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地元人 創刊号:兵庫加東(スタブロブックス)
¥2,420
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『地元人 創刊号:兵庫加東』 スタブロブックス ------------------------------------------------- 『地元人 創刊号:兵庫加東』 日本地域コンテンツ大賞2025 「内閣府地方創生推進事務局長賞」受賞! ------------------------------------------------- 『ローカルクリエーター』 『RICE IS COMEDY』 に続くスタブロブックス地方発本・第3弾 構想10年、チームでつくり始めて1年半。 人を軸に地域を描くローカル・マガジン誕生 ― 地域ごとに持ち回りで出版していくローカル・マガジン、地域刊『地元人』。 「その地域らしさを、『人』を軸に描く」というコンセプトのもと、創刊号では版元であるひとり出版社スタブロブックスの所在地「兵庫県加東市」で本づくりチームを結成し、加東にゆかりのある多様な「人」にフォーカスしたコンテンツを届ける。 メイン特集は100ページ規模の「地元承継:水物語」。先人が造り上げた東条川疏水の物語に始まり、酒米・山田錦の最適な栽培環境を誇る特A地区の土壌、階段状になっている地形を解説。水利と土地について語ったうえ、それを受け継いだ地元人の物語へと続いていく。 伝えたいのは一貫して「人」。生まれ育った加東市松沢の田んぼで米づくりに励む藤原弘三氏(株式会社藤原・専務取締役)の挑戦、加東市にUターンして国内外で高く評価されるアーティスト・竹内紘三氏の生きざま、受け継いだ土地を活かしてブドウを育てる岩崎農園の職住近接の豊かな暮らし……いずれも「なぜこの地で活動するのか」、そんな問いで彼らの人生を深く見つめていく。 創刊の思い 地域の主体は「人」だからこそ、その地域らしさを、「人」を軸に描いていく。その地域で生きる人たちの営みから見えてくる血の通ったストーリーを地元主体で掘り起こし、なぜこの土地なのかという彼らの思いや生きざま、価値観を通して地域の魅力を浮き彫りにしていく。そんな地元人の実像と物語にこそ、その地域の本質的な価値が隠されているのではないか。 地域刊とは? 地域ごとに持ち回りで出版していく本プロジェクト独自の仕組み。創刊号を皮切りに、他の地域で第2、3号と展開し、『地元人』を通じて全国の地域同士や、地域と人をつないでいく。 目次 かさぶたを剥がせ [地元エッセイ] 外来種のぶつくさ 児童文学作家 日向理恵子 「地域を編む」とはどういうことか 地元で本づくりが動き出すまで [この地元にこの人あり] アーティスト・竹内紘三はいかにして生まれたのか ●特集 地元承継:水物語 episode1:「水利」のしくみをつくり上げた先人の智慧 episode2:3800万年の歴史が築いた「奇跡の土地」 ・パート①:六甲変動と加東の河岸段丘、知られざるその関係(岸本清明) ・パート②:酒米のテロワール 山田錦の栽培に適した土壌「特A地区」(池上勝) episode3:先人からのプレゼント=土地と水利を受け継いだ地元人の新たな挑戦 ・地元人インタビュー①:特A地区をブランド化し、誇れる米づくりを取り戻したい(藤原弘三) ・地元人インタビュー②:受け継いだ土地を活かし、生産者として生きる(岩崎農園) episode4:山田錦が結んだ「酒米農家」と「酒蔵」の物語 ・物語①【田尻農園×山忠本家酒造】 ・物語②【今川哲郎×本田商店】 ・物語③【藤田博秀×日々醸造】 episode5:加東市「山田錦」乾杯まつり2024レポート/吉田類さんインタビュー [わたしの地元] 兵庫県立社高等学校 生活科学科 地方創生班 [地元高校生が考える地方創生] 加東市の魅力 知り尽くしちゃえ! バスツアーレポート [地元訪問記] SNSで話題の萌えキャラを探して 麦戸花 [寄稿] ムカデも見たことないワタシが加東市に来て 松本久美子 [寄稿] 妻の家出 永井一樹 ジモトブックス・プロジェクト紹介&参加地域募集中! [SPECIAL THANKS] クラウドファンディングにご支援をしてくださった皆様 JIMOTO MEMO (版元サイトより)
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ローカルクリエーター これからの地方をつくるのは「きみたち」だ(スタブロブックス)
¥1,980
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『ローカルクリエーター これからの地方をつくるのは「きみたち」だ』 スタブロブックス 地方移住、Uターンに興味のあるクリエーターへ 地方を拠点に都市部との垣根を越えたクリエイティブワークで付加価値を生み、得た利益を地元に還元する、ウィズコロナ、アフターコロナ時代の新しい働き方、暮らし方――。 地方で活躍するプロフェッショナルのインタビュー収録 【地方×コミュニティデザイン】 ――兵庫県加東市(北播磨) 共生研究家・共生コーチ 牛飼勇太さん 【地方×起業】 ――新潟県新潟市 フラー株式会社 代表取締役会長 渋谷修太さん 【地方×企画】 ――兵庫県洲本市(淡路島) 株式会社シマトワークス 代表取締役 富田祐介さん 【地方×出版】 ――神奈川県足柄下郡真鶴町 真鶴出版 川口瞬さん・來住友美さん 【地方×農業】 ――和歌山県日高郡日高川町 藏光農園 藏光俊輔さん・藏光綾子さん 【地方×IT】 ――兵庫県三木市(北播磨) N’s Creates 株式会社 代表取締役 中田和行さん 内閣府 地域活性化伝道師 『まちづくり幻想』『地方創生大全』著者 木下斉氏 推薦! 「かつて都市に出なければクリエイティブな仕事ができないと言われていた。しかし、この本を読めば、むしろ地方にこそクリエイティブの最先端は存在することが分かる。仕事だけでなく、生き方、子育て、全てにおける創造性の自由度の幅が地方のほうが大きいのだ。君たちもローカルクリエーターの一人となり、地域を変える挑戦を始めないか」 目次 ●はじめに ●プロローグ 出でよ、ローカルクリエーター 25年前に憧れたライフスタイル 田舎の自宅で好きな仕事を――20年越しの夢をかなえる ブックライターとして充実のデュアルワーク 地方発の情報発信の受け皿になりたい 東京と地方の「情報格差」が縮まった 出版業こそ、地方に向いたビジネスである クリエイティブワークで〝外貨〟を稼ぐ 出でよ、ローカルクリエーター ●第1章 今こそ地方をクリエイティブ拠点に かつての日本は地方が主役だった ▼地方暮らしを支えていた生業=クリエイティブワーク ▼職住近接の人間らしい暮らし ところが150年後の今…… ▼戦後の工業化で人口大移動 ▼サラリーマン化した結果の東京一極集中 ▼産業の一極集中こそが課題? ▼踊らされてきた地方の人たち 「集中」で得たもの、失ったもの (集中で得たもの) ①経済効率の良さ②エネルギー効率の良さ③文化・エンターテインメントの醸成 (集中で失ったもの) ①職住分離による通勤苦②地域間格差③多様性の欠如 「分散」への機運が高まり始めた2010年代 ▼「高橋君、田舎でライターは無理やで」 ▼都市部の仕事を地方に持ち込みたい ▼10年で様変わりした「環境」 ▼「分散」の意味 ▼「積極的な地方移住」が始まる 幕を開けた地方新時代 ▼古い信念や価値観を手放し、本来の自分に戻る契機に そこで、「ぼくたち/わたしたち」の出番だ ▼地方こそ、クリエイティブライフに向いている ▼コロナは100年に一度のゲームチェンジャー ▼地方が都市部のリソースを活用する時代へ ●第2章 地方を元気にする「ローカルシティワーク」という働き方、暮らし方 ローカルクリエーターの位置づけ ▼利尻島と加東市がつながったとき ▼兵庫県加西市を拠点に、マニアック音楽を世界に発信 ▼「付加価値」とは何か? ローカルシティワークの3大ポイント 【ポイント①】「地方×x(エックス)」=地方を拠点に好きな仕事を掛け合わせ、付加価値を生み出す ▼古き良き日本の働き方、暮らし方への回帰 ▼掛け合わせる重要性 【ポイント②】「地方×都市部」=都市部との垣根を越えたクリエイティブワークで付加価値を最大化する ▼「都市部リソース」とは? ▼市場が見えなくなるリスク 【ポイント③】「地方×地産外消」=生み出した付加価値を域外に提供し、得た利益を地元に引き込む ▼地産地消も大切にしながら ▼地方で財を生産し、関東圏に販売して地域が発展してきた ▼ターニングポイントになった1995年 ▼ウィズコロナ、アフターコロナ時代の地域経済産業政策 Uターンは最強の人材育成システム ▼地方への積極的な凱旋 ▼地元に貢献したいUIターン希望者の増加 ▼都市部の役割は人材活用から人材育成へ クリエイティブワークを地方でおこなう利点 ▼東京の主要産業こそ地方に向いている ▼〝外貨〟を稼ぎやすい ▼地域経済に与える影響が大きい ローカルシティワークのメリットは無限大! ▼職住近接――人間本来の働き方、暮らし方が可能に ▼自然(癒し)と都会(刺激)のバイオリズム ▼自分ブランドが強化されていく ▼自分の仕事で地元を元気にできる ▼本当の意味での地方創生・地域活性化の主役になれる ●第3章 地方で活躍する「プロフェッショナルズ」ファイル 【ケース① 地方×コミュニティデザイン】 ――兵庫県加東市(北播磨) 共生研究家・共生コーチ 牛飼勇太さん スキルとブランド力、そしてデジタルツールを武器に、 築100年の古民家から全国とつながり多彩に情報発信 【ケース② 地方×起業】 ――新潟県新潟市 フラー株式会社 代表取締役会長 渋谷修太さん 「新潟×起業×高専」の合わせ技で地方を盛り上げる! コロナを機に新潟にUターンした起業家・渋谷修太の新たな挑戦 【ケース③ 地方×企画】 ――兵庫県洲本市(淡路島) 株式会社シマトワークス 代表取締役 富田祐介さん 淡路島の魅力を結びつけて価値を生み出し、島外に発信。 