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それがやさしさじゃ困る(赤々舎/鳥羽和久(文)植本一子(写真))
¥1,980($12.62)
『それがやさしさじゃ困る』 赤々舎/鳥羽和久(文)植本一子(写真) 子どもが自分でつかむまで! 大人が「わかったふり」をやめると、対話がはじまる。焦らず、 断ち切らず、観察しつづけるための視点──。学び・進路・日常相談と一年の日記から、関係がほどける瞬間を見つめる教育エッセイ。 『それがやさしさじゃ困る』は、子どもに向けられる「善意」や「配慮」が、時に子どもの心を傷つけ、主体性を奪ってしまうという逆説を、教育現場の最前線で20年以上子どもと向き合ってきた著者・鳥羽和久さんが鋭く描き出す一冊です。「失敗させまい」「傷つけまい」という大人の”先回り”が、実は子どもの可能性を閉ざしてしまう──。本書では「学校」「親と子」「勉強」「受験」といったテーマを軸に、現代教育の盲点と私たち大人が抱える不安の影を浮かび上がらせます。単なる批判にとどまらず、大人の葛藤や弱さへの眼差しがこめられているからこそ、その言葉は深く胸に響きます。 さらに本書を特別なものにしているのは、ページ下部に並走する一年間の日記の存在です。そこには、卒業生との忘れられない一瞬や、親子の関わりの奥に潜む無自覚な”デリカシーのなさ”への気づきなど、教育の現場で生まれた生の思索が断片的に綴られています。論として伝えられるエッセイと、濾過されない日々の記録が呼応し合い、本書は単なる教育論を超えた、立体的で豊かな手触りを届けてくれます。 解決策を提示する本ではありません。むしろ「間違うこと」「揺れ動くこと」を恐れず、子どもを信じて共に歩むことの大切さを、本書は静かに指し示しています。大人として迷い続ける私たちに寄り添い、伴走してくれる一冊です。 そして本書には、写真家・植本一子さんが鳥羽さんの教室やその周辺で撮り下ろした写真が栞のように差し挟まれています。子どもたちの表情や存在は、エッセイや日記で綴られる思索に呼応し、本書を照らし、「いま、ここ」の空気を手渡してくれるでしょう。 “《人生を楽しむコツは「よいこと」を大切に後まで取っておかないこと。出合ったときにつかまえること。》大人はこの瞬間を見逃さないようにだけ腐心していればよい。教育のなかに、ありもしなかった自分の黄金時代を託し、子どもらの現在を嘆くのは、子どもの芽を摘むだけ。教育のほとんどの問題は、バランスを崩した大人たちの不安から生まれる。子どもに過剰な配慮をするより、ダラしない自分を晒し、こんなのでも生きていけると見せるほうがうんといい。” 鷲田清一(哲学者)帯文より 各メディアにて紹介! 6刷出来! 読まれつづけて、2万部です! 2025 10/6 朝日新聞「折々のことば」(鷲田清一さん) 2025 10/18 毎日新聞「今週の本棚」(鈴木成一さん) 2025 10/25 NHK ラジオ深夜便「本の国から」(辻山良雄さん) 2025 11/14 西日本新聞 インタビュー記事掲載 2026 2/4 考える人WEB 鳥羽和久 × ジェーン・スー対談記事掲載 2026 3/24 AERA インタビュー記事掲載 2026 3/25 北海道新聞 インタビュー記事掲載 Book Design:根本匠 発行:赤々舎 Size:H195mm x W148mm Page:232 pages Binding:Softcover Published in September 2025 ISBN:978-4-86541-210-9 (版元サイトより) 父親と母親に「育て方を間違えた」と言われたことがある。 それは、電車の乗り降りのマナーについて話していたときのこと。「降りる人が皆降りてから乗っていくのが安全で公平なのに、降りる人にぶつかっていくように乗る人がいて苛々する」「でも、知らない人にぶつかっていくような人に「待ちましょう」と言う勇気はない」「だから、そういう人のことを“ただの昆虫”だと思うようにしている」——これらを聞いて、私の両親は「育て方を間違えた」と言った。 ずっと、このことについてぐるぐると考えてきた。