まれ。エッセイスト。ウェブメディアのライター、編集者を経て2024年より現職。著書に『私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている』(晶文社)、『気づいたこと、気づかないままのこと』(シカク出版)、『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)ほか。 スズキナオ (スズキナオ) (著) 1979年、東京都生まれ、大阪在住のライター。WEBコラムサイト「デイリーポータルZ」などで執筆中。著書に『歩いて5分の旅館に泊まる』(太田出版)『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる』(新潮社)『酒ともやしと横になる私』(シカク出版)など。
壁2025(新村葉月)
¥1,760
『壁2025』 ZINE/新村葉月 2025年に撮った壁の写真をまとめたZINEです。 インスタのアカウントで日々アップしているような写真を、未公開のものも含めて収録しています。 これらの写真は作品制作の際に資料として活用していますが、写真集として見ても面白いかなと思い、毎年年末に制作しています。 今年は740枚の中から71枚を厳選して掲載しました!! 今年は「大阪府下468駅くじ引き散歩」というYoutubeを始めたことで、初めて訪れる場所がグンと増えました。 またアートフェアや展示で訪れた神戸や博多、旅行先の高松・丸亀、舞鶴などで出会った壁を収録しています! ZINE「壁2025」 サイズ:A5判/68ページ 紙質:表紙 マットコート220kg、本文 マットコート110kg 付属品:ブック帯、名刺 【ちなみに……】 ①今回より価格やデザインを見直しました。 体裁はこれまでとあまり変わりませんが、これまでの帯っぽいデザインを踏襲しつつ、別印刷で帯をつけてみました。表紙には文字を入れていないので、帯を外して飾ることもできます。 また印刷所を変更して価格を下げました! ②初めて手に取った方にもどういうzineか伝わるように、1ページ目に簡単なコンセプトを載せてみました。 今年も素敵な壁をたくさん取ったので、ぜひ手に取ってください!! (以上、著者サイトより) 最高です!!!!!!!ZINEフェスで出会い、即買いしました。壁からしか得られない栄養が得られます。(壁が大好きな店主コメント)
壁2024(新村葉月)
¥2,500
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『壁2024』 ZINE/新村葉月 私の制作活動の根幹をなす「街の観察」から、2024年に撮った壁の写真だけを集めたZINEです。 インスタのアカウントで日々アップしているような写真を、未公開のものも含めて収録しています。 これらの写真は作品制作の際に資料として活用していますが、写真集として見ても面白いかなと思い、毎年年末に制作しています。 2024年はアートフェアで訪れた韓国の壁や、イベント等で街歩きをした岸和田市や此花区の写真も収録。 ぜひご覧になってください! ZINE「壁2024」 サイズ:A5判、72ページ 付属品:インデックスシート(A5)、名刺 (以上、著者サイトより)
<中古>廃墟ディスカバリー(アスペクト/小林哲朗)
¥900
『廃墟ディスカバリー』 アスペクト/小林哲朗 中古-多少傷・折れあり(写真参照) ※中古品にご理解のある方のみご購入をお願いいたします
そこそこでいいんだよ 「酒のほそ道」の名言(ラズウェル細木 漫画、パリッコ 選・文、スズキナオ 選・文)
¥1,980
