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新・仕事のお守り(ミシマ社)
¥1,980
『新・仕事のお守り』 ミシマ社 <以下、版元サイトより> ◎商売繁盛 ◎身体健全 ◎災厄消除 ◎不安一掃 ◎仕事上達 「一冊入魂」を掲げるミシマ社が、文字通り「入魂」してできた一冊。 就活生からベテランまで、すべての人へ。 不安な時、元気じゃない時、壁に当たった時、災害や戦争の続く世界で…… 「長期戦」を生きるヒントから、目の前の仕事を支える一言まで。 ロングセラー『仕事のお守り』(2013年4月刊)を大幅改編、新たな仕事のお守りが誕生! 「私たちは、『ちいさな総合出版社』として、人文、文芸、実用、絵本など、さまざまなジャンルの書籍を手がけます。そうした活動のなか、『ビジネス書』というジャンルを超えて、仕事に役立つすばらしい言葉に出会うことが多々あります。そのような言葉や、古今東西の名著から数々の金言を収録しました。」――はじめにより 尾崎世界観 書き下ろし小説収録 装画・挿画 nakaban <本書の「お守り言葉」> ・「自分」は仕事のなかで、あとから浮かびあがってくる ・成熟は葛藤を通じて果たされる ・短期的評価は気にしない! ・商売には好況、不況はない ・仕事は地球環境のお膳立てから ・楽しさだけは捨ててはいけない ・正解はないけど、理に適ったやり方はある ・無限の成長は自滅である ・ぼんやりしないことのほうがもったいない ……など、42の言葉を収録! 目次 第一章 不安一掃――あなたは大丈夫 第二章 身体健全――とにかく元気 第三章 商売繁盛――儲けることと信頼と 第四章 災厄消除――地球環境が変わるなかで 第五章 上達極意――「見えない力」を生かす 第六章 文学一番――生きた言葉を身体に収める 第七章 平和祈願――戦争のない世界で働くために 著者情報 編: ミシマ社(ミシマシャ) 2006年10月創業。「ちいさな総合出版社」を標榜し、ジャンルを問わず一冊入魂の本を刊行している。現在は、東京・自由が丘と京都市の2 拠点で活動。2015年に雑誌「ちゃぶ台」を創刊し、「生活者のための総合雑誌」として、現在は年に1度発刊。2019年には新レーベル「ちいさいミシマ社」を始動。「直取引」という営業スタイルで本を全国の書店に卸し、読者の方々とまっすぐつながることをめざしている。
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中学生から知りたいパレスチナのこと(ミシマ社/岡真理、小山哲、藤原辰史)
¥1,980
『中学生から知りたいパレスチナのこと』 岡真理 (著) 小山哲 (著) 藤原辰史 (著) <以下、版元サイトより> この本から、始まる 新しい世界史=「生きるための世界史」 あらゆる人が戦争と自分を結びつけ、歴史に出会い直すために。 アラブ、ポーランド、ドイツを専門とする三人の対話から はじめて浮かび上がる「パレスチナ問題」。 世界史は書き直されなければならない。 *** 岡「今、必要としているのは、近代500年の歴史を通して形成された『歴史の地脈』によって、この現代世界を理解するための『グローバル・ヒストリー』です」 小山「西洋史研究者の自分はなぜ、ヨーロッパの問題であるパレスチナの問題を、研究領域の外にあるかのように感じてしまっていたのか」 藤原「力を振るってきた側ではなく、力を振るわれてきた側の目線から書かれた世界史が存在しなかったことが、強国の横暴を拡大させたひとつの要因であるならば、現状に対する人文学者の責任もとても重いのです」 *** 地図作成:マップデザイン研究室 目次 はじめに(岡真理) Ⅰ 私たちの問題としてのパレスチナ問題 岡真理「ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代五百年の植民地主義」 「ユダヤ人のパレスチナ追放による離散」は史実にない/ジェノサイドが終わるだけでは不十分/ハマスの攻撃は脱植民地化を求める抵抗/イスラエル政府の発表をうのみにしてはいけない/ジェノサイドはいかなるシステムによって可能になったのか/人文学=ヒューマニティーズから考える/ガザを見たとき、日本は自国の植民地主義を想起できているか/壁一枚を隔て、安楽な生活を享受する者/「人種」はヨーロッパ植民地主義が「発明」したもの/シオニズム運動――反セム主義に対する反応/国家維持のためにホロコーストの記憶を利用する/近代学問に内包されるレイシズム 藤原辰史「ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題はなぜ軽視されてきたか」 ナチズム研究者はナチズムと向き合いきれていない/ドイツとイスラエルをつなぐ「賠償」 /ふたつの歴史家論争/誰のための「記憶文化」か/ドイツは過去を克服した優等生なのか?/「アウシュヴィッツは唯一無二の悪だ」/奴隷制は終わっていない/経済の問題、労働の問題としてのナチズム Ⅱ 小さなひとりの歴史から考える 小山哲「ある書店店主の話――ウクライナとパレスチナの歴史をつなぐもの」 ふたつの戦争のつながり/長い尺度で問題を捉える/ポーランド書店 E. ノイシュタイン/ウクライナ-ポーランド-イスラエルを結ぶ生涯/イスラエルをリードした東ヨーロッパ出身者/「国家なき民族」の国歌/シオニズム運動はドレフュス事件より前にはじまっていた/民族運動の母体となった地域/移住して国家を建設するという発想/日本も「外部」ではない/「敵は制度、味方はすべての人間」 藤原辰史「食と農を通じた暴力――ドイツ、ロシア、そしてイスラエルを事例に」 私たちの食卓の延長にある暴力/投機マネーがもたらす飢餓/プーチンの農業政策は外交の武器/ウクライナの穀物を狙う米中/国際穀物都市オデーサ/飢餓計画を主導したヘルベルト・バッケ/ホロコーストの影に隠れる「入植と飢餓」/飢えてはならない人と、飢えてもいい人/イスラエルの食と水を通じた暴力/飢餓とは「低関心」による暴力 Ⅲ 鼎談 『本当の意味での世界史』を学ぶために 今の世界史は地域史の寄せ集め/「西」とはなんなのか?/ナチズムは近代西洋的価値観の結晶/「食を通じたイスラエルの暴力」に目が向かなかった反省/私たちの生活が奴隷制に支えられている/日本史、西洋史、東洋史という区分は帝国時代のもの/西洋史でパレスチナ研究をしたっていいはずなのに/ポーランドのマダガスカル計画/民族の悲哀を背負ったポーランドは、大国主義でもあった/イスラエル問題ではなく「パレスチナ問題」/イスラエルの暴力の起源は東欧に?