関係人口を創出し、人と利益を島に呼び込むプロデューサー 【ケース④ 地方×出版】 ――神奈川県足柄下郡真鶴町 真鶴出版 川口瞬さん・來住友美さん 真鶴の暮らしぶりを発信し、共感する人たちを迎え入れる。 ローカルメディアの価値と可能性、豊かな生き方のヒントに 【ケース⑤ 地方×農業】 ――和歌山県日高郡日高川町 藏光農園 藏光俊輔さん・藏光綾子さん ITを先駆的に活用し、農産物の付加価値を高めて都市部に提供。 田舎を拠点とした農業で都会とつながり直す、新しい暮らし方 【ケース⑥ 地方×IT】 ――兵庫県三木市(北播磨) N’s Creates 株式会社 代表取締役 中田和行さん テレワークの一歩先行く「リモート×オフィス」の二刀流で事業拡大。 地方を拠点にスマホのアプリ開発、利益を地元に還元するIT企業 ●エピローグ ローカルクリエーターこそ、地方活性化の主体者たれ 地方が主体になる大切さ ▼地元にUターンした際の「違和感」 ①大手のビジネスに乗じている気がしたこと ②外部の目に触れきっていないこと ③地元の人が主体とならず、知恵を絞っていないこと ▼東京に丸投げの情けなさ だからこそ、ローカルクリエーターの出番だ ●おわりに ページ数 216 判型 A5判 装丁 山田和寛 著者プロフィール スタブロブックス(編著) 【編著者】 スタブロブックス株式会社 2020年4月21日設立。兵庫県加東市のひとり出版社。社名の由来は陸上競技のスターティングブロック。「その一歩を後押しする本づくり」を大切にしている。同時に、地方の出版社というスタンスを活かしたローカル発の情報発信にも力を入れている。 【代表者プロフィール】 高橋武男(スタブロブックス株式会社 代表取締役) 1977年兵庫県加東市生まれ。関西外国語大学卒業。コピーライター、書籍編集者を経て、2008年にフリーランスの編集ライターとして独立。ビジネス書のブックライターとして70冊以上の執筆を手がける。2014年に加東市にUターン移住し、以降、田舎と都会を往復しながらライター活動を継続。「自然あふれる田舎の自宅をオフィスにして、好きな仕事をして暮らす」という高校時代に夢見たライフスタイルを実現させる。2020年、スタブロブックス株式会社を設立。 装丁者プロフィール 山田和寛 株式会社nipponia (版元サイトより) 人口減少が見込まれ“地方は非効率”と捉えられがちだが、はたしてそうだろうか。地方には地方にしかない魅力があり、それらを1から10にできるクリエイティブさが身近にあれば、より確かで豊かな暮らしができるかもしれない。「これからの地方」が知りたいので、スタブロブックスさんの本が気になる。(店主)
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水平線を歩く(いい風/のせなな)
¥1,540
『水平線を歩く』 いい風/のせなな 出兵前夜の青年たちが遺した言葉に、いまを生きる私から返事を綴る—— 「彼らの言葉に耳を傾け、いまの目で読み、いまの言葉でこたえること。その対話のなかで、経験していない戦争が、少しずつ「自分のこと」になっていく気がしている。」(「はじめに」より) 14歳の時、知覧の特攻平和会館を訪れてから、戦争体験と記憶の継承をめぐる課題に心を寄せ続けてきた著者・のせなな。第二次世界大戦末期に戦没した日本の学徒兵の遺書を集めた遺稿集『きけ わだつみのこえ』への「きわめて個人的な視点」からの応答をとおして、戦争を体験していない世代による「記憶の継承」の新たなアプローチを試みたエッセイ集。 〈目次〉 はじめに 森茂/松永茂雄 板尾興市 「海の向こうの国に行きたいと思った」 杉村裕 「戦争に行った人にしか分からない地獄がある」 横山末繁 「あんな怖い思いは誰にもさせたらあかん」 「言葉が生まれた文脈までもを理解する」 長谷川信 佐々木八郎 吉村友男 「私はそんな話をずっと聞いていたい」 松永茂雄 平井摂三 上原良司 「今も戦争体験者は増え続けている」 松原成信 おわりに 水平線を歩く 〈書誌情報〉 著 のせなな 編 椋本湧也 カバーデザイン 廣田碧(看太郎) 発行所 いい風 サイズ B6変形(W107×H174mm) ページ数 144 ISBN 978-4-9914173-3-7 発売予定日 2026年3月15日 価格 1400円(+税) 〈著者プロフィール〉 文筆家。1995年生まれ、神戸市在住。 インタビューやエッセイを通して、大きな物語の陰に埋もれた、小さくて分かりにくい言葉を掬い上げている。 大学時代に「特攻隊員の死生観」を研究したことをきっかけに、戦禍に残された若者たちの言葉と向き合い続けてきた。自らが経験していない戦争の記憶を、正しく受け取り、語ることはできるのか。その問いを軸に、執筆と対話を重ねることがライフワーク。 趣味は手紙を書くこと。 proff.io/p/nose_nana (版元サイトより) 「継承」には、「聴く」だけではなく「応える」という試みもあるのだなと。授業だって、聞いてるだけじゃ頭に入らないですもんね。戦争体験を自分ごとにするのは難しいので、新しいアプローチで良いな、助かるなと思いました。(店主)
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26歳計画(いい風/椋本湧也)
¥2,200
『26歳計画』 いい風/椋本湧也 世界各地で暮らす26歳たちによる「26歳」をタイトルにしたエッセイ集。料理人から宇宙工学者、俳優から機動隊員まで、総勢48名の等身大の文章が掲載されています。 ーー 《「26歳」をタイトルにした文章を自由に書いてください。書き終えたら、あなたがいちばん魅力的だと思う26歳の知り合いにこの企画をつないでください——》 沢木耕太郎さんが乗合バスでユーラシア大陸横断の旅に出たのが26歳。高校生のときに『深夜特急』を読んでからというもの、「26歳」という年齢は自分にとって特別な響きを持ち続けてきました。 そしてやってきた26歳。奇しくも世界的なパンデミックが襲来し、渡航はおろか、家から出ることすらままならなくなってしまった。そんな「旅の適齢期」に、この世界の26歳たちは一体何を考えているのだろう。身体的な移動が制限される中で、この想いを言葉にのせて、彼らに会いに旅に出てみよう。そしてその出会いの足跡を一冊の旅行記にしてみよう。そう思い立ったのです。(「はじめに」より) ブックデザインはデザイナーの脇田あすかさんが担当しました。表紙はやわらかいグレーのざらりとした質感の紙に、きらりと光る美しい箔押し。さわやかな薄緑色の見返しに不思議な手ざわりの別丁——。たくさんのこだわりがつまった一冊です。 3刷に寄せて、沢木耕太郎さんが「26歳と旅」をテーマにした文章を寄稿してくださいました!巻末に収録しています。 ーー 作 椋本湧也 ブックデザイン 脇田あすか 寄稿 沢木耕太郎 印刷 シナノ書籍印刷 発行所 いい風 W107×H174mm/ガンダレ製本/全212ページ ISBN : 978-4-600-01236-6(5刷まで) ISBN:978-4-9914173-1-3(6刷から) 価格:2,000円+税 (版元サイトより) 26歳のころ、自分は何をしていたのか。この本からバトンを受け取って語りたくなる。そういう意味では、何歳でも読んで楽しい本なのではないだろうか。もちろん、26歳になる方にお誕生日プレゼントとして贈るのも素敵。(店主)
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記憶の旗を立てる〈8月15日の日記集〉(いい風/椋本湧也)