「じゃあ皆どうやって折り合いをつけているの」「私は失敗作なの?」と。 倫理観がクソだとSNSに曝すのは勇気がいるが、この本を読んで書こうと決めた。 「いまのあなたは決して「完成形」などではなく、これからのあなたも決して「完成形」などにはならず、あなたはいまのあなたを裏切り続けるのですから、それに翻弄されながら生きることを諦めないでください。」(p.160) 自分は「完成形」ではない。親は育て方を間違えたのかもしれないけれど、今は失敗作かもしれないけれど、変われる。諦めない。 「二月一七日 若い人に向けた「やりたいことを見つけて、自分らしく生きるんだよ」という言葉を含む祝辞を読んだが、若い人が「自分らしく」生きるなんて怠慢でしかなく(言葉が過ぎる?)、自分らしさというのは、人生の苦節、変節を経て宿命のように滲み出るものでしかない。」(p.195) 35歳にもなって「自分らしさってなんだろう」とも迷うけれど。自分に矢印を向けず、ただひたむきに毎日を過ごしていれば自分らしさは後からついてくるのかもしれない。 親としてもおもしろく読めるし、成熟とは何かという意味で全人類がおもしろく読める。どんな人にも響く箇所があると思う。正直、この1冊だけを売る本屋があってもいいくらい良い本です。おすすめ。 (店主コメント)
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[特大号]路上、お邪魔ですか?(フィルムアート社/金沢21世紀美術館=監修 本橋仁=編)
¥3,960($25.23)
『[特大号]路上、お邪魔ですか?』 フィルムアート社/金沢21世紀美術館=監修 本橋仁=編 路上には、自由と邪魔が同居しています── 解放区なのか、はたまたルールによって管理される場所なのか。 さまざまな価値観が折り重なる〈路上〉をキーワードに 現代美術から大道芸、マンガ、路上園芸までを紹介。 さらに路上を読み解くための多彩なテキストも収録。 展覧会図録を飛び出した、まるごと路上の総力特集! 金沢21世紀美術館と渋谷区立松濤美術館で開催する「路上、お邪魔ですか?」展の公式図録。 赤瀬川原平、藤森照信らによって1986年結成された路上観察学会の40周年を契機として、多様な論理の交錯する〈路上〉を考えるプラットフォームとして企画された「路上、お邪魔ですか?」は、展覧会、刊行物、シンポジウム、イベントなどの連続多発的な出来事から構成されてきました。 そのひとつである本誌は、公共空間に開かれたメディアとして新聞形式で制作しています。そして展覧会出品作品を紹介する図録としてだけではなく、路、道、公共……をめぐる論考、インタビュー、対談、マンガなど28本を収録した論集としても編まれており、路上に立ち上がる多様な文化実践や思考を通して、単視眼的にはとらえきれない路上という場を多角的に照らし出します。 「お邪魔ですか?」と投げかけられた大きな疑問符へのさまざまなかたちでの応答から、路上の公共性を模索する、大ボリュームの“路上新聞”です。 展覧会情報 路上、お邪魔ですか? Rojō [shared ground]—am i in your way? 金沢21世紀美術館:2026年4月25日(土)–9月6日(日) https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1852 渋谷区立松濤美術館:2026年9月19日(土)–11月23日(月祝) https://shoto-museum.jp/exhibitions/213rojo/ 出展作家:panpanya、高知市、鈴木康広、ギリヤーク尼ヶ崎、中村裕太、鯨津朝子、路上観察学会、児玉房子、山田脩二、迫川尚子、Chim↑Pom from Smappa!Group、國府理、ダニエル・エヴェレット、クシシュトフ・ヴォディチコ、銭湯山車巡行部、セガ、村田あやこ(※以上、金沢会場展示順)、GROUP(※渋谷会場のみの展示) 発売日 2026年8月1日 本体価格 3,600円+税 判型 ブランケット版 頁数 88頁 ISBN 978-4-8459-2610-7 Cコード C0070 仕様 一部カラー 言語 一部バイリンガル 企画協力 佐藤守弘、渋谷区立松濤美術館 デザイン 西岡勉 (版元サイトより)