/今のイスラエルのやり方は異常/押してはいけないボタン/核の時代の世界史/「反ユダヤ主義」という訳の誤り おわりに(小山哲) 本書成立の経緯(藤原辰史) ページ数 224 判型 四六判並製 装丁 寄藤文平+垣内晴(文平銀座) 著者プロフィール 岡真理 (著) 1960年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題。主な著書に『ガザとは何か』『記憶/物語』『彼女の「正しい」名前とは何か』『棗椰子の木陰で』『アラブ、祈りとしての文学』『ガザに地下鉄が走る日』。 小山哲(著) 1961年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。専門は西洋史、特にポーランド史。主な著書・共編著に『中学生から知りたいウクライナのこと』『大学で学ぶ西洋史[近現代]』『人文学への接近法』。 藤原辰史(著) 1976年生まれ。京都大学人文科学研究所教授。専門は現代史、特に食と農の歴史。主な著書に『中学生から知りたいウクライナのこと』『縁食論』『カブラの冬』『ナチスのキッチン』『分解の哲学』。
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中学生から知りたいウクライナのこと(ミシマ社/小山哲、藤原辰史)
¥1,760
『中学生から知りたいウクライナのこと』 小山哲 (著) 藤原辰史 (著) <以下、版元サイトより> 生きることの歴史、生きのびるための道。 黒土地帯、第二次ポーランド分割、コサック…地理や世界史の教科書にも載っているこうした言葉に血を通わせる。 「ウクライナを知る」第一歩はここからはじまる。 二人の歴史学者が意を決しておこなった講義・対談を完全再現。緊急発刊! MSLive! BOOKSシリーズ 「小国を見過ごすことのない」歴史の学び方を、今こそ! ・ロシアが絶対に許されない理由…? ・西側諸国、日本が犯してきた罪…? ・「プーチンが悪い」という個人還元主義では、負の連鎖は止まらない…? 【イベント参加者の声】 ・歴史を知ることで、ニュースの解像度が上がり、そこに暮らす人びとの顔が見えてくるような感覚をおぼえました。 ・軍事評論家や国際政治学者の解説ではなく、こういう話が聞きたかったです。 ・「国」と「人」をいっしょくたにせず、どのように平和を築いていくのか。自分の姿勢を問い直す貴重な機会でした。 【MSLive! BOOKSとは?】 ミシマ社が2020年5月にスタートしたオンラインイベント、「MSLive!」。 「MSLive! BOOKS」は、オンラインイベントのライブ感をそのまま詰め込んだ書籍シリーズです。イベントに参加くださった方々から、イベントの内容を活字化したものを販売してほしいというリクエストをたくさんいただき、実現することになりました。 目次 はじめに Ⅰ ウクライナの人びとに連帯する声明(自由と平和のための京大有志の会) Ⅱ ウクライナ侵攻について(藤原辰史) Ⅲ 講義 歴史学者と学ぶウクライナのこと 地域としてのウクライナの歴史(小山哲) 小国を見過ごすことのない歴史の学び方(藤原辰史) Ⅳ 対談 歴史学者と学ぶウクライナのこと(小山哲・藤原辰史) Ⅴ 中学生から知りたいウクライナのこと 今こそ構造的暴力を考える(藤原辰史) ウクライナの歴史をもっと知るための読書案内(小山哲) おわりに ページ数 208 判型 四六判並製 装丁 寄藤文平・古屋郁美(文平銀座) 著者プロフィール 小山哲(著) 1961年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。専門は西洋史、特にポーランド史。共編著に『大学で学ぶ西洋史 [近現代]』、『人文学への接近法――西洋史を学ぶ』など。 藤原辰史(著) 1976年生まれ。京都大学人文科学研究所教授。専門は現代史、特に食と農の歴史。著書に『縁食論』(ミシマ社)、『トラクターの世界史』『カブラの冬』『ナチスのキッチン』(河合隼雄学芸賞)、『給食の歴史』(辻静雄食文化賞)、『分解の哲学』(サントリー学芸賞)など。
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【サイン本】グッバイ・ハロー・ワールド(rn press/北村みなみ)
¥1,980
『グッバイ・ハロー・ワールド』 北村みなみ rn press <Minami Kitamura,"Goodbye hello world" official storeより> 「WIRED日本版」で連載された、実現可能な技術から想起された7作のSF漫画。AR、VR、MR、人工知能、デジタル・ウェルビーイング、アントロポセンなど、作中キーワードを知るための識者によるコラムも収録。本書のための新作漫画を2作品(40ページ)描き下ろし。 気鋭・北村みなみのデビュー作。 ◯著者プロフィール 北村みなみ 静岡県戸田村にて海と山に囲まれ育つ。現在はフリーのアニメーション作家・イラストレーターとして活動中。 発行:rn press 装丁:山田和寛+佐々木英子(nipponia) 仕様:B5変型判 縦227mm 横191mm 176ページ 発売日:2021年6月18日
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【サイン本・しおり付】わたくしがYES(松橋裕一郎(少年アヤ))
¥2,200
『わたくしがYES』 松橋裕一郎(まつはし・ゆういちろう)(少年アヤ) rn press <rn press公式ショップ「RIGHT NOW BOOKSTAND」より> 胸に手を当てる。 ほのおがちいさく、 だけどたしかに燃えている。 わたしは最高。 だから あなたも最高。 (本文より) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ちいさいけどおおきくて おおきいけどちいさい、 わたしたちの「いのち」について。 エッセイスト・少年アヤが本名の「松橋裕一郎」としての初めての書き下ろしたエッセイ集。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 祖父が亡くなるまでの1ヶ月。 家族と、恋人、そして戦争と、いのちに向き合った「存在」の記録。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◯著者プロフィール 少年アヤ: 松橋裕一郎(まつはし・ゆういちろう) 1989年生まれ。エッセイスト。著書に『尼のような子』(祥伝社)、『焦心日記』(河出書房新社)、『果てしのない世界め』(平凡社)、『ぼくは本当にいるのさ』(河出書房新社)、『なまものを生きる』(双葉社)、『ぼくの宝ばこ』(講談社)、『ぼくをくるむ人生から、にげないでみた1年の記録』(双葉社)、『うまのこと』(光村図書)。高校生のころに「少年アヤ」と名乗りはじめる。エッセイストととして10年間活動し、本書が初めての本名名義の書籍となる。 [注意事項] 『わたくしがYES』は表紙に再生紙を使用しています。そのため紙の繊維が表面に出やすく、さらに「三方塗り」という小口を赤く染める加工を手塗りで施しているため、滲みが発生しやすく、色ムラも出やすくなっています。 ぜひ用紙や加工の風合いを楽しんでもらえますと幸いです。 発行:rn press 仕様:B6判 横128mm 縦182mm 344ページ 発売日: 2024年9月23日