¥1,980
『記憶の旗を立てる〈8月15日の日記集〉』 いい風/椋本湧也 他者の体験の記憶を、いかに受け継ぐことができるだろうか—。94歳の祖母に戦時体験をインタビューし、その録音音声を聞いた71名の読み手が綴る「8月15日」の日記集。 「あんたたちにはわからんよ。体験してないんだから。それでもね、あんたたちがどう受けとめて、戦争しないように持っていくか。もうそれしかないよ」 (祖母へのインタビューより) 体験のない私たちは「軽い」。けれども軽いからこそできることがまたあるはずで、その方法を自分たちの手ごたえを通して試し・確かめていくこと。「わかりえない」ことを受けとめた上で、いくつもの「今」から何度でも思い出し、重ね描きつづけていくこと。それがこの本の主題です。 祖母へのインタビューを冒頭13ページにわたって掲載。また1945年の8月15日に書かれた日記を蒐集し、25名分の引用を織り込みました。 この本に書かれたいくつもの個人的な体験の記憶が、読み手の記憶と結びつき、それぞれの生活の中で新たな意味を帯びることを願っています。 戦後80年の今年、ぜひ手に取っていただけたら幸いです。 〈目次〉 ・戦時体験をめぐる祖母へのインタビュー ・2024年8月15日の日記(71編) ・1945年8月15日の日記(25編) ・8月16日の日記 〈書誌情報〉 記憶の旗を立てる 8月15日の日記集 作 椋本湧也 装丁 古本実加 装画 三瓶玲奈 発行所 いい風 W120×H210×D18mm/並製/全428ページ ISBN 978-4-9914173-0-6 C0095 予価 1,800円 +税 発売 2025年8月予定 (版元サイトより) おじいちゃんもおばあちゃんもいなくなっていく。戦争を知っている人がいなくなっていく。資源がなく、食料自給率の低い日本は、また勝ち目のない戦争をするのだろうか。戦争はゲームではないのに。——戦争がどういうものなのか、語り継いでいかなければならない。(店主)
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そいつはほんとに敵なのか(hayaoki books/碇雪恵)
¥1,870
『そいつはほんとに敵なのか』 hayaoki books/碇雪恵 「相手は間違っている加害者で、自分は常に正しい被害者であるという考えから脱却したい。未知の相手に触れて、自分の信じる正しさに揺さぶりをかけたい。不完全な自分を許し、不完全な他人を許す勇気を持ちたい。」(本文より) SNSを捨て、喧嘩を始めよう。 “合わない人”を遠ざける人生は、心地いいけどつまらない。 もっと沸き立ちたいあなたに送る、現代人必読の〈喧嘩入門エッセイ〉誕生! 駅でキレているおじさん、写真を撮りまくる観光客、理解できない政党と支持者、疎遠になった友だち、時にすれ違う家族や恋人……。 「敵」と決めつけて遠ざけるより、生身の体でかれらと出会い直し、逃げずにコミュニケーションをとりたい。 ZINE『35歳からの反抗期入門』が口コミで大ヒット中の書き手・碇雪恵による、待望の商業デビュー作。 憎みかけた「そいつ」と共に生きていくための思考と実践の記録をまとめた14編を収録。 目次 喧嘩がしたい 純度の高い親切 友情の適正体重 悪意に顔があったーー映画『ルノワール』を観て 反抗期、その後 誰の場所でもない 身内をつくる(ひとりで考えてみた編) 身内をつくる(実践スタート編) 対戦じゃなくて協力モードで ティンプトンから始まるーー映画『ナミビアの砂漠』にみる恋愛と喧嘩 自分が支持しない政党に投票した人に会いに行く(準備編) 自分が支持しない政党に投票した人に会いに行く(実践編) ほんとは敵じゃない 時折自分を引き剥がすーー映画『旅と日々』を観て 著者プロフィール 碇雪恵 (イカリユキエ) (著) 1983年、北海道札幌市生まれ。出版取次会社や出版社での勤務を経て、現在はフリーランスで執筆や編集を行う。2022年、35歳の時に始めたブログをもとに自主制作した『35歳からの反抗期入門』は、現在までに累計4,000部を発行。ゴールデン街のバー『月に吠える』や中野ブロードウェイの書店『タコシェ』で店番もしている。その他の著書に『本の練習生』(双子のライオン堂)など。 「高市さん頑張ってるよね」「中国人とか韓国人が帰化して議員になってるじゃない?日本乗っ取られてんねんて。だからはっきり物言える人がいないと」——優しい義母なのに言っていることがよくわからなくて怖い。選挙で差別主義者に投票した人たちに怒りを感じなかったと言えば嘘になる。どうしたらいいのかわからなくて助けて欲しくて、この本を読んで、気持ちを落ち着けた。(店主)
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しゃべって、しゃべって、しゃべクラシー! 憲法・選挙・『虎に翼』(タバブックス/カニクラブ・國本依伸)
¥1,870
『しゃべって、しゃべって、しゃべクラシー! 憲法・選挙・『虎に翼』』 タバブックス/カニクラブ・國本依伸 目的のないおしゃべりこそ、民主主義の第一歩!しゃべクラシー=おしゃべり+民主主義(デモクラシー)。『虎に翼』が縁でつながった、共に関西在住の女性3人おしゃべりユニットとベテラン弁護士。法について学び、選挙の行方を憂い、政治、社会、エンタメ、表現など、縦横無尽に語りまくった。緊急発行して話題となったZINE「参政党憲法をかわりに読んでみた。」を大拡張、読んだらきっとあのモヤモヤを誰かとしゃべりたくなる、元気と勇気と笑いにあふれた1冊。 ページ数 192 判型 四六判 著者プロフィール カニクラブ(著) 同級生の女3人のおしゃべりユニット。ドラマや映画などを出発点に、フェミニズム、仕事、政治などについて好き勝手に、真剣に、しゃべりあった内容を収録した鼎談型「おしゃべりZINE」を制作・販売する。 國本依伸(著) 大阪弁護士会所属。2002年弁護士登録。2011年度日弁連海外派遣留学生(UCバークレー)。現在は大阪市内にてクニモト法律事務所を開業するとともに保育園理事長を兼務。
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gururiのぐるり(タバブックス/渡辺愛知)
¥1,980
『gururiのぐるり』 タバブックス/渡辺愛知 東京・谷中「雑貨と本gururi」店主の日々とこれまで、これから。 5年前、路地裏に開いた雑貨と本の店。およそ5坪の小さな店ながら、確かな選書、心地いい雰囲気に惹かれ、多くの人が集まる。 「あるひとりの架空の女性をイメージして、その人を思いながらお店をつくっている」という店主が、この店に至るまでのこと、女性がひとりで商売を営むこと、その現実、思うことを1冊にしました。 毎日、楽しいことばかりではありません。世界を見渡せば、侵略のニュースに不安になったり怒りをおぼえたり。この国の政治不信も募るばかりです。そういうときにも、ここに本を並べる。その一冊一冊が思いをこめてつくられている。世界を信じるための本のように感じて、心強かったです。−本文より 目次 1章 gururiの日々 gururiの一日 冬の日記 春の日記 夏の日記 秋の日記 夜の散歩 2章 gururiまで 水の中で おもちゃのレジスター 天ぷらの思い出 生き様を見せるしかない あゆちゃんと友だちになってね おばあさんになっても 傷あとのこと メイクレッスン 夢を見た 本屋でアルバイトをする 拾う神あり 再び体調を崩す 転機 誰かのためのお店 つながる おみやげ話 ページ数 192 判型 B6判変形小口折り製本 著者プロフィール 渡辺愛知(著) 静岡県生まれ。広告制作会社、書店、出版社勤務を経て、2021年より東京・谷中で「雑貨と本gururi」を営んでいる。 (版元サイトより)
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リミナルスペース 新しい恐怖の美学
¥3,740