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小説家のための編集教室 物語を自分でみがき上げる12のステップ(フィルムアート社/レニ・ブラウン/デイヴ・キング=著 古屋美登里=訳)
¥2,640($16.82)
『小説家のための編集教室 物語を自分でみがき上げる12のステップ』 フィルムアート社/レニ・ブラウン/デイヴ・キング=著 古屋美登里=訳 どこを直せばよいかわかる。書き直すたび、うまくなる。 ベテラン小説編集者と学ぶ、自分の手で作品を完成させる〈編集〉のレッスン。 そう、本当に求めていたのは書き方でも稼ぎ方でもない。「磨き方」なのだ。 ——青崎有吾(小説家・『地雷グリコ』) 小説の書き方を教える本はたくさんあります。 でも、書き上げた原稿を「どう直すか」を教える本は、ほとんどありません。 本書は、多くの新人作家をデビューへ導いてきたベテラン小説編集者が、作家が自分の作品を改善し、物語の魅力を引き出すための「セルフ・エディティング」の技法を惜しみなく明かした一冊です。刊行以来30年以上にわたって愛読されてきた、小説家の必携書です。 人物造形、場面描写、会話、モノローグ、動詞の選び方、改行の位置──。 小説編集者が原稿のどこに目をとめ、どう直すのか。誰もが知る名作から新人作家の習作まで、幅広い小説作品を題材に、修正のポイントと添削前後の文章を豊富に紹介します。 また、各章末には「編集のためのチェックリスト」「練習問題」を収録。自分の書いた原稿のどこを見直せばよいか、実践を通じて推敲の技術を身につけることができます。 本書を読み進めるうちに、あなたは自分の原稿を編集者の目で読めるようになるでしょう。 削り、直し、みがき上げる。本当に書きたかった物語の芯をつかみ、自分だけの文体=ボイスを見つけるために。 小説を書く人はもちろん、ライター、編集者、文章を仕事にするすべての人に役立つ一冊です。 [本書で身につく編集の技術] ❏描写と説明 描写で見せる場面と、地の文で語る場面を見極め、書き出しから読者を物語に誘い込む。 ❏視点の使い分け 一人称、三人称、全知の視点(神の視点)を活用して、読者と登場人物の心の距離を自在に動かす。 ❏会話の技法 動詞や副詞の選び方、文章のちょっとした工夫で、会話をより生き生きと自然なものにする。 ❏ビートの入れ方 登場人物のさりげない仕草や行動をひとつ挟むだけで、読者の心は揺さぶられる。 ❏一回で充分 言葉も描写も設定も、大事なことほど繰り返さない。やりすぎに気づいて、力強さを取り戻す。 【本書に引用されている小説の一部】 『グレート・ギャツビー』(F.スコット・フィッツジェラルド) 『星空から来た犬』(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ) 『ミドルマーチ』(ジョージ・エリオット) 『若い藝術家の肖像』(ジェイムズ・ジョイス) 『白鯨』(ハーマン・メルヴィル) 『策謀と欲望』(P.D. ジェイムズ) 『影の巡礼者』(ジョン・ル・カレ) 『ドリームキャッチャー』(スティーヴン・キング) 『ここがホームシック・レストラン』(アン・タイラー) 『風と共に去りぬ』(マーガレット・ミッチェル) 『嵐が丘』(エミリー・ブロンテ) ……ほか多数 目次 第二版のためのまえがき 1 描写と説明 2 人物の造形と提示 3 視点の使い分け 4 描写の配分 5 会話の技法 6 音が大切 7 心の声 8 ビートの入れ方 9 段落の分け方 10 一回で充分 11 みがき上げる 12 ボイスを手に入れる 付録1 練習問題の回答集 付録2 小説家のためのブックリスト 訳者あとがき 引用した邦訳作品一覧 プロフィール [著] レニ・ブラウン(Renni Browne) ウィリアム・モロー社ほか複数の出版社で編集主幹を務めたのち、1980年に大手出版界を離れ、全米規模の書籍編集会社ザ・エディトリアル・デパートメント(www.editorialdepartment.net)を設立。