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【シール付】私が私らしく死ぬために 自分のお葬式ハンドブック(rn press)
¥1,430
『私が私らしく死ぬために 自分のお葬式ハンドブック』 野口理恵 rn press編 rn press <rn press公式ショップ「RIGHT NOW BOOKSTAND」より> 最新の遺体処理から安楽死まで。 あなたは、いつ、どこで死ぬでしょう。 よりよく生きるために知っておきたい 「死ぬ」ということ。 一章 死ぬ直前のこと 二章 死んだあと、すぐのこと 三章 私らしく死んでいった人たち 四章 明日も前向きに生きるために 死ぬときの呼吸のこと、食事のこと。宗教のこと、費用のこと、お墓のこと。うんざりするような「決まりごと」と、これからの私たちのこと。たくさんの事例を紹介しながら綴るルポルタージュ。 ◯著者プロフィール 野口理恵 編集、文筆業。1981年埼玉県生まれ。文芸誌「USO」編集長。『鬱の本』(点滅社)などにエッセイを寄稿。著作は『生きる力が湧いてくる』(百万年書房)。終活ライフケアプランナーの資格をもつ。 発行:rn press 仕様:新書 横105mm 縦178mm 96ページ 発売日: 2024年5月15日/初版 2025年4月18日/第4刷
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鬱の本(点滅社/著者多数)
¥1,980
『鬱の本』 著者多数 <版元サイトより> 本が読めないときに。 鬱のときに読んだ本。憂鬱になると思い出す本。まるで鬱のような本。 84名の方による、「鬱」と「本」をめぐるエッセイ集。 夏葉社さまの『冬の本』にインスパイアされ製作しました。 まえがき この本は、「毎日を憂鬱に生きている人に寄り添いたい」という気持ちからつくりました。どこからめくってもよくて、一編が1000文字程度、さらにテーマが「鬱」ならば、読んでいる数分の間だけでも、ほんのちょっと心が落ち着く本になるのではいかと思いました。 病気のうつに限らず、日常にある憂鬱、思春期の頃の鬱屈など、様々な「鬱」のかたちを84名の方に取り上げてもらっています。 「鬱」と「本」をくっつけたのは、本の力を信じているからです。1冊の本として『鬱の本』を楽しんでいただくとともに、無数にある「鬱の本」を知るきっかけになれば、生きることが少し楽になるかもしれないという思いがあります。 この本が、あなたにとっての小さなお守りになれば、こんなにうれしいことはありません。あなたの生活がうまくいきますように。 目次 「鬱」ベースの社会に (青木真兵) 怪談という窓 (青木海青子) 犬に限らず (安達茉莉子) にぐるまひいて (荒木健太) 世界の色 (飯島誠) 形を持った灯りを撫でる (池田彩乃) 棚からぼたもち落ちてこい (石井あらた) ブランコ (市村柚芽) 憂鬱と幸福 (海猫沢めろん) 世界の最悪さを確認する喜び (大谷崇) 人と共感できず、なにしろもがいていた頃の話 (大塚久生) 椎名誠『僕は眠れない』 (大槻ケンヂ) 高校時代 (大橋裕之) ウツのときでも読める本 (大原扁理) 低迷期の友 (荻原魚雷) 多摩川で石を拾おうとした (落合加依子) ポジティブ。 (柿木将平) 布団からの便り (梶本時代) 『金髪の草原』の「記憶年表」 (頭木弘樹) やらない勇気 (勝山実) 天窓から光 (上篠翔) 生れてくるという鬱 (切通理作) 「できない」自分との付き合い方 (こだま) 深い深い水たまり (小見山転子) 我輩はゴムである (ゴム製のユウヤ) 鬱の本 (佐々木健太郎) 弱々しい朝 (笹田峻彰) 不良作家とAI (佐藤友哉) ある日、中途半端に終わる (左藤玲朗) 本は指差し確認 (篠田里香) ゆううつと私 (柴野琳々子) 中学生日記 (島田潤一郎) 俺は鬱病じゃない (下川リヲ) あの娘は雨女 (菅原海春) 旅 (杉作J太郎) 十九歳と四十七歳の地図 (鈴木太一) 悪意の手記を携えて (第二灯台守) 願い (髙橋麻也) 君も蝶 (髙橋涼馬) 静止した時間の中で (高村友也) Life Goes On (瀧波ユカリ) 鬱時の私の読書 (滝本竜彦) ちいさな救い (タダジュン) いのちの気配 (谷川俊太郎) 喘息と明るい窓 (丹治史彦) 毎日があるまでは (輝輔) とかげ (展翅零) 沈黙のオジオン (トナカイ) 大学をやめたい (鳥羽和久) 西村賢太という比類なき衝撃 (友川カズキ) 空の大きさと愛の切符 (友部正人) たたかれて たたかれて 鍛えられる本と人 (豊田道倫) 神経の尖った人の見る世界 (鳥さんの瞼) かけ算とわり算 (永井祐) 明日できることは明日やる (中山亜弓) 2023年4月 (七野ワビせん) 曖昧なものの博物館 (西崎憲) 戦友 (野口理恵) きこえる声で話してくれた (初谷むい) 言葉の声が案内してくれる (東直子) ゲーテをインストールする。 (Pippo) 脱法ドラッグ米粉 (姫乃たま) 何度もめくる、自分はここにいる (緋山重) 深夜のツタヤ (平野拓也) このバカ助が (pha) NHKにさよなら! (ふぉにまる) 鬱、憂鬱、10代、と言われ放出したレテパシー (古宮大志) 鬱は小説の始まり (増田みず子) ため息を深く深く深く深く……ついてそのまま永眠したい (枡野浩一) 人間の鬱 (町田康) 憂鬱な銀河 (マツ) それがかえって (松下育男) 夕に光 (miku maeda) あなたが起きるまで (みささぎ) ダメになって救われる――町田康のこと (水落利亜) うつのサーフィン (水野しず) 本が読めた日 (無) 蜘蛛と解放区 (森千咲) 俯きながら生きている (森野花菜) 喋らないヒロイン (山崎ナオコーラ) 悲観論者のライフハック (山﨑裕史) たぶん、不真面目なんだと思う (山下賢二) ぼくの精神薬 (屋良朝哉) なにかに抱かれて眠る日がある (湯島はじめ) ページ数 196 判型 B6変型判 装丁 平野拓也 装丁者プロフィール 平野拓也 1987年茨城県生まれ。京都市在住。ディレクター、グラフィックデザイナー。「平野拓也デザイン事務所」主宰。