『リミナルスペース 新しい恐怖の美学』 ALT236 =著 佐野ゆか =訳 フィルムアート社 新しいインターネット美学、〈リミナルスペース〉のすべて。 その誕生の過程と影響を、膨大なビジュアルとともに体系的に掘り下げる初の書籍、待望の翻訳! 人の気配のない出入り口や階段、長い廊下、古びたホテルのロビー、寂れたショッピングモール、無機質な地下鉄の駅……。 こうした日常で目にする光景の中に、不穏さと不気味さ、そして抗いがたい魅力を見出す「リミナルスペース」は、インターネットを中心に爆発的に広がった、2020年代を代表する美学的ミームです。 例えば、社会現象となったウォーキングシミュレーターゲーム『8番出口』は、リミナルスペース的な世界観の代表的な作品と言えるでしょう。 本書で取り上げるのは、映画『シャイニング』のかの有名な長い廊下、インターネット怪談の「バックルーム」、ヴェイパーウェイヴ音楽、ブルータリズム様式の巨大建築、さらにはマグリットの絵画など。時代や分野を縦横無尽に横断しながら、リミナルスペースの美学はそこかしこに息づいています。 リミナルスペースが引き起こすのは、ただの不安な感情ではありません。 人々の記憶と想像力に深く共鳴し、心の奥底にまで響く感覚を呼び覚ますのです。 リミナルスペースの何が怖いのか? なぜ私たちはリミナルスペースに魅了されるのか? 新しい「不安と恐怖の美学」の誕生の過程とその影響を徹底的に掘り下げる、リミナルスペース“解体新書”。 この一冊を手に取ることで、あなたの周りに潜む「異質な空間」の恐怖と魅力を、新たな視点で再発見することができるでしょう。日常の中に潜む非日常を感じたい方、アートや映画、ゲームに興味がある方にとって、必読の一冊です。 不思議なことに人間は、イメージによって揺さぶられ不安にさせられることを好み、奇妙なものの境界をとどまることなく押し広げる。以来、集合的無意識の総体、人間の深層心理、想像力や夢や悪夢の広がりが、その時代を象徴する比喩的なビジョンを提示し、恐怖を与える目的のためだけに探求されるようになった。(中略)本書で扱われるホラーは、これまでのホラーとは正反対で、過剰な演出よりも空虚さを好み、露骨な演技よりも示唆を選び、他の何よりも謎を促す。「リミナルスペース」は、昨日今日始まったものではなく、徐々にきわめて革新的で現代的な新大陸になっていった。美学的な物語の分野を切り拓き、今では当初の定義を超えて、意図的に不安を誘うビジョンという、より大きな分野へと開かれている。創造的ムーブメントのようなものが、芸術や大衆文化のあちこちへと広がりをみせ始めているのだ。(序文より) 発売日 2025年9月26日 本体価格 3,400円+税 判型 B5判変形・並製 頁数 192頁 原題 Liminal: Les nouveaux espaces de l'angoisse デザイン waonica (版元サイトより)
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創作者のための読書術 読む力と書く力を養う10のレッスン
¥2,970
『創作者のための読書術 読む力と書く力を養う10のレッスン』 エリン・M・プッシュマン=著 中田勝猛=訳 フィルムアート社 SNSで話題! 「読む」解像度が上がれば、「書ける」ようになる! 作家は他の作品をどう読んでいるのか?──プロの書き手の読み方を知ることで、小説やエッセイ、漫画からウェブメディア上での執筆まで、書く技術を向上させよう 読まなければ書けるようにならない。書かなければ読めるようにならない。 ──読書猿(独学者) よく書けるとは、よく読めることなのです。 文字を覚えたての子どもみたく、しゃにむに読みたくなる一冊。 ──向坂くじら(詩人・国語教室ことぱ舎主宰) 優れた作家になるための第一歩は、優れた読書家になること。プロの書き手が行っている「分析的読み方」を学ぶことで、自分の作品を書き出す一歩が見つかり、さらに書き手としてのスキルを高めることができる──そんな「書く」ための学びとなる読書術を徹底伝授。ジャンル、ナラティブアーク、キャラクター造形、語りの視点など、執筆術の使われ方をひもときながら、現代の小説やノンフィクション、詩、SNS、ブログなどの豊富な引用例を繰り返し読むことで、創作に役立つ効果的な読み方=精読が自然と身につく一冊。 【本書のポイント】 ・すべての「書く」人に役立つ「読み方」がわかる ・創作理論が実際の作品にどう使われているかを学べる ・言葉にする力を育て、自作の文章に応用できる ・引用作品を多角的な視点から何度も読み込むことで、分析的読書の訓練ができる ・各章末に引用作品の考察のポイントと自作のための執筆のヒント付き 発売日 2025年7月26日 本体価格 2,700円+税 判型 A5判・並製 頁数 416頁 原題 How to Read Like a Writer: 10 Lessons to Elevate Your Reading and Writing Practice デザイン 戸塚泰雄(nu) (版元サイトより)
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お金信仰さようなら(穴書/ヤマザキOKコンピュータ)
¥1,980
『お金信仰さようなら』 穴書/ヤマザキOKコンピュータ 働いて働いて働いて働いて働いて、 収入を伸ばし、貯蓄を増やし、経済最優先の社会の中で、 成長と労働ばかりが求められてきた。 私たちは、「お金信仰の時代」に生まれ育った。 どれだけの資産があれば人は幸せになれるのか? 売れないものには価値がないのか? 経済成長すれば私たちの暮らしは豊かになるのか? 投資家やバンドマンとして、金融界のみならず国内外のパンク・シーンや多種多様な地下カルチャーを渡り歩いてきた著者が、 そこで培ってきた独自の視点でひとつひとつの疑問を解き、 貯蓄でもなく、選挙でもない、新しい選択肢を提示する。 『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』(6刷)で話題をさらった、 ヤマザキOKコンピュータの最新作。 今度こそ、くそつまらない未来は変えられる。 お金信仰が終わったあとの時代で、 何を指針に生きるのか? まだ名前の付いてない、新たな時代へと突き進む私たちのための入門書。 ◆目次 この本を書くにあたって 第1章 自分の〈いま〉に名前を付ける お金を信仰する時代/退屈で残酷な、グローバル資本主義社会/お金の大小しか見ない、一次元的な世界観/①市場信仰/②貨幣信仰/お金ではなく、お金信仰に別れを告げる 第2章 未来に不要なものは置いていく 新しい時代の歩き方/ハードコアパンクバンドが示してくれたアンサー/お金持ちになったら幸せになる?/国が豊かになったら貧困問題は解決する?/〈見えざる手〉は人々の理想を実現できる?/私たちの暮らしは本当に豊かになっている?/お金がここまで強く信仰される理由 第3章 新しい価値観に名前を付ける 新たな世代の、新たな価値観/アメリカのFIREムーブメント/中国の寝そべり主義者宣言/パラレルワールドをいまからやる/欧州パンクの共同体における知性あふれる価値観の共有/昔の商店街に見る、活気主義の世界/自分が本当に価値を感じるもの/接続性=人や社会とのつながり×文脈としてのつながり/①社会的接続価値/②文脈的接続価値/お金信仰は終わらせる力、接続性はつなぐ力/お金信仰に別れを告げるときが来た さいごに 私が出した、ひとつの答え 著者:ヤマザキOKコンピュータ 株式会社「穴書」代表。文筆家・投資家。 Newspicksをはじめ、様々なメディアで執筆。 日本証券業協会「100年大学 投資はじめて学部 ONLINE」や「ビジネスドライブ! by SBI証券」に出演。 著書『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』(タバブックス)は6刷。 地下のカルチャーや金融の世界など、異なる領域を横断しながらオルタナティブな価値観を探求している。 (版元サイトより)
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POSSE vol.61(特集:選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える)(堀之内出版)
¥1,760