『そこそこでいいんだよ「酒のほそ道」の名言』 (太田出版/ラズウェル細木 漫画、パリッコ 選・文、スズキナオ 選・文) そりゃあ人生、幸せだ 累計発行部数800万部、連載30年の長寿グルメ漫画『酒のほそ道』1巻~最新58巻(絶賛発売中)から選び抜いた人生をシアワセにする116の言葉。 「名言」は酒と酒場からの賜物。「酒の穴」のおふたりの解説も素晴らしく「名言」ひと言で3合は飲める!――ラズウェル細木 今週も頑張ったすべての飲兵衛たちへ。 「酒ってのはマイナスなもんをプラスに変える力があるってことだよ」「酒場には上も下もなくてみんな平等なの」「今夜こそぜったいフトンで寝るからなーっ!!」「かずす自由もあればはずさない自由もあるということだ」「こちとらこの瞬間のために命かけてんだっ」「飲みたいものを飲み食べたいものを食べるそれが人生だよ」「今年もいい酒飲めますよーに」 ページ数 260 判型 四六判並 (版元サイトより)
ひらめちゃん(百万年書房/ひらいめぐみ)
¥1,980
『ひらめちゃん』 百万年書房/ひらいめぐみ 暮らしレーベル第8弾。 大丈夫ではない。大丈夫ではないけれど、生きている。 『転職ばっかりうまくなる』著者が綴る、笑えて泣ける子ども時代(平成)の日々。 真冬につめたい便座に座るときほど緊張する瞬間はない。注射を刺されるときのように身を縮ませ、くるぞくるぞと思いながら慎重にしゃがむ。おしりに張り巡らされた神経たちが、警戒のアラームを全身へ伝達。警戒態勢。しかし、どのくらい冷たいかは、座ってみないとわからない。いよいよおしりの半円の表面が便座にくっつく。 あ〜〜〜〜! 【目次】 トイレマップ ①カスミで海外旅行 伊藤と国語 ②現代文の裏ワザ 気に食わないカタカナ ③いたずら電話 憧れの ④体育着の裏 エンドレス牛乳 ⑤病院の待合室 「幼なじみ」を想う ⑥ラスカルのお皿 こわくてたまらなかったこと ⑦町村合併未遂 セルフ金髪 ⑧家庭訪問の日 すぐちゃんの髪の毛とホームステイ ⑨踊る餅 誕生日の電話 ⑩花よりレモンティー ひらめちゃん ⑪真夜中の西武 無敵の先生 ⑫冬の風物詩 「なんで泣いてんの?」 ⑬成人式とさとみちゃん 先生たちの裏ワザ ⑭憧れの 水を運ぶ ⑮土浦市の花火大会 アヴリル・ラヴィーンは悪くない ⑯プレミアム感 サボりの師匠 ⑰そんなの習ってない 友だちの堀内くん ⑱購買のチョコチップメロンパン 隣のクラスのジャイアン ⑲先生のサボり場 嘘が見破れない ⑳舌切り娘 絵の思い出 ㉑おじいちゃんとヤクルト 知らない感情 ㉒ちづこおばあちゃんとのこと ここにある ㉓輸血の恩返し のぞむくん ㉔靴下の迷子センター 湖、大仏、蓮畑 【著者略歴】 ひらいめぐみ 1992年生まれ、茨城県阿見町出身。7歳の頃からたまご(の上についている賞味期限の)シールを集めている。2023年12月に『転職ばっかりうまくなる』(百万年書房)を刊行。 発売日 2025年05月16日 価格 1800円+税 判型 四六変 (版元サイトより)
中村季節さん新刊セット
¥2,000
『ベトナム 1/汗』 『ベトナム 2/雪』 2冊セット 2025年11月30日 発行 著者:中村季節 【ベトナム1/汗】 そこらのチワワよりビビリでペーパードライバーの〝私〟がベトナム大群バイクの一味に加わるまでの旅の記録。上下巻の上。 はじめに ベトナムに行ったことはなかった。しかし私は、どこかにいかねばならなかった。コロナ渦のどたばたによって一度は永住を決意したイギリスからの帰国を余儀なくされた私は、ちょっとのつなぎのつもりで始めた東京アルバイト生活にあぐらをかいてもう数年が経過、気づいたら30代も半ばを過ぎていた。実家の2階で石油ストーブをたいて種類のわからない長い犬とともに転がりながら雪見だいふくを半分こにしておもちふわふわだねなどとつぶやいていたそのとき、あれ、あんたの人生いま大丈夫そ? という根源的な問いがいにしえのギャルの形をとって私の眼前に姿をあらわした、あなたいったい誰ですか?! 