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誕生日の日記(日記屋月日/著者多数)
¥2,530
『誕生日の日記』 <日記屋 月日 オンラインショップより> 「どんな今日も、誰かの生まれた日」 誰かの誕生日の日付から始まる、15人の日記集。 「誕生日」は自分と関係のない日付でもあるし、どこかソワソワと意識する日でもある。 カレンダーに印刷される公的な日付ではないけれど、完全に私的とも言えない日付。 そんな狭間にあるものとしてイメージしながら、この本の編集を進めることにしました。 生まれてきたことを祝う気持ちも、疑って悩む気持ちも、ひとしく並んでいる本を目指しています。 また、日記における日付の性質を際立たせるために、 ページ数(ノンブル)をつけず、日付を追って読み進めていただく造りになっています。 日記帳の中に紛れ込んだような、涼しげな読書体験を楽しむことができるかもしれません。贈り物にもおすすめです。(編集より) 著者:阿久津隆、いがらしみきお、イリナ・グリゴレ、植本一子、大崎清夏、金川晋吾、古賀及子、柴沼千晴、鈴木一平、pha、三宅唱、三輪亮介、me and you(久保山領、竹中万季、野村由芽) 造本:仲村健太郎、古本実加 発行:株式会社 日記屋 月日 定価:2300円+税 ISBN:9784991358401 仕様:並製/A6変形(縦150mm×105mm)/208ページ (表紙:グレーの文字は銀箔押し、赤色の文字は赤箔押し)
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過去の学生(ミシマ社/前田エマ)
¥1,980
『過去の学生』 ミシマ社/前田エマ <以下、版元サイトより> つまらないわるぐちは、こうやって、こうやって、こう! 小説やエッセイの書き手として、モデルとして、ラジオパーソナリティとして…多方面で活躍する気鋭の作家が、幼い頃の学校生活から30歳での韓国留学まで、「学校」をテーマに綴る初のエッセイ集。規範の中で、自分の芯をもちつつ、ゆらゆら生きるには? まっすぐ考えるために寄り道を繰り返す。 でも、その迷いがとてもよくて。 ――武田砂鉄 氏 推薦 刊行前より各種メディアにて注目の一冊。 目次 1 学校で 九九が言えない 本当にいい子 立候補 生き物係 名前で呼ぶ 舞台から降りない 地毛届 定規で引いた線 赤いスカート 2 教室の外から 鰻 習字のこと 氷を嚙む クリスマス 太陽を消しなさい 魚屋の息子 ドッジボール 作文の季節 3 もっと遠くへ 喪服 服がうまれる オランダであう ダモンテの人々 水着 祖母の脚 4 韓国へ テスト勉強 皆勤賞 学校えらび サンタクロース 私が億劫 おそろいの日付 5 言葉の向こう側 わからないままで 高校受験 目の前に座って 著者情報 著: 前田エマ(マエダエマ) 1992年神奈川県生まれ。東京造形大学在学中にオーストリア・ウィーン芸術アカデミーへ留学。モデル、ラジオパーソナリティなど、活動は多岐にわたる。2023年、韓国・延世大学韓国語学堂に留学。著書に、小説集『動物になる日』(ちいさいミシマ社)、『アニョハセヨ韓国』(三栄)がある。 判型 四六判並製変形 頁数 168 ページ 発刊 2025年06月17日 装丁 脇田あすか 装画・挿画 坂巻弓華
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動物になる日(ちいさいミシマ社/前田エマ)
¥2,420
『動物になる日』 ちいさいミシマ社/前田エマ <以下、版元サイトより> 死んだ人の形見を貰えるとしたら匂いがほしい。 モデル、エッセイ、ラジオパーソナリティなど、 多彩な活動が注目を集める著者による、 はじめての書き下ろし小説集。 少女の感性をみずみずしく描き、あらゆる境界をゆさぶる表題作「動物になる日」と初小説作品「うどん」を収録。素朴な疑問を手放さず、現代の生を潔く鮮やかに問う意欲作。 ●あらすじ 動物になる日 小学校四年生の「私」は、ピアノ教室でひとりの少女に出会う。文通を重ねて知る、女子校の存在、少女漫画のキュン、動物たちの交尾。「好きな人はいますか?」少女の問いかけに「私」が想像するのは、死んだネコを回収したゴミ収集車の男だった――少女がやがて体毛を剃り、香水の匂いを纏ってゆく一方、「私」は父親の匂いを嗅ぎ、命の違いを実感してゆく。 うどん 「私はお客さんの好きな食べ物を知っている。嫌いな食べ物も知っている。しかし名前は知らない」――「うどん屋」には、老人も、ろう者も、やがて同僚になる女性も、小学生も、家族を亡くした人も、訪れる。毎日のように顔を合わせていても、突然来なくなることがある。淡々と進む飲食店での日々に、きぬ子が見つけた、食べる場所と働き方のかたち。 判型 四六判変形並製 頁数 200 ページ 発刊 2022年06月10日 装丁 脇田あすか 装画・挿画:大杉祥子
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THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」(ミシマ社)
¥1,650
『THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」』 編 ミシマ社 <以下、版元サイトより> 本を一番よく知る本屋さんが「この本だけは、どうしても届けたい」と思う一冊を、直筆の手書きキャッチコピーと、本屋さんならではのエピソードとともに紹介。巻末には本書に登場する365店のMAPも掲載、書店ガイドとして本屋巡りのお供にもオススメ。 「本が好きになった!」という方、「もともと本が好きだったけど、もっと好きになった!」という方で、日本中を包み込みたいなぁ。 本にかかわる私たち全員のそんな願いとともに、本を愛する皆さまとこれから本が好きになる皆さまへ、心からの感謝をこめて本書をお贈りいたします。(はじめにより) 目次 はじめに 本書の編集方針 1月 一年のはじまりは名作で 2月 部屋にこもって、いっきに読もう 3月 あの震災を忘れない 4月 新生活のスタートに 5月 5月病を吹き飛ばす 6月 雨ニモマケズ、病ニモマケズ 7月 夏、童心にかえる 8月 熱くなる本、涼しくなる本 9月 夏の終わり、秋のはじめに 10月 秋の夜長にアート系 11月 読んでおいしい本 12月 一年のしめくくり、来年にむけて 365 書店MAP 索引 著者情報 編: ミシマ社(ミシマシャヘン) ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。現在メンバーは8名。全員全チーム(編集・営業・仕掛け屋)の仕事をするというスタイルで、東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。 (※刊行当時)