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『POSSE vol.61(特集:選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える)』 堀之内出版 【リニューアル号】 「小さな声と大きな変革をつなぐ雑誌」POSSEが、デザインを新たにリニューアル! 特集:選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える 第二特集:「働いて働いて働く」発言のどこが問題なのか? 世界は選挙(だけ)では決まらない──。 選挙のたび無力感に苛まれているすべての人に。 【巻頭言より】 “今回の特集は、「選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える」です。2025年12月現在、日本では物価高騰が続き、生活は厳しさを増しています。不安を抱えている人たちは多いはずです。しかし、貧困や労働問題に取り組むはずの政党が人気を集めているとは言えません。それどころか、一見正反対に見える高市政権や、参政党が大きな支持を得ているように見えます。こうした現実を前に、選挙のたび無力感に苛まされている方も多いのではないでしょうか。 そんな中で、私たちは社会を変えるための「希望」を見出そうと考えています。ただし、それは「これまでのやり方で大丈夫」ということではありません。 気づけば私たちは、SNSで誰かを攻撃したり、慰め合ったり、選挙が近づけば、政党について書き込むことばかりして、それで社会を変えている気になっていないでしょうか。この社会と闘い、社会を変えるための方法は、本当にそこにあるのでしょうか。 「選挙」と「ネット」。社会を変えるための私たちの想像力は、この2つに縛られすぎています。そんな思いから、雑誌『POSSE』は今回、新たにリニューアルしました。” 目次 【特集:選挙以外で社会を変える/ネット以外で社会を変える】 リベラルの敗北は止まらない 真の希望とは ──フェミニスト・政治学者ナンシー・フレイザー来日インタビュー ナンシー・フレイザー 左派に本当に必要なのは、選挙の勝利ではない ──左傾化する若者(ジェネレーション・レフト)の新局面 キア・ミルバーン 右派も左派もアルゴリズムからは逃れられない ──現代を覆う「レント資本主義」解説 佐々木隆治 選挙以外で/ネット以外で社会を変えるには ──参政党、NY市長選、排外主義、メガソーラーetc… POSSE座談会 【第二特集:「働いて働いて働く」発言のどこが問題なのか?】 過労死遺族が語る「働き方改革」の裏側 ──「働いて働いて働く」時代の長時間労働 過労死遺族対談 報道される過労死はたったの「4%」? ──なぜ人は「もっと働きたい」と欲望するのか 今野晴貴×斎藤幸平 スキマバイトで介護される時代 ──ウーバー以降、労働法の最前線 川上資人×今野晴貴 締め切りの支配から逃げるには? ──資本主義を変える「遊び」の哲学 難波優輝 = = = = = 連載 スポーツとブラック企業 体育会系言葉・話法を考える 常見陽平 コラム Mrs.GREEN APPLE「ライラック」は2020年代の労働歌か? 岩本菜々×坂倉昇平 ブックレビュー 定期購読・寄付・会員 バックナンバー紹介 POSSE活動紹介 編集後記
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中学生から知りたいパレスチナのこと(ミシマ社/岡真理、小山哲、藤原辰史)
¥1,980
『中学生から知りたいパレスチナのこと』 岡真理 (著) 小山哲 (著) 藤原辰史 (著) <以下、版元サイトより> この本から、始まる 新しい世界史=「生きるための世界史」 あらゆる人が戦争と自分を結びつけ、歴史に出会い直すために。 アラブ、ポーランド、ドイツを専門とする三人の対話から はじめて浮かび上がる「パレスチナ問題」。 世界史は書き直されなければならない。 *** 岡「今、必要としているのは、近代500年の歴史を通して形成された『歴史の地脈』によって、この現代世界を理解するための『グローバル・ヒストリー』です」 小山「西洋史研究者の自分はなぜ、ヨーロッパの問題であるパレスチナの問題を、研究領域の外にあるかのように感じてしまっていたのか」 藤原「力を振るってきた側ではなく、力を振るわれてきた側の目線から書かれた世界史が存在しなかったことが、強国の横暴を拡大させたひとつの要因であるならば、現状に対する人文学者の責任もとても重いのです」 *** 地図作成:マップデザイン研究室 目次 はじめに(岡真理) Ⅰ 私たちの問題としてのパレスチナ問題 岡真理「ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代五百年の植民地主義」 「ユダヤ人のパレスチナ追放による離散」は史実にない/ジェノサイドが終わるだけでは不十分/ハマスの攻撃は脱植民地化を求める抵抗/イスラエル政府の発表をうのみにしてはいけない/ジェノサイドはいかなるシステムによって可能になったのか/人文学=ヒューマニティーズから考える/ガザを見たとき、日本は自国の植民地主義を想起できているか/壁一枚を隔て、安楽な生活を享受する者/「人種」はヨーロッパ植民地主義が「発明」したもの/シオニズム運動――反セム主義に対する反応/国家維持のためにホロコーストの記憶を利用する/近代学問に内包されるレイシズム 藤原辰史「ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題はなぜ軽視されてきたか」 ナチズム研究者はナチズムと向き合いきれていない/ドイツとイスラエルをつなぐ「賠償」 /ふたつの歴史家論争/誰のための「記憶文化」か/ドイツは過去を克服した優等生なのか?/「アウシュヴィッツは唯一無二の悪だ」/奴隷制は終わっていない/経済の問題、労働の問題としてのナチズム Ⅱ 小さなひとりの歴史から考える 小山哲「ある書店店主の話――ウクライナとパレスチナの歴史をつなぐもの」 ふたつの戦争のつながり/長い尺度で問題を捉える/ポーランド書店 E. ノイシュタイン/ウクライナ-ポーランド-イスラエルを結ぶ生涯/イスラエルをリードした東ヨーロッパ出身者/「国家なき民族」の国歌/シオニズム運動はドレフュス事件より前にはじまっていた/民族運動の母体となった地域/移住して国家を建設するという発想/日本も「外部」ではない/「敵は制度、味方はすべての人間」 藤原辰史「食と農を通じた暴力――ドイツ、ロシア、そしてイスラエルを事例に」 私たちの食卓の延長にある暴力/投機マネーがもたらす飢餓/プーチンの農業政策は外交の武器/ウクライナの穀物を狙う米中/国際穀物都市オデーサ/飢餓計画を主導したヘルベルト・バッケ/ホロコーストの影に隠れる「入植と飢餓」/飢えてはならない人と、飢えてもいい人/イスラエルの食と水を通じた暴力/飢餓とは「低関心」による暴力 Ⅲ 鼎談 『本当の意味での世界史』を学ぶために 今の世界史は地域史の寄せ集め/「西」とはなんなのか?/ナチズムは近代西洋的価値観の結晶/「食を通じたイスラエルの暴力」に目が向かなかった反省/私たちの生活が奴隷制に支えられている/日本史、西洋史、東洋史という区分は帝国時代のもの/西洋史でパレスチナ研究をしたっていいはずなのに/ポーランドのマダガスカル計画/民族の悲哀を背負ったポーランドは、大国主義でもあった/イスラエル問題ではなく「パレスチナ問題」/イスラエルの暴力の起源は東欧に?/今のイスラエルのやり方は異常/押してはいけないボタン/核の時代の世界史/「反ユダヤ主義」という訳の誤り おわりに(小山哲) 本書成立の経緯(藤原辰史) ページ数 224 判型 四六判並製 装丁 寄藤文平+垣内晴(文平銀座) 著者プロフィール 岡真理 (著) 1960年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題。主な著書に『ガザとは何か』『記憶/物語』『彼女の「正しい」名前とは何か』『棗椰子の木陰で』『アラブ、祈りとしての文学』『ガザに地下鉄が走る日』。 小山哲(著) 1961年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。専門は西洋史、特にポーランド史。主な著書・共編著に『中学生から知りたいウクライナのこと』『大学で学ぶ西洋史[近現代]』『人文学への接近法』。 藤原辰史(著) 1976年生まれ。京都大学人文科学研究所教授。専門は現代史、特に食と農の歴史。主な著書に『中学生から知りたいウクライナのこと』『縁食論』『カブラの冬』『ナチスのキッチン』『分解の哲学』。
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中学生から知りたいウクライナのこと(ミシマ社/小山哲、藤原辰史)
¥1,760