テネシー州グリーンヴィルで開催されるロスト・ステート作家会議の創設者の一人でもあり、『アパラチアン・ライフ』誌に記事や書評を寄稿している。 デイヴ・キング(Dave King) 『ライターズ・ダイジェスト』誌の協力編集者。マサチューセッツ州の田園地帯アッシュフィールドの自宅またオンライン(davekingedits.com)で、独立系編集者として活動。執筆の技術をめぐる雑誌記事の多くは『コンプリート・ハンドブック・オブ・ノベル・ライティング』および『ライターズ・ダイジェスト・ライティング・クリニック』に収録されている。 [訳] 古屋美登里(ふるや・みどり) 翻訳家。著書に『雑な読書』『楽な読書』(いずれもシンコーミュージック)。訳書にエドワード・ケアリー『望楼館追想』『おちび』『劇場の子 イーディス・ハラー』〈アイアマンガー三部作〉(以上東京創元社)、デイヴィッド・フィンケル『帰還兵はなぜ自殺するのか』『アメリカの悪夢』、トム・ゴールド『月の番人』、デイヴィッド・マイケリス『スヌーピーの父 チャールズ・シュルツ伝』、エリカ・クラウス『だれか、わたしを助けて』(以上亜紀書房)、ダニエル・タメット『ぼくには数字が風景に見える』(講談社文庫)、ジョディ・カンター他『その名を暴け』(新潮文庫)、ラッタウット・ラープチャルーンサップ『観光』(ハヤカワepi文庫)など多数。 発売日 2026年9月26日 本体価格 2,400円+税 判型 四六判・並製 頁数 304頁 ISBN 978-4-8459-2520-9 Cコード 0090 装丁 戸塚泰雄(nu) 装画 芦野公平 原題 Self-Editing for Fiction Writers, Second Edition: How to Edit Yourself Into Print (版元サイトより)
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たった一人の読者を生きる(柏書房/荒井 裕樹)
¥1,980($12.62)
『たった一人の読者を生きる』 柏書房/荒井 裕樹 もう誰にも動員させられたくない。この心は私のもの。あなたのもの。小さな「自分」を守ることで、誰かとつながる12の内緒話。 もう誰にも動員させられたくない。 この心は私のもの。あなたのもの。 【内容】 例えば、「世界で自分だけしか読んでいないかもしれない物語」に出会ったとき、「こんなマイナーな作品について書いたり語ったりしても無意味だよな……」と思うか、「自分が書かなければ/語らなければこの作品は存在しなかったことになってしまう」と思うかは、それぞれだと思います。 もし、あなたが後者の側に立つとして、いざ何か書き残そうとしても、そういう些細で、身近で、時に儚い出会いのエピソードは、論文のようなかっちりした形式には馴染まなかったりするものです。だから本書では「エッセイ」、それも「おしゃべり」するような言葉づかいで、少なくない読者がきっと抱いたことがあるであろう「この物語をなかったことにしたくない」というあの感覚に、迫ってみたいと思うのです。 “ここで私が話したいのは、もっと小さくて、些細で、身近で、時には儚いものについてなんです。(中略)世界的なマスターピースよりも、親しい人の打ち明け話のほうが大事になってしまったり、友だちが出したぜんぜん売れない自主制作本のほうにより感動してしまったり、なんてことは、誰にでも、多かれ少なかれ、あると思うんです。/これって、実はすごいことなんじゃないですかね。自分の心だけを打つものがこの世界に瞬間的に誕生しているというか、どうしようもなく自分の心を打つものがどうしようもないくらい自分以外の人に知られてないっていうか、そんな現象が発生しているということなので。/この現象、取り立てて研究なんてされないですけど、けっこう大事なものだと思うんです、人間にとって。/なんというか、人って自分でも気が付かないうちに、たった一人の読者を生きている瞬間があると思うんです。”(「はじめに」) こちらの感情や心を動員するための言葉や映像が氾濫する社会の潮流に、気づかぬうちに吞み込まれてしまわぬように、自分にとって本当に大切な「物語」について語ること、そのための居場所をつくること。