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THE BOOKS green 365人の本屋さんが中高生に心から推す「この一冊」(ミシマ社)
¥1,650
『THE BOOKS green 365人の本屋さんが中高生に心から推す「この一冊」』 編 ミシマ社 <以下、版元サイトより> 一冊の本が人生を変える。 「本離れ」「活字離れ」と嘆く前に、出版にかかわる私たちが本気で動かなければいけないことがある。その一つが中高生たちへ「この一冊」を紹介することであることは間違いないでしょう。 幸い、私たちの周りには、素敵な書店員さんがいっぱいいます。本を愛してやまないプロ中のプロです。そんな、365店舗の365人の方々が心から推す、「この一冊+その次に読むことをオススメする一冊」とは? 本書をぱらぱらと読めば、きっと、中高生にかぎらず、誰もが、読書の喜びに触れることになるはず。ブックガイドとしてはもちろん、ぜひ楽しんで「読んで」いただければこれほど嬉しいことはありません。そして同時に、本屋さんに通う喜びを味わっていただければと思います。前著『THE BOOKS』とは違う365店のお店にご登場いただいておりますので、『THE BOOKS』と合わせて書店巡りを楽しんでいただければ幸いです。 本という世界が、若い人たちのなかで血液のように流れつづけていくことを願いつつ。 (はじめにより) ●ミシマ社と本書について ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。現在メンバーは8名。全員全チーム(編集・営業・仕掛け屋)の仕事をするというスタイルで、東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。 2012年に発刊した『THE BOOKS――365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」』が好評で続編をとの声をいただいたこと、また一人でも多くの中高生に、人生を変える「一冊」との出会いを届けたいという想いから、前作とは重複のない365書店、365名の書店員さんに選書をしてもらい、構成した。本書に登場する書店のMAPを巻末に掲載。 目次 はじめに 本書の編集方針 1月 1年の初読書はハズレなしの名作で 2月 受験で緊張した心を和ます本 3月 人生の節目を迎えたときに 4月 新生活をがっちりサポートする本 5月 ウツウツした気持ちに効く本 6月 雨の季節。世界の広さ、深さを知ろう 7月 思春期の悩みは、この本で解決! 8月 真夏に読みたい冒険本、戦争本 9月 秋学期、きりりと気合いの入る本 10月 スポーツもので熱くなろう! 11月 芸術の秋、食欲の秋、恋の秋 12月 1年の終わりにじっくり読みたい本 365書店MAP 著者情報 編: ミシマ社(ミシマシャ) ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。現在メンバーは8名。全員全チーム(編集・営業・仕掛け屋)の仕事をするというスタイルで、東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。 (※刊行当時)
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夜をめくる星(メタ・ブレーン/青海エイミー)
¥1,760
『夜をめくる星』 青海エイミー <版元サイトより> 「人のこと、許さなくてはいけないでしょう?」「どうして、そう思うの?…僕は、許さない。」私は彼の顔を見た。(本文より) ――原稿段階で目を通した人たちから、「茫然とした。とんでもないものを読んでしまった」「究極のラブストーリーだと思った」「泣きながら読んだ。かつての自分が昇華されていった」「ルッキズム、ジェンダー、エスニシティ、性の商品化、労働市場…多層の暴力が絡まり、文章が身体にまとわりつく」等々、衝撃的な感想が寄せられた作品。待望の書籍化です。 読む人それぞれに、大きな問い、癒し、希望を浮かび上がらせ、心を揺さぶる。あなたなら、どう読むだろうか? 私たちは、この世界でどう生き続けられるか? 多くの共感を呼んだ前作『ジミー』の感動を再び。現代の癒しと希望の物語。 装丁 オガサワラユウ 著者プロフィール 青海エイミー 2011年にマレーシアへ渡り、翌年春からペナン島で10年間暮らす。 2021年に小説『ジミー』を執筆。2022年に帰国し、同作で作家デビュー。 アイデンティティやジェンダーといったテーマを繊細に描いた『ジミー』は、多くの共感を呼び注目される。 2作目に、自伝的要素を含む『本当の私を、探してた。』を発表。 本作は、書下ろしによる3作目の小説。
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トーチライト Issue 2022(トーチ)
¥1,980
『トーチライト Issue 2022』 <版元サイトより> 未来をつくり、声を届ける ―― 自分たちの言葉で紡ぐローカルからの実践 「どこに住んでいても、つくってゆかいに暮らす」をテーマに活動を続けるウェブメディア"トーチライト"が待望の書籍化。クラウドファンディングCAMPFIREで257万円超の支援を獲得した本書は、地方と東京、オンラインとオフライン、継続と革新の境界を越えて活動する多彩なクリエイターたちの実践と思考を丁寧に紐解いていきます。 本書が問いかけるのは、単なる「地方創生」や「ていねいな暮らし」のハウツーではなく、現実と真摯に向き合いながら持続可能なものづくりを実践する姿勢と覚悟です。インディペンデントな活動を継続するための知恵と工夫、時に直面する苦悩と乗り越え方を、6つのインタビューと3つのトークセッションを通して立体的に描き出します。 DJ・プロデューサーのtofubeatsは「自信はなくても、本場じゃなくても、自分のためにつくり続ける」という姿勢を語り、UNTAPPED HOSTELの神輝哉は地元に根を下ろして得られた「つくって生きていく」手応えを共有します。