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『中学生から知りたいウクライナのこと』 小山哲 (著) 藤原辰史 (著) <以下、版元サイトより> 生きることの歴史、生きのびるための道。 黒土地帯、第二次ポーランド分割、コサック…地理や世界史の教科書にも載っているこうした言葉に血を通わせる。 「ウクライナを知る」第一歩はここからはじまる。 二人の歴史学者が意を決しておこなった講義・対談を完全再現。緊急発刊! MSLive! BOOKSシリーズ 「小国を見過ごすことのない」歴史の学び方を、今こそ! ・ロシアが絶対に許されない理由…? ・西側諸国、日本が犯してきた罪…? ・「プーチンが悪い」という個人還元主義では、負の連鎖は止まらない…? 【イベント参加者の声】 ・歴史を知ることで、ニュースの解像度が上がり、そこに暮らす人びとの顔が見えてくるような感覚をおぼえました。 ・軍事評論家や国際政治学者の解説ではなく、こういう話が聞きたかったです。 ・「国」と「人」をいっしょくたにせず、どのように平和を築いていくのか。自分の姿勢を問い直す貴重な機会でした。 【MSLive! BOOKSとは?】 ミシマ社が2020年5月にスタートしたオンラインイベント、「MSLive!」。 「MSLive! BOOKS」は、オンラインイベントのライブ感をそのまま詰め込んだ書籍シリーズです。イベントに参加くださった方々から、イベントの内容を活字化したものを販売してほしいというリクエストをたくさんいただき、実現することになりました。 目次 はじめに Ⅰ ウクライナの人びとに連帯する声明(自由と平和のための京大有志の会) Ⅱ ウクライナ侵攻について(藤原辰史) Ⅲ 講義 歴史学者と学ぶウクライナのこと 地域としてのウクライナの歴史(小山哲) 小国を見過ごすことのない歴史の学び方(藤原辰史) Ⅳ 対談 歴史学者と学ぶウクライナのこと(小山哲・藤原辰史) Ⅴ 中学生から知りたいウクライナのこと 今こそ構造的暴力を考える(藤原辰史) ウクライナの歴史をもっと知るための読書案内(小山哲) おわりに ページ数 208 判型 四六判並製 装丁 寄藤文平・古屋郁美(文平銀座) 著者プロフィール 小山哲(著) 1961年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。専門は西洋史、特にポーランド史。共編著に『大学で学ぶ西洋史 [近現代]』、『人文学への接近法――西洋史を学ぶ』など。 藤原辰史(著) 1976年生まれ。京都大学人文科学研究所教授。専門は現代史、特に食と農の歴史。著書に『縁食論』(ミシマ社)、『トラクターの世界史』『カブラの冬』『ナチスのキッチン』(河合隼雄学芸賞)、『給食の歴史』(辻静雄食文化賞)、『分解の哲学』(サントリー学芸賞)など。
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教えて! タリバンのこと 世界の見かたが変わる緊急講座(ミシマ社/内藤正典)
¥1,870
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『教えて! タリバンのこと 世界の見かたが変わる緊急講座』 ミシマ社/内藤正典 民主主義、自由、人権を、戦闘機とともに運ぶのはもうやめよう。 水と油でも共に生きていくために! MSLive! BOOKS 2021年夏、カブール陥落をうけて緊急開催。『料理と利他』を超える大反響を呼んだオンライン講座、完全再現! 9・11、相次ぐテロ事件、難民の急増、中東地域の対立…… この「暴力」と「分断」はどこから来たのか? 目からウロコのイスラム講座! 怖がる前に、戦う前に、ちゃんと知ろう。 【イベント参加者の声】 ・本当に有意義でした。報道や私たちの固定観念がいかに一方的でガチガチなことか。 ・我々の民主主義は正しく機能しているでしょうか? 遠くを見ることで近くの景色もよく見えてくるものだと思いました。 ・タリバンと旧政権側が一緒に鍋をつつく写真に「未来」を見ました。 【MSLive! BOOKSとは?】 ミシマ社が2020年5月にスタートしたオンラインイベント、「MSLive!」。 「MSLive! BOOKS」は、オンラインイベントのライブ感をそのまま詰め込んだ書籍シリーズです。イベントに参加くださった方々から、イベントの内容を活字化したものを販売してほしいというリクエストをたくさんいただき、実現することになりました。 目次 はじめに 世界を別の角度から見てみると……? 第1回 教えて!タリバンのこと 第2回 水と油が共生するために 第3回 タリバンを「悪魔」と見なす前に おわりに 弱者を守るレジリエンス 定価 1,700 円+税 判型 四六判並製 頁数 184 ページ 発刊 2022年03月15日 装丁 文平銀座 (版元サイトより)
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となりのイスラム 世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代(ミシマ社/内藤正典)
¥1,760
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『となりのイスラム 世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代』 ミシマ社/内藤正典 仲良くやっていきましょう。 テロ、戦争を起こさないために― 大勢のイスラム教徒と共存するために―― これだけは知っておきたい。 現代イスラム地域を30年以上見つめつづけてきた研究者である著者が、いま、なぜ「こんなこと」になっているのか? を解説。「一夫多妻制って?」などの日常的な話題から、「イスラム国」がなぜ生まれたか、といった世界情勢の見方や「テロを本当になくすために必要なこと」まで、抜群のわかりやすさで綴る、現代必読の一冊。 1980年代にシリアを、その後ヨーロッパでトルコ出身の移民を、それぞれ現地で研究してきました。91年からは、トルコに家をもち、イスラム世界との交流をつづけています。この本では、私が実際に見て聞いて研究した「となりのイスラム」をご紹介することで、みなさんの頭のなかにある、イスラムは怖いという思い込みを解いていこうと思います。そして、ごくふつうに仲良くしていけるんだ、あるいは、そうしていきたい、と思い、行動する人たちが増えていってほしいと思うのです。――まえがきより 「これまででもっともわかりやすく、実践的で、役に立つイスラムの入門書だと思う。(…)これなら中学生にも理解できます。その解説力もスゴイです。」(斎藤美奈子氏、2016年9月11日、朝日新聞書評欄) 目次 序章 世界を救える国はどこか? 第1章 衝突は「今」起きたわけではない 第2章 イスラム教徒とは、どういう人か 第3章 西欧世界とイスラム世界はもとは同じ 第4章 となりのイスラム教徒と共に 第5章 ほんとはやさしいイスラム教徒 第6章 日本人が気になる12の疑問 第7章 イスラムの「病」を癒すために 終章 戦争、テロが起きないために私たちができること 著者情報 著: 内藤正典(ナイトウマサノリ) 1956年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学分科卒業。博士(社会学)。専門は多文化共生論、現代イスラム地域研究。一橋大学教授を経て、現在、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。著書に『イスラム――癒しの知恵』『イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北』(以上、集英社新書)、『ヨーロッパとイスラーム』(岩波新書)、『トルコ 中東情勢のカギをにぎる国』(集英社)など多数。 定価 1,600 円+税 判型 四六判並製 頁数 256 ページ 発刊 2016年07月17日 装丁 寄藤文平+阿津侑三(文平銀座) (版元サイトより)
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RITA MAGAZINE2 死者とテクノロジー(ミシマ社)
¥2,640
『RITA MAGAZINE2 死者とテクノロジー』 ミシマ社 AI時代、人類だけが行ってきた「弔い」はどうなる? 「死者」の問題を考えずして、 利他は語れず! 葬式、墓、仏壇、失われる弔いの伝統と、 台頭するAI故人ビジネス。 そのリスクと可能性を、 情報学、文学、宗教、政治学… 多方面から考察する。 中島岳志/高木良子/ドミニク・チェン/平野啓一郎/高橋康介/佐々風太/松尾公也/古田雄介/パトリック・ストークス/西出勇志/谷山昌子/池口龍法 目次 巻頭論考 利他的な死者 中島岳志 Chapter1 思いがけず死者 ・思いがけず死者 鼎談:ドミニク・チェン、中島岳志、高木良子 ・「死者が生きていく」ためのテクノロジーはいかにして可能か 論考:ドミニク・チェン ・弔いの知覚論 論考:高橋康介 ・「御先祖」と共に作る~―濱田庄司作品と死者の営みの引用 論考:佐々風太 Chapter2 テクノロジーで死者に「出会う」 ・AIが死者を再現するとき~小説『本心』をめぐって 鼎談:平野啓一郎、中島岳志、高木良子 ・亡き娘と再会する~韓国のドキュメンタリーを事例に 論考(インタビュー):高木良子 ・亡き妻の歌声から曲を紡ぐ 論考:松尾公也 ・デジタル故人が現代の追悼装置となるためには 論考:古田雄介 ・中国・AI故人ビジネスの今~超級頭脳 張澤偉代表に訊く 論考(インタビュー):高木良子 ・AI故人の倫理 論考:パトリック・ストークス Chapter3 弔いの現在と未来 ・消えゆく「彼岸」~弔いの半世紀を振り返る 鼎談:西出勇志、中島岳志、高木良子 ・遺骨アクセサリー・堆肥葬・自然循環型葬~弔いの多様化とその裏にひそむもの 論考:高木良子 ・墓友・手元供養・土葬~日本の葬送のいまを支える人たち 論考:谷山昌子 ・ドローン仏に夢を乗せて 論考:池口龍法 ・されど仏壇~廃棄とデジタル化のリアル 論考(インタビュー):高木良子 著者情報 編: 中島岳志(ナカジマ タケシ) 1975年大阪生まれ。北海道大学大学院准教授を経て、東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。著書に『思いがけず利他』『朝日平吾の鬱屈』『保守のヒント』『秋葉原事件』『岩波茂雄』、共著に『料理と利他』『ええかげん論』『現代の超克』、編著に『RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?』などがある。 定価 2,400 円+税 判型 B5判変形 頁数 232 ページ 発刊 2025年03月18日 装丁 尾原史和(BOOTLEG) (版元サイトより)