そうやって大切な領域を守ることができてはじめて、私たちはきっと、ほかの誰かが大切にする「物語」のことも大切にできるのではないでしょうか。 “自分にとって本当に大事なものって何なんだろうとか、本当に自分の心を打つものって何なんだろうとか、自分はどういう物事に魂を揺さぶられる人間なんだろうとか、そういう自分の領域を大事にして、誰かに、勝手に、いつの間にか心を動員させられないようにすることはできる。そう思うんですよね。/これから少しだけ、私の「たった一人の読者」体験を聞いてください。私の密かな「物語」との思い出話をさせてください。そんな「物語」が居られる場所を作るために、少しだけ力を貸してください。で、もしよかったら、そのあと、あなたの話も聞かせてください。”(「はじめに」) ロングセラー『まとまらない言葉を生きる』を著した「声の小さな文学者」が新たに綴るのは、これまで語られてこなかった「たった一人の読者を生きる」という経験について。小さな「自分」を守ることで、誰かとつながる12の内緒話。 【著者略歴】 荒井裕樹〈あらい・ゆうき〉 1980年東京都生まれ。早稲田大学文学学術院教授。作家、文学者。専門は障害者文化論、日本近現代文学。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、二松學舎大学教授を経て、2026年4月より現職。 著書に『隔離の文学──ハンセン病療養所の自己表現史』(書肆アルス、のちに増補新装版)、『障害と文学──「しののめ」から「青い芝の会」へ』(現代書館)、『差別されてる自覚はあるか──横田弘と青い芝の会「行動綱領」』(現代書館、のちに増補新装版)、『生きていく絵――アートが人を〈癒す〉とき』(亜紀書房、のちにちくま文庫)、『障害者差別を問いなおす』(筑摩書房)、『車椅子の横に立つ人──障害から見つめる「生きにくさ」』(青土社)、『まとまらない言葉を生きる』(柏書房)、『凜として灯る』(現代書館)、『障害者ってだれのこと?──「わからない」からはじめよう』(平凡社)、『感情の海を泳ぎ、言葉と出会う』(教育評論社)、『無意味なんかじゃない自分――ハンセン病作家・北條民雄を読む』(講談社)など。 2022年、第15回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞。 2025年、第47回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞。 目次 はじめに――一つの「物語」が居られるところ 「そのむごい人間が自分なんだ」 「川はいつもにごっている」 「日々の谷間に疲れてよりかかるイス」 読めない手紙 「女はすべて美しい」 愛読書にまつわる怖い話 言葉の網目で個を包む 無精卵の哀しみ 素がこぼれる 障害者について考えるのは誰の仕事か 「絶版」にさえなれない 大切な人の大切なものを大切にする おわりに――欲しいのは語り続けるあきらめの悪さ あとがき 定価 1,980円(本体 1,800円) 刊行 2026/05/08 ISBN 9784760156597 判型 B6 ページ数 222 ジャンル 文学・エッセイ・ノンフィクション (版元サイトより)
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悲しい話は今はおしまい(柏書房/小沼理)
¥1,870($11.92)
『悲しい話は今はおしまい』 柏書房/小沼理 今だけは「明るい話」をしよう。絶望しないで話し続けるために。傷も喜びも責任も抱えながら社会と向き合った、実践のエッセイ集。 反響続々!! 自分にあるものを、押し込めたり、なかったことにもしないこの本は、長い夜を内側にもつ、誰かにとっての星になるだろう。言葉にできないことも、全部この夜の中には居場所がある。小沼さんが結ぶ夜は、暗くてもやさしい。 ――安達茉莉子さん(作家)、『かしわもち』書評より 本書の魅力は「悲しい話をやめる」ことではなく「悲しい話の続け方」を変える点にある。(…)そこには無理のない希望がある。 ――金承福さん(クオン代表・チェッコリ店主)、『共同通信』書評より アメリカのきわどいゲイ流ジョーク、クィア・アート、新宿2丁目の思い出、台北のクラブシーン、ソウルの書店巡り……。カラフルな話題の中から、生きる上で大切にしたい本質が浮かび上がる。 ――花田菜々子さん(蟹ブックス店主)、『SPUR』7月号書評より ⋆ ✩ ⋆ ┄ ⋆ ✩ ⋆ ┄ ⋆ ✩ ⋆ ┄ ⋆ ✩ ⋆ 今だけは「明るい話」をしよう。 絶望しないで話し続けるために。 抵抗の中にあるユーモア、クィアたちの踊りとおしゃべり、立場や属性からはみ出ること。傷も喜びも責任も抱えながら社会と向き合った、実践のエッセイ集。 【内容】 この傷だらけの時代に、希望をどう語れるだろうか? 悲しみから目を背けるのではなく、喜びを抑圧するでもなく、その関係をもっと複雑にしていくことはできないだろうか。星々の結び方を変えて、新しい星座を作るみたいに。 “これは私が喜びに罪悪感を抱くのではなく、社会と向き合う原動力に変換することを学んだ話である。そして、その近くにいたたくさんの人たちの話でもある。友人たちの前向きさや気楽さ、喜びも政治的実践も諦めない姿は、私にとって星の光だった。” (「はじめに――緊張しながら笑う」より) 友達のクィアパーティ、ゲイアーティストとの対話、タイムラインを埋め尽くす犬の動画、パレスチナ解放デモ、プロテストのTシャツ作り、植物の世話、韓国語の勉強……。悲しい星座と明るい星座をぐるぐるしながら、暗い日々を生き延びる19編。 【著者略歴】 小沼理〈おぬま・おさむ〉 一九九二年、富山県生まれ。文筆家。著書に『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』(タバブックス)、『共感と距離感の練習』(柏書房)。編著に『みんなどうやって書いてるの?——10代からの文章レッスン』(河出書房新社)。 目次 はじめに——緊張しながら笑う 1 悲しい星座(の外側へ) 踊る方法 アルミバルーンのハート 犬の夢 2 明るい星座(の内側へ) 無数の夜 発光 そこなのか 窓 ピンクをピンクで塗り替える みんなで早口 ひとりになること 3 再び、外側へ スワロフスキー、ラジオ、天使 植物の世話 交差する 時間をかき混ぜるように 勉強 体の歪み 長時間露光 おわりに——しぶとく続ける 定価 1,870円(本体 1,700円) 刊行 2026/04/10 ISBN 9784760156566 判型 四六判 ページ数 216 ジャンル 文学・エッセイ・ノンフィクション (版元サイトより)
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こちら日本中学生新聞(柏書房/川中 だいじ)
¥1,980($12.62)
『こちら日本中学生新聞』 柏書房/川中 だいじ 14歳、記者。現場に立つ――注目の中学生記者が、民主主義を問い続ける、かつてないルポルタージュ。畠山理仁さん、奈良美智さん推薦。 14歳、記者。現場に立つ。 超若手記者の純粋かつ冷静な視線。 しがらみなき情熱は民主主義の宝だ。 ──畠山理仁(フリーランスライター) 真摯な取材だ。 体験として知識を得ようとするひとりの中学生の取材日記に、大人も真摯に向き合い学ばなければならない。 ──奈良美智(美術作家) メディア最注目の中学生記者が、権力に切り込む本格ルポルタージュ、ついに刊行。 信条は「誰にも遠慮せずに書きたいことを書く」。取材対象は、外務省、大阪・関西万博、IRカジノ、そして混迷を極めた兵庫県知事選――。 2023年春に「日本中学生新聞」を創刊して以来、著名政治家や社会問題の現場に足を運び、荒削りながらも自分の言葉で取材と発信を重ねてきた現役中学生記者・川中だいじ。 本書では、これまでの取材の記録だけでなく、現場で感じた手応えや迷い、葛藤もあわせて描き出す――ひとりの記者が現場に立ち、民主主義を問い続ける、かつてないノンフィクション。 【著者プロフィール】 川中だいじ 2010年、大阪市生まれ。「日本中学生新聞」記者。小学3年生のときに政治に関心を持ち、2023年に「日本中学生新聞」を創刊。