タバブックスの宮川真紀は「『仕方がない』に逃げないものづくり」の重要性を説き、400年の歴史を持つ和ろうそくの職人・大西巧は伝統と革新の狭間での試行錯誤を、そしてeastern youthの吉野寿は「気に入らないなら、自分でやるしかない」というインディペンデント精神の神髄を伝えます。 さらに、「地方、東京、サイゼリヤ。移ろうインターネット"的なもの"」「勢いと協働、メディアとコミュニティ」「地域について、低体温で語り合う」の3つのトークセッションでは、創作者たちが本音で交わす対話から、ローカルとグローバル、個人と共同体、継続と変革の関係性について新たな視座を提示します。 本書は、SNSの情報過多やトレンドの中で見失いがちな「自分たちの言葉でつくる」意義を再確認させてくれるでしょう。地方での創作活動に悩む人、インディペンデントな表現を模索する人、持続可能なクリエイティブワークを追求する人に、具体的な実践例と哲学的な問いを同時に提供します。 単なる成功事例集ではなく、試行錯誤の過程そのものに価値を見出し、そこから未来を共創していくヒントを探る――それがこの一冊の核心です。創作の持続可能性、ローカルからのものづくり、インディペンデントな活動を「やめない」ための知恵が詰まった、現代の創り手たちに向けた必携の書です。 東京中心の文化や消費に疑問を持ち、自分の足元から新しい価値をつくり出そうとするすべての人に、この本は確かな指針と勇気を与えてくれるでしょう。それは、「どこにいても、つくってゆかいに暮らす」ための、具体的かつ実践的な航路図となるはずです。 目次 6:PREFACE LOCAL? 12:INTERVIEW_01___ tofubeats 自信はなくても、本場じゃなくても、自分のためにつくり続ける。何かいいことが起きるまで。 32:INTERVIEW_02___ 神輝哉 (UNTAPPED HOSTEL) 地元に根を下ろすことで得られた、「つくって生きていく」覚悟と手応え 50:TALK_01___ 東信伍・鉄塔・さのかずや 地方、東京、サイゼリヤ。移ろうインターネット”的なもの” 62:INTERVIEW_03___ 宮川真紀 (タバブックス) 言葉のその先を、信じているために。「仕方がない」に逃げないものづくり 80:INTERVIEW_04___ メーン会場 (冷凍都市でも死なない / 屋上) 「良い消費」より「小さな生産」を。できるだけ多くの「死なない」のために 98:TALK_02___ inkyo・wanu・さのかずや 勢いと協働、メディアとコミュニティ - 『クラブと生活』の実践 108:INTERVIEW_05___ 大西巧 (和ろうそく 大與) 手を動かせば、未来は変わる。受け継ぐ意志を守るもの 124:TALK_03___ tomad・瀬下翔太・さのかずや 地域について、低体温で語り合う 136:TEXT_01___ 高木晴香 地元が嫌いだった私が、好きになれないまま、この地の未来を考える。 140:INTERVIEW_06___ 吉野寿 (eastern youth) 気に入らないなら、自分でやるしかない。心を殺さず生き抜くために B5変形 160p / フルカラー・2c 価格:本体1,800円+税 出版:株式会社トーチ 内容詳細紹介スレッド https://twitter.com/torchjp/status/1659786732131483648?s=20
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ナンセンスな問い(代わりに読む人/友田とん)
¥2,200
『ナンセンスな問い』 <版元サイトより> 本屋には行く。なぜなら、体にいいからだ。 「ナンセンスな問いに私は駆り立てられる。そこには意味など何もないし、問うたところで社会が変わるというようなものでもない。しかし、しばしば当然と思っているところに風穴を空けてくれることがある。問わなければ気づきもしなかったことが、初めて目に留まる。いつもの日常がちょっと違って見えてくる。世界が可笑しさに満ちてくる。満ちてきたらどうなのだと言われると、困ってしまうが、困ったなあと言いながら、私は今日もナンセンスな問いを発している。」 『『百年の孤独』を代わりに読む』『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』の著者による、待望の作品集。 連作エッセイ「本屋に行く」、小説「私の応援狂時代」ほか、各媒体に掲載された作品に書き下ろしを加えて単行本化。 『ナンセンスな問い』 友田とん エッセイ・小説集 著:友田とん 装画:土屋未久 装丁・組版:中村圭佑 出版:エイチアンドエスカンパニー(H.A.B) 本体価格:2000+税(予価) 判型:四六判変形(121×178mm),216頁 デザイン:上製本 ISBN:9784910882017 Cコード:0095 発売:2023年2月25日 ▷著者プロフィール 友田とん(ともだとん) 作家、編集者。京都府生まれ。可笑しさで世界をすこしだけ拡げるひとり出版レーベル「代わりに読む人」代表。博士(理学)。大学では経済学、大学院では数学(位相幾何学)を研究し二〇〇七年に博士(理学)を取得。企業でコンピュータサイエンスの研究者・技術者として勤務する傍ら、『『百年の孤独』を代わりに読む』を文学フリマ東京で発表。同書を書店に置いてもらうため営業(行商)しながら全国を巡る。その後、「代わりに読む人」を立ち上げ、独立。自著のほか『うろん紀行』(わかしょ文庫)、『アドルムコ会全史』(佐川恭一)、文芸雑誌『代わりに読む人』を刊行している。著書に『『百年の孤独』を代わりに読む』『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』シリーズ(代わりに読む人)。共著に『ふたりのアフタースクール ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む』(双子のライオン堂)。ほか、寄稿多数。 ▷目次 【随筆】 本屋に行く「共同開発されたうどんをめぐって」(H.A.Bノ冊子1) アウレリャノはTシャツを着たか?(月報1) 本屋に行く「時々負ける水戸黄門」(H.A.Bノ冊子2) 旅日記を書きはじめると(月報1) 本屋に行く「思考はやがて発酵して妄想となり」(H.A.Bノ冊子3) 東京で会いましょう(しししし2 双子のライオン堂出版部) 本屋に行く「それは慣用句か?」(H.A.Bノ冊子4) 串揚げ屋の向こうへ(月報2) 本屋に行く「本屋に行かない」(H.A.Bノ冊子5) 正解は一つではないが(月報3) 本屋に行く「丘を越えて」(H.A.Bノ冊子6) いつだって私にはドトールがあった(灯台より増刊号vol.2 本屋lighthouse) 本屋に行く「古井由吉をドトールで読む」(H.A.Bノ冊子7) とにかく書いている(月報2) 本屋に行く「付録を探す」(H.A.Bノ冊子8) 眠れない夜に(月報2) 本屋に行く「すすめられた本」(H.A.Bノ冊子9) 返礼品(書き下ろし) 本屋に行く「縁」(H.A.Bノ冊子10) 本町で地下鉄を乗り換えたことがある(代わりに読む人全点フェア(※全一点)in toi books記念冊子) 本屋に行く「続いている首塚」(書き下ろし) 積み重なっていく日常の先に(ユリイカ二〇二一年三月号 特集・近藤聡乃 青土社) 【小説】 私の応援狂時代(しししし3 双子のライオン堂出版部) スーパーの息子(書き下ろし)