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ふつうに働けないからさ、好きなことして生きています。(百万年書房/平城さやか)
¥1,760
SOLD OUT
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『ふつうに働けないからさ、好きなことして生きています。』 百万年書房/平城さやか 手元には三百円しかなかった。 それでも、今度こそ自分が心底望む生き方がしたかった。 「ふつうに働けない」と弱り果てているあなたが、好きなことで生きていくための100の心得(tips)。 【目次】 はじめに 年表 序章 1 ただ休みたい 2 最高の職場で元気を取り戻す 3 所持金三百円でも 第1章 仕事の話 4 アトリエ風戸のスタート 5 自転車の補助輪を外す 6 行動はとことん休んでから 7 好き嫌いを活かす 8 弱さを細かく見る 9 やりたいことの見つけ方 10 自由業に向く人・向かない人 11 できることではなく、好きなことを 12 やりたいことをひとつに絞らなくていい 13 いびつな形の三色パン 14 好きの精度を上げる練習 15 私のアイデアは枯れない泉 16 パッチワーク思考 17 不満をアイデアで解決する 18 初期衝動 19 実験魂 20 なぞるのは嫌い 21 時代遅れでも 22 イラスト仕事 23 「もったいない」から生まれた作品 24 どんな届き方が嬉しいか 25 自己満足ありき 26 販売してもらえるありがたみ 27 私が本屋を助ける 28 結果なんて存在しない 29 望みと方法を切り離す 30 一度ダメでもあきらめない 31 くやしい? 32 SNSは自分好みのタイプだけ 33 名刺は必要ない 34 本棚の向こうと繋がる 35 人に頼る 36 つまずきの後に新しい物語が始まる 37 「ある」ものに目を向ける 38 波打ち際のワークショップ 39 やってみて気づく 第2章 お金と時間の話 40 稼ぎたい 41 小商いのキャッシュフロー 42 夏が怖い 43 イベント出店料はどこまで? 44 価格設定は自分と相談 45 簿記のすすめ 46 在庫は資産です 47 道具を買うべきか 48 在庫管理をどうするか 49 お金がないからこそ生まれる工夫 50 お金と引き換えにしない 51 不安からくる行動をやめる 52 節約は楽しくない 53 把握すると不安は減る 54 母からのお米 55 五百円のカレンダーとお赤飯 56 お時給マインド卒業 57 手間と時間をかけてこそ 58 息つぎ 59 「世間」より「自分」を知る時間を 60 出来事を点ではなく線で捉える 61 「今」を細かく捉える 62 五分あったら 63 年齢を重ねること 第3章 暮らしの話 64 勇気じゃなくて覚悟 65 理想の一日 66 ルーティン 67 衣食住のバランス 68 コンパクトな暮らし 69 アトリエ活用法 70 一器多用 71 いらない理由 72 離れたところで考える 73 どの街に住むか 74 寝袋生活 75 山の上なら…… 76 歯と同じバランスで食べる 77 土鍋ごはんで元気に 78 「まごわやさしい」お味噌汁 79 結局ぬか漬けが一番 80 不安になる食べ物を控える 81 フィーリング・クッキング 82 医食同源とブレサリアン 83 自分との会話は日常のスーパーから 84 服なんて後まわし 85 肌断食 86 やっぱりきれいでいたい 第4章 心と身体の話 87 悲しみを食べたがっている 88 ひとりになりたい 89 身体という確かなもの 90 いじめのトラウマ 91 恋の話を少し 92 映画のワンシーンと思って 93 命をつなぐ方法 94 死にたいと思った瞬間 95 やきもちの正体 96 いい人をあきらめる 97 言いたいことが言えるか 98 うぐいすの盗作疑惑 99 ワンマンタイプ 100 ただそれだけ 【はじめに】 はじめまして。アトリエ風戸(フト)という屋号で活動しています、平城さやかと申します。本書を手に取ってくださり、ありがとうございます! 私は大好きな創作活動をすることで、なんとか生計を立てています。 二◯二五年現在、アトリエ風戸を立ち上げて九年目。文章とイラストの本/ZINE、イラスト雑貨、ブレンドハーブティーの制作・販売が活動のメインです。 かつては兼業で書店アルバイトをしていた時期もありましたが、現在はアトリエ風戸の活動のみで、都内に住まい兼アトリエの狭いワンルームを借りてひとり暮らしをしています。 私は突然好きなことで生きていけるようになったわけではありません。心身の不調からふつうに働けなくなり、経理事務の派遣OLをやめて、お先真っ暗な状態から時間をかけて、好きなことで生きていく今の方法を作ってきました。 服を買うことも、外食することも滅多にできませんが、私は今の生活に大満足しています。自由に好きなことだけをし、自分らしくいられる毎日は心穏やかでとても幸せです。 大切なのは、自分の「好き」を信じること、自分自身と会話をしてから行動すること。好きなことで生きていくために、特別な能力や資格は必要ありません。 本書では私が実践してきたこと、感じたことをあますところなくお伝えしたいと思っています。 私は心身ともに繊細な、弱い人間でもありますが、夢見ることをあきらめない強い人間でもあります。昔の私と同じように弱っていてふつうに働けない方をはじめとして、本書を読んでくださる方の人生を良い方向に変えたい。 本気でそう思って書きました。 あなたの人生を変えるためにページをめくってみてください。 【著者略歴】 平城 さやか (ひらじょう・さやか) ふつうに働けなくなり、2017年から「アトリエ風戸」として活動をスタート。「心を満たして元気にしてくれるもの」として、ハーブティー、イラスト雑貨、ZINEなどを制作している。2023年に『わたしのすきな ふつうの本屋が閉店』を刊行。好きな食べ物はお米。 発売日 2025年12月10日 価格 1600円+税 判型 四六判 (版元サイトより)
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Θ(シータ)の散歩(百万年書房/富田ララフネ)
¥2,200
『Θ(シータ)の散歩』 百万年書房/富田ララフネ 本!× 赤子! ZINE『小島信夫の話をしたいのだけれど』が話題を呼び、『これは歯的な話』で第七回ことばと新人賞(主催・書肆侃侃房)佳作を獲った富田ララフネ、育児×読書カップリング作で商業デビュー! 大江健三郎、荒川洋治、メルヴィル、カフカ、井戸川射子、加藤典洋、聖書、田中小実昌、武田百合子、村上春樹、ドストエフスキー、小島信夫などを読むことが子育てに与える影響についてーー。 【推薦コメント】 「小説家を目指す」人たちは、小説を書こうと構えるので、萎縮したり、型に嵌ったりして、何のために書きたいと思ったの? と思うんだけど、この人からは書く楽しさや自由が感じられ……濃密な時間の流れに浸っていると、人生で最も貴重な記憶が何年ぶりかでリアルに蘇ってきた。読んでいてほんとに楽しい。 保坂和志(作家) 【著者略歴】 作家。1990年東京都生まれ。京都大学文学部卒。 【本文、一部抜粋】 Θが産まれてからしばらくはQも仕事を休んでいて、その間、Θに関することはすべてふたりで分け持っていたから、私も長い本を読む時間がいくらかあったし、長い文章を書く時間だってあったけれども、Θが三か月になり、Qは仕事に戻って、それからはほとんど一日中、私とΘはふたりきりで、本を読む時間もなくなった。もちろん本なんて読まなくてもいいのだが、本当は読みたい。 Θが昼寝でもしてくれればその合間に本を読めるはずだった。しかしΘは昼間、うちでは一切眠らず、眠る代わりにやがて泣き、散歩に連れ出さない限り、泣き止むことがなかった。Θはいくら泣いてもまだ涙は出ない。私は本を読む時間をなんとか捻出したかった。 それで絵本を読み聞かせる代わりに、大江健三郎『燃えあがる緑の木』の冒頭を読み聞かせた。特に理由もなかったが、Θが産まれて以降、私は大江健三郎ばかり読んでいた。 タイトル Θ(シータ)の散歩 著者 富田ララフネ 装画 大河原愛 デザイン 木庭貴信+岩元萌(OCTAVE) 発行者 北尾 修一 発行所 株式会社百万年書房 ●四六判/並製/1c264p 発売日 2025年11月11日 価格 2000円+税 判型 四六判 (版元サイトより)