20年前のお前の魂だよ、ってかマジでなにしてんの? その服終わりきってるよ? 穴の空いた明太子色のスウェットをきた私は突然の黒ギャル及び人生の選択の訪れに恐れおののき、それから数ヶ月をただ怯えて過ごした。そしてある冬、バイト先の床の溝に挟まっているこぼれたココアの固まったやつを竹串でほじくりまわしていたら、ああ、ここまでか、と思った。私はよくやった。もう十分に逃げた。そろそろ、次のチャプターへ進むべきだ。 その日の夜、建設現場から帰ってきた父母の木屑まみれの作業着をたっぷりの洗剤とともに洗濯機に放り込んでから、居間で糖質70%オフビールを傾ける父に「私も、大工をやるよ」跡を継ぐ、と告げた。腹をくくった。朝5時起き週6日現場生活の幕開けだ、そうか、それなら明日からでもいいぞとうれしそうに父がいう――あ、ちょっとちょっと待って待って。タイムタイムタイム。「うん、やる、やるんだけどね、バイトやめてからちょっとだけ旅にでるから、そのあとスタートで」「え、どこに?」「べ」ベトナム。と私は答えた。そうなの? と我が魂の黒ギャルが驚いていた。まっとうな人生の訪れを目の前にした私の最後の悪あがきだった。 実際問題貯金などほぼないに等しい状態の私に、まとまった長旅が可能なのは東南アジアのどこかしかない、そうか、確かに、ベトナムか。いいんじゃないか。なんだっけ。バンミー? とかあるんだっけな。よく知らんけど、とりあえずスカイスキャナー開いて一番安い航空券、ホーチミン行き片道24000円、これで決まりだ。とりあえずいってから後先考えればよろしいな、まずとにかくいってみるべし。そうしてはじまった、私の15日間のベトナム旅の記録です。 【ベトナム2/雪】 そこらのチワワよりビビリでペーパードライバーの〝私〟がベトナム大群バイクの一味に加わるまでの旅の記録。上下巻の下。 一月三十一日(水) 帰り道はすこし薄暗くて、ライトをつけて走る。どんどん暗くなる。いきなり夜道の運転かよ、と私は手に汗をじっとりかいていた。山間部を走っているうちに山の緑がどんどん紺色にかわっていく。光が、前を走るルーベンバイクの後部座席のジュリアの後ろ姿が見える。たまに対向車のライトがみえると、身体がキュッと縮こまった。私が運転を怖がるようになったのは、20歳ちょっとのとき免許をとったばかりの元彼の車で、事故にあってからだろうか。兵庫県の山道を走っていて、前からやってきた大きなトラックにびびった元カレが歩道の縁石に派手に乗り上げて、タイヤがだめになってしまったのだった。助手席の私は、衝撃をもろに受けてしばらく喋れなかった。車からどうやって降りたのだろうか。元カレは完全に意気消沈して使い物にならなかったので、私がレンタカー会社と、JAFに連絡をして、それから近くのガストで飯を食いながらJAFを待ち、手配された代車で京都まで戻る道すがら男を励まし続けた。私はこの男の、パスタをひきずるようにすする音が嫌で別れたと思っていたが、理由はそれじゃなくて、こういうところだったような気がする。金のないそいつの代わりに車体の修繕費5万くらいを払って、ほどなくして別れた。 私はその時、テキパキと動いてはいたのだが、本当は怖くて仕方がなかったのだと思う。泣きたかった。怖いよう、ぶつかって死んじゃうかと思ったよう、と取り乱して涙をぽろぽろ流すのを男になぐさめてもらいたかったし、関係各所への連絡だってお前がやれよと思っていた。いやお姫様かよ。私の精神の奥深くにはお姫様が住んでおり、表面には肝っ玉母ちゃんがいる。その間くらいがちょうどいいのだがなかなかそうもいかない。ホセは、私のお姫様をまた刺激してくれる。左折のたびにとまどう私のバイクに寄り添って対向車を手で制してまで私が安全に曲がれるようにサポートしてくれるのまじで騎士(ナイト)じゃねと思った。ハオランは王子でホセはナイトだな。このふたりで少女漫画一本かける。昔、漠然と自分は中国人かスペイン人と結婚するのでないか、と思っていた。なぜなのかわからないが、そう思っていた。今でも根拠が見つからないが、私のお姫様の相手をしてくれるのは奇遇にも中国人とスペイン人だった。