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先人は遅れてくる パリのガイドブックで東京の町を闊歩する3(代わりに読む人/友田とん)
¥1,870
『先人は遅れてくる パリのガイドブックで東京の町を闊歩する3』 <版元サイトより> 翻訳家・岸本佐知子さん推薦! 「脱線の達人・友田さんは、ますます自由に、ますますのびやかに思考をさまよわせ、筆を散歩させる。 そこからしか得られない豊かな養分が、この本には満ち満ちている。」 コロナ渦中の町を歩き、近所で見かけた看板の言葉をきっかけに本当の言葉探しをはじめた「私」は、弘法大師と高野山から、『オズの魔法使い』、松任谷由実のドキュメンタリー番組、『西遊記』など、何かを求める旅の物語に思いを馳せるうちに、半導体エンジニアの職へと導かれた出会いの記憶へと至って……。訪ねた土地で過去の出来事や読んだ小説の断片の記憶を芋づる式に蘇らせていく至福。 全4章、約5万字の文章と18枚のカラー写真、画家・いちろうの挿画で構成。 「これは?」 「お玉です!」 それはわかる。しかし、今なぜここでお玉なのか。(本文より) ◉目次 第1章 半径1km圏内の言葉 第2章 弘法大師のご利益か 第3章 繰り返しの効能 第4章 先人は遅れてくる ◉試し読み https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784991074363 ◉書誌情報 新書判144頁カラー、並製本(カバー・帯付き) 定価 1,700円+税 ISBN 978-4-9910743-6-3 C0295 発行日:2024年3月15日 発行者:代わりに読む人 著者:友田とん 装画・挿画:いちろう 装幀:千葉美穂 編集協力:松井祐輔 校正:北村さわこ ◉著者略歴 友田とん(ともだ・とん) 作家・編集者。ひとり出版社・代わりに読む人代表。著書に『ナンセンスな問い』、『『百年の孤独』を代わりに読む』ほか。文芸雑誌『代わりに読む人』編集発行人。柏書房のWEBマガジンにて「地下鉄にも雨は降る」を連載中。敬愛する作家はガルシア=マルケスと後藤明生。
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パリのガイドブックで東京の町を闊歩する 2 読めないガイドブック(代わりに読む人/友田とん)
¥1,650
『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する 2 読めないガイドブック』 <版元サイトより> フレンチトーストをついに食べた「私」は東京の町を闊歩するため、行く先々でパリのガイドブックを買い集め、順に読もうと試みるが……。 荻窪のコンビニから、村上春樹へ、そしてパリ・ノートル・ダムへ。 日常を冒険に変える奔放な思考の脱線 第2弾。 目次 第一章 ノートルダム 第二章 ガイドブックを買い集める日々 第三章 セブンイレブン 第四章 餃子を食べに行こうとして 第五章 ノートルダム再び 第六章 読めないガイドブック 第七章 準備体操はできた 著者:友田とん 出版者:代わりに読む人 定価:1,500円(税込) 新書版、カラー94P
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【サイン本・しおり付】きみのまち 歩く、旅する、書く、えがく(rn press/今日マチ子)
¥2,200
『きみのまち 歩く、旅する、書く、えがく』 今日マチ子 rn press <今日マチ子 Distance official storeより> 2023年の5月、「GWはどこへ行きましたか?」と聞かれた。挨拶のことばが「コロナ」から「旅」になった。自分の人生に現れた、一瞬の晴れ間のようなこの機会を忘れないようにしようと思う。また困難のなかにあるとき、支えてくれるかもしれないから。(今日マチ子『きみのまち』より) 今日マチ子、初めてのエッセイ集。 2024年、社会を見渡すと、コロナ禍で「旅」がタブーのようになっていた時期が遠い昔のように思えます。今日マチ子さんはコロナ禍を描き続け、人気シリーズとなった「#stayhome日記」3部作が2023年に完結。そんな今日マチ子さんが次に描くのは「旅ができる日々」。ようやく自由に旅ができるようになった喜びを噛み締めるように、台北ー台中ー台南ー高雄という台湾旅、伊勢、京都、仙台、つくば、金沢……という街を巡りました。異国の地で感じる想い、普段の生活とは違う高揚感。旅を通して感じた記録を、初めてのエッセイ集として発売します。街や人を描いたイラストも66点収録。 ◯著者プロフィール 今日マチ子 東京都出身。東京藝術大学、セツ・モードセミナー卒。自身のブログで、ほぼ毎日更新していた1ページのショートマンガ『センネン画報』が単行本化され注目を集める。2005年に第1回「ほぼ日マンガ大賞」入選。2006年と2007年に『センネン画報』が文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に2年連続で選出。2010年に『cocoon』、2013年に『アノネ、』がそれぞれ、文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に選出。2014年に手塚治虫文化賞新生賞、2015年に『いちご戦争』で日本漫画家協会賞大賞(カーツーン部門)を受賞。その他の作品に『みかこさん』『みつあみの神様』『ぱらいそ』『百人一首ノート』『かみまち』『すずめの学校』など多数。 発行:rn press 装丁:川名 潤 仕様:B6判 縦182mm 横128mm 223ページ 発行日:2024年6月12日