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断捨離血風録 3年で蔵書2万5千冊を減らす方法(本の雑誌社/日下三蔵)
¥2,420
“魔窟王“と呼ばれた男が一念発起! 40年間貯めに貯めた本を大放出する涙と笑いの蔵書処分ルポ!! 目標は和室を空けること。盛林堂書房の小野氏、古本屋ツアー・イン・ジャパンの小山氏という強力な助っ人を得て、本で埋め尽くされた家の片付けが始まった──。 「本の雑誌」好評連載に加え、「おじさん三人組 日下三蔵邸に行く」、日下三蔵蔵書年表、関係者座談会などを収録。 目次 日下邸間取り図 2 はじめに 5 エピソード0 本編を始める前に 11 0-01【日下三蔵邸・書庫(マンション編)】横須賀市在住・日下三蔵四十歳が本で車を壊したというのは本当か⁉ 12 0-02【日下三蔵邸・自宅編】ミステリ書評家が原稿を執筆する姿勢を問われる時!の巻 18 0-03 おじさん三人組 日下三蔵邸に行く! 25 断捨離血風録 47 01 本に埋もれた家 48 02 借家の冒険 55 03 火の7日間 62 04 和室への遠い道 69 05 本命 76 06 和室を空にするまで 83 07 書庫の奥の奥 90 08 いつも納戸でも 97 09 箪笥 104 10 コミック雑誌なんか…… 111 11 木々対宇陀児の決闘 118 12 長女のひな人形 125 13 冷蔵庫より愛をこめて 132 14 第四の蔵 139 15 寝室には壁がある 146 16 蔵を開く 153 17 蔵の中 160 18 幻影の蔵 167 19 マンガの密林 174 20 台所の方程式 181 21 蔵の中へ 188 22 本音を述べるす、元気を述べるす 195 23 病院の怪事件 202 24 怪談厠鬼 209 25 おすすめ文庫王国 216 26 本棚交換ゲーム 223 27 カラーボックスなんか怖くない 230 28 カラーボックスが多すぎる 237 29 カラーボックスに乾杯 244 30 移動殺人事件 251 31 漂う別宅 258 32 さらば別宅 265 33 狂気山脈 272 34 そして扉が外された 279 35 温泉宿 286 36 果しなき断捨離の果に 293 「断捨離血風録」お疲れ様座談会 2万冊超を片付けて (参加者:日下三蔵、小野純一、小山力也) 300 日下三蔵 蔵書年表 321 あとがき 328 索引 342 ページ数 360 判型 四六判 (版元サイトより)
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古本屋ツアー・イン・日下三蔵邸(本の雑誌社/小山力也)
¥1,980
もう魔窟とは言わせない! いざ! 今こそ“魔窟”の呪いを解き、“書庫”へと回帰させるのだ! ゆらゆらと揺れる絶妙なバランスで積み上げられた本タワー、その隙間に出来た古本獣道、本で出来た巨大軍艦・・・右を見ても左を見ても、前を見ても後を見ても、下を見ても上を見ても、本・本・本・本! 盛林堂・イレギュラーズよ、古本の底無し沼・日下三蔵邸を整理せよ! 書評家+古書店主+古本マニアによる蔵書整理プロジェクト10年の記録 ページ数 256 判型 四六判変形 (版元サイトより)
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古本屋ツアー・イン・京阪神(本の雑誌社/小山力也)
¥1,980
大好評!!神保町篇、首都圏沿線篇に続く〈古本屋ガイドルポ・シリーズ〉第三弾は、古本の都・ザ・関西! 神保町の古本屋を全店制覇した『古本屋ツアー・イン・神保町』、首都圏各所に散らばる古本屋を沿線ごとにたどった『古本屋ツアー・イン・首都圏沿線』と、厖大な数の古本屋をめぐり続けている「古本屋ツアー・イン・ジャパン」こと小山力也氏による、京阪神古本屋ガイド『古本屋ツアー・イン・京阪神』です。京都、大阪、神戸の「これぞ」という名店から、滋賀、奈良を含め、近年目立つニューウェイブ系や個性派の迷店まで歩き尽くした渾身の一冊。 ほぼ全編書き下ろしの本書は、2015年末から毎月のように関西へ足を運び、一から店を訪ね歩いた汗と涙の結晶により、各店の立地や店内の雰囲気、品揃え、店主の風貌までを徹底レポート。歴戦の古本猛者たちが称賛する独自の観察眼が冴え渡っています。 巻末には、関西古本界の重鎮・古書善行堂の山本善行氏とめぐる大阪古本屋ツアーや取材の悪戦苦闘ぶりを綴った「制作日記」も収録。 ページ数 288 判型 四六判 (版元サイトより)
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ファミリ〜ドキュメンタリー漫画(猋社/パン・カンパニー)
¥2,640
『ファミリ〜ドキュメンタリー漫画』 猋社/パン・カンパニー 一糸纏わぬ剥き出しの文章は、鬼気迫る日常を浮かび上がらせ、読み手を圧倒する。芸術家の夫、ふみあき、子、娘、自分、母、ニンゲン……。『ふみあきと 5 年ぶりにセックスした話』、『2023 私が国際女性デーにしていたこと』、『うちにニンゲンがいた話』など全17話、256ページ!日々怒涛のコミックエッセイここに爆誕! 目次 夫の絵の話搬入編 夫の絵の話 搬出編 ふみあきと5年ぶりにセックスした話 アイアムデストロイヤー いそがしふみあき うちにニンゲンがいた話 うんーしか言えない話 東京行った話 クリスマスの話 どんなひと とある夜 たまちゃん4さいもうその感覚あるんだ vol.1 部屋が汚いという感覚 たまちゃん4さいもうその感覚あるんだ vol.2 ちょっとごめんねという感覚 2023 私が国際女性デーにしていたこと 一昨日の話 次々と自白、作業療法としてのふみあき 全ての始まりのメモガストにて ページ数 256 判型 W118mm×H188mm並製・あじろ 装丁 若杉智也 著者プロフィール パン・カンパニー 赤羽さくら。1983年長野県生まれ。美術家の夫と娘の三人暮らし。 (版元サイトより) 子育てや家族のことで頭がいっぱい。周りの女性が必死に生きて、生活して、社会を変えようと頑張っているのに——。そんな気持ちがあったので『2023 私が国際女性デーにしていたこと』を読んで、女性は闘うべき、というのも一つの押し付けなのだなと腑に落ちた。個人的なことを見つめているがゆえに罪悪感を持ってしまう人に読んでほしい(店主コメント)
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DRAMATIC(猋社/寺田燿児 著・画)
¥2,640
『DRAMATIC』 猋社/寺田燿児 『DRAMATIC』は、寺田燿児による14 篇の短篇漫画と、ブックギャラリーポポタムでのグループ展で展示されたカラー作品「十八番」や、「独裁者の背中シリーズ」を収録した一冊。反戦漫画『TORA TORA TORA TORA』(東南西北kiken刊)を経て、日常の微細な火花を描いた著者が唱える。“劇的なるものからとおくはなれて。” 目次 収録作品 「⽊⾺」 「御茶ノ⽔駅」 「⼗⼋番」 「落下」 「電⾞」 「通夜」 「巴⾥」 「猫踊」 「⼀揆」 「独裁者の背中」 「進路」 「紙幣」 「花⽕」 「潮騒」 「初恋」 あとがき ページ数 184 判型 W148mm×H197mmPUR製本 装丁 菊地昌隆 著者プロフィール 寺田燿児(著・画) 漫画と音楽。yoji&his ghost bandの名でCD『My Labyrinth』(’14)『ANGRY KID 2116』(’16) を発表。角銅真実のサポートの他、折坂悠太(合奏)メンバーとしてFUJIROCK FES’18などに出演。 ’22 ニ作目となる中編漫画『TORA TORA TORA TORA』を東南西北kikenよりリリースした。IG:@ysfor_men (版元サイトより) “劇的なるものからとおくはなれて”描かれているはずのこちらの漫画にドキドキするのはなぜだろう。この本を開くと(あくまで私の場合は)斎藤和義「約束の十二月」が頭の中を流れる。(店主コメント)