愛の練習(中村季節)
¥1,000
『愛の練習』 2025年4月6日 発行 著者:中村季節 <著者HPより、概要> まともな恋愛経験をもたぬ私がはじめてちゃんと人と〝付き合う〟ということをしはじめた数カ月の記録。 ------- 九月二日(火) 立川の小学校現場朝5時起き。後部座席でまるまって朝の渋滞の音を聞いている。丑三つ時に「きのうはたのしかた、ありがとう」とみずなすからメッセージが届いていたのをなんどもなんども読み返して適切な返信を考えている。昨日は終電のバスでかえるみずなすを送ってから帰りの電車でずっと腹がクルクルと鳩のような音をたてており、なんかの小説で身体が植物に巣食われる乙女の話があったな、私の場合は鳩だったのか。鳩ならたのしくていいな。布団の中でもデートのあとってどっちから先にメッセージを送るべきなんだっけ? 検索のちヤフー知恵袋のとんちんかんな回答を読みふけったりわけのわからん恋愛コラムを読んだり、今日知ったばかりの誕生日と年齢から西暦を計算してこれであってるんか? と思いながら相性占いをしたり目を閉じたり忙しくしていて全然眠った気がしなかった。そうか昨日私たちは結局、十時間も一緒にいたのだ。わたしは初めてだれかとマッチングアプリで出会い、デートというものをしたのだという感慨で胸がひたされている。しかし、これが恋なのだろうか、恋って一体なんだったっけ? どんな感じだったっけ。現場に着いても一体なんの作業をしたのか覚えていない。弁当に確か何かのあんかけ状のものが入っていた。心と身体が完全に乖離している。 [サイズ] A6文庫サイズ 105 mm × 148 mm 118ページ ▷作者プロフィール 著者・発行者 中村季節 大工見習い / 日記 / DJ / Music Video Director / Onigiri maker Instagram:@nakamurakisetsu
速く、ぐりこ!もっと速く!(百万年書房/早乙女ぐりこ)
¥1,980
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『速く、ぐりこ!もっと速く!』 百万年書房/早乙女ぐりこ 暮らしレーベル第6弾。 自己中心的な性格で、誰かのためにがんばることができなかった私も、書き続けたらこの世に何かを残すことができるだろうか。 ひとりじゃできないこと。それはセックスなんかじゃなくて、もっともっと私の存在の根幹にかかわること。 血迷ってマッチングアプリを始めた。よりによって、遊び目的の人間ばかりが集まっていると言われる一番チャラいやつ。自己紹介欄に何を書こうかなと考える。出会いを求めている男女が集う場でも、自分が、自立していてひとりでも幸せに生きていける女であるかのように取り繕った文章しか書けないのが笑える。自立していてひとりでも幸せに生きていける女が、なんでマッチングアプリなんか始めてるんだよ。(本文より) 【目次】 持続可能な生活と執筆 てこでも動かない 禁欲と強欲 欠陥品のまま 私が悲しいのは Everything ok for you 恋の遺影(Re Edit) 名前をつけてくれ ハローグッバイ 「普通」のおにぎり いなくならないで 人生、全部 あとがき 【著者略歴】 早乙女ぐりこ(さおとめ・ぐりこ) 日記とエッセイを書く人。一九八七年、東京都生まれ。『東京一人酒日記』などの自主製作本を発行しており、本書が商業出版デビュー作となる。 発売日 2024年04月05日 価格 1800円+税 判型 四六変 (版元サイトより)