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【サイン本・しおり付】From Tokyo わたしの#stayhome日記 2022-2023(rn press/今日マチ子)
¥1,750
『From Tokyo わたしの#stayhome日記 2022-2023』 今日マチ子 rn press <今日マチ子 Distance official storeより> 今日マチ子さんの視点で綴る、2022年4月ー2023年4月までの記録。本書では東京、福島、この一年で訪れた風景が描かれます。 2020年4月の緊急事態宣言以降、今日マチ子さんはコロナ禍に揺れる人々の様子、街の様子を、丁寧に、静かに描き続けてきました。2021年には「DIstance わたしの#stahome日記」、2022年には「Essential わたしの#stahome日記2021-2022」を刊行しました。本作は「#stayhome」シリーズの完結編となります。 ◯著者プロフィール 今日マチ子 東京都出身。東京藝術大学、セツ・モードセミナー卒。自身のブログで、ほぼ毎日更新していた1ページのショートマンガ『センネン画報』が単行本化され注目を集める。2005年に第1回「ほぼ日マンガ大賞」入選。2006年と2007年に『センネン画報』が文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に2年連続で選出。2010年に『cocoon』、2013年に『アノネ、』がそれぞれ、文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に選出。2014年に手塚治虫文化賞新生賞、2015年に『いちご戦争』で日本漫画家協会賞大賞(カーツーン部門)を受賞。その他の作品に『みかこさん』『みつあみの神様』『ぱらいそ』『百人一首ノート』『もものききかじり』『夜の大人、朝の子ども』など多数。 発行:rn press 装丁:川名 潤 仕様:B6判 縦182mm 横128mm 192ページ 別紙解説テキストつき 発売日:2023年5月20日
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【サイン本・ポストカードとしおり付】Essential わたしの#stayhome日記 2021-2022(rn press/今日マチ子)
¥1,650
『Essential わたしの#stayhome日記 2021-2022』 今日マチ子 rn press <今日マチ子 Distance official storeより> 2020年4月の緊急事態宣言以降、ソーシャルディスタンスが当たり前になっていく人々の様子、街の様子を、丁寧に、静かに描き続けている今日マチ子さん。2021年4月ー2022年4月までのイラストと日記を記録した作品集。 オリンピック、ワクチン接種など、大きく揺れた2021-2022年。普通の人の、何気ない1日を、美しい色彩で記録しています。 <帯紹介文> 漫画家・今日マチ子が描く、 2021年4月から1年間の日々の記録。 「今日マチ子という作家を通じて 浮かび上がる景色は、 実際に私たちがいつか見た景色以上に、 『今』であり、『日常』であり、『思い出』である」 辻村深月(別紙・解説より) ◯著者プロフィール 今日マチ子 東京都出身。東京藝術大学、セツ・モードセミナー卒。自身のブログで、ほぼ毎日更新していた1ページのショートマンガ『センネン画報』が単行本化され注目を集める。2005年に第1回「ほぼ日マンガ大賞」入選。2006年と2007年に『センネン画報』が文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に2年連続で選出。2010年に『cocoon』、2013年に『アノネ、』がそれぞれ、文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に選出。2014年に手塚治虫文化賞新生賞、2015年に『いちご戦争』で日本漫画家協会賞大賞(カーツーン部門)を受賞。その他の作品に『みかこさん』『みつあみの神様』『ぱらいそ』『百人一首ノート』『もものききかじり』『夜の大人、朝の子ども』など多数。 発行:rn press 装丁:川名 潤 仕様:B6判 縦182mm 横128mm 184ページ 別紙解説テキスト(辻村深月)つき 発売日:2022年5月20日
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【サイン本・しおり付】Distance わたしの#stayhome日記(rn press/今日マチ子)
¥1,650
『Distance わたしの#stayhome日記』 今日マチ子 rn press <今日マチ子 Distance official storeより> 2020年4月の緊急事態宣言以降、ソーシャルディスタンスが当たり前になっていく人々の様子、街の様子を、丁寧に、静かに描き続けた今日マチ子さん。頑張る人にそっと寄り添うような視点で描かれた一冊です。漫画家・今日マチ子さんの想いが詰まった1年間の日記のような作品集。 <帯・紹介文> 漫画家・今日マチ子が鮮やかな色彩で紡いだ 2020年4月から1年間のイラスト日記 「大切な風景。愛おしい場所、人。 今日さんの本を開きさえすれば、ぼくたちは、きっと、 みんな思い出すことができるのだ」 高橋源一郎(別紙・解説より) ◯著者プロフィール 今日マチ子 東京都出身。東京藝術大学、セツ・モードセミナー卒。自身のブログで、ほぼ毎日更新していた1ページのショートマンガ『センネン画報』が単行本化され注目を集める。2005年に第1回「ほぼ日マンガ大賞」入選。2006年と2007年に『センネン画報』が文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に2年連続で選出。2010年に『cocoon』、2013年に『アノネ、』がそれぞれ、文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に選出。2014年に手塚治虫文化賞新生賞、2015年に『いちご戦争』で日本漫画家協会賞大賞(カーツーン部門)を受賞。その他の作品に『みかこさん』『みつあみの神様』『ぱらいそ』『百人一首ノート』『もものききかじり』『ときめきさがし』など多数。 発行:rn press 装丁:川名 潤 仕様:B6判 縦182mm 横128mm 192ページ 別紙解説テキスト(高橋源一郎)つき 発売日:2021年5月13日