『これは水です』
デヴィット・フォスター・ウォレス (著), 阿部 重夫 (翻案)
中古-帯に赤いインク汚れ、背表紙に小さな傷あり(写真参照)
※中古品にご理解のある方のみご購入をお願いいたします
副題:思いやりのある生きかたについて大切な機会に少し考えてみたこと 卒業式スピーチとしては、2005年にスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行なったもの(「ハングリーであれ、愚直であれ」)が有名だが、同じ年にケニオン大学で負けず劣らぬ名スピーチをしたデヴィッド・フォスター・ウォレスという作家がいた。 本書はそのスピーチ「これは水です」の完訳版である。作家としてはポストモダン文学の旗手として、アメリカの若者を中心にカルト的ともいえる人気を博しつつ、46年という短い生涯を自らの手で閉じてしまったウォレスだが、「考える方法を学ぶ」ことが人生にとってどれほど重要かを、平明かつしなやかな言葉で語った本スピーチは、時代を超えて読む者の心に深く残る。
(版元サイトより)
帯の「反知性主義」という言葉は嫌いだが、どうして学ぶのか、どう学ぶべきか、がわかりやすく述べられている名スピーチで、多くの方に読まれてほしい1冊。自由は権利のはずが、まだ当たり前になっていない世界。人文・社会・自然科学を横断的に学び思考力や課題解決力を養うリベラル・アーツは、必要な“態度”かもしれないと思った。「リベラル」の本来の意味や目的を考え直すことができる良書。(店主)