「誰にも遠慮せずに書きたいことを書く」をモットーに、選挙をはじめ大阪・関西万博、IRカジノ、森友学園問題などを取材し、SNSやYouTubeで発信している。雑誌やウェブメディアへの寄稿も多数。テレビ大阪の公式YouTubeチャンネル「大阪NEWS【テレビ大阪ニュース】」内の番組「中学生記者・だいじの対談クラブ」で聞き手を務めた。本書が初の著作となる。 目次 プロローグ 第1章 「日本中学生新聞」創刊前夜 第2章 G7広島サミットと初現場 第3章 選挙取材 第4章 万博・IR取材 第5章 ルポ 生徒会 第6章 民主主義を取材する 第7章 兵庫県知事選 あとがき 定価 1,980円(本体 1,800円) 刊行 2026/03/10 ISBN 9784760156658 判型 四六判 ページ数 320 ジャンル 文学・エッセイ・ノンフィクション (版元サイトより)
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帰りに牛乳買ってきて 女ふたり暮らし、ただいま20年目。(柏書房/はらだ有彩)
¥1,540($9.81)
SOLD OUT
『帰りに牛乳買ってきて 女ふたり暮らし、ただいま20年目。』 柏書房/はらだ有彩 《ふたりで楽しく暮らすことにしました、それも一生》。20年にわたる著者とルームメイトとの共同生活を描くコミックエッセイ。 ふたりで楽しく暮らすことにしました、それも一生。 『日本のヤバい女の子』のはらだ有彩が、 20年にわたるルームメイトとの共同生活を描く、 著者初のコミックエッセイ。 「あなたの住む街の隣の隣の隣のどこかの町で、こんなルームシェアが繰り広げられている」(「はじめに」より) 【著者プロフィール】 はらだ有彩(Harada Arisa) 関西出身。テキスト、イラストレーション、テキスタイルをつくる“ テキストレーター”。雑誌・ウェブメディアなどでエッセイ・小説を執筆する。著書に『日本のヤバい女の子』(柏書房/角川文庫)、『百女百様 街で見かけた女性たち』(内外出版社)、『女ともだち ガール・ミーツ・ガールから始まる物語』(大和書房)、『ダメじゃないんじゃないんじゃない』(KADOKAWA)、『「烈女」の一生』(小学館)。本書は著者初のコミックエッセイ。 目次 1 ずっとこのままでいいのかな?~ルームシェア8年目~ 2 ルームシェアは突然に~ルームシェア0年目~ 3 「住んでもいい」場所~ルームシェア14年目~ 4 ルームシェアは終わらない~ルームシェア15年目~ 定価 1,540円(本体 1,400円) 刊行 2025/11/21 ISBN 9784760156627 判型 A5 ページ数 208 ジャンル 文学・エッセイ・ノンフィクション (版元サイトより)
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死んでいるのに、おしゃべりしている!(柏書房/暮田真名)
¥1,760($11.21)
SOLD OUT
『死んでいるのに、おしゃべりしている!』 柏書房/暮田真名 業界最注目の川柳人による、〈人間をうまくやれない〉と思わされてきた者たちに贈る初のエッセイ集にして、極私的な回復記! “だって、川柳に出会わなければわたしはとっくにこの世にいなかったのだから。” 東京のいわゆる「恵まれた」家庭に「女性として」生まれ、教育にたくさんのお金を費やされたのに、期待どおり「東大」に行けず、望まれた「バリキャリ」にもなれなかったわたし。人間関係もうまく築けず生活は破綻。ノンバイナリーかつアロマンティックだけど、そこに帰属意識も見出せない。心を殺して自罰的にしか生きてこられなかったわたしは、「私たちはモノじゃない、人間だ」「悪いのはあなたじゃない」というまっとうな言葉に、自分が救われることを許せなかった。 そんなわたしを助けてくれたのが、川柳だった。 “わたしの心には「自分が悪い」という考えが無限に湧き出る大きな穴が空いていて、これを直接手当てすることは難しい。一方、身体にはすぐに限界がくる。虚弱な身体を頼りなく思うこともあったけれど、身体は常に心の問題を「手当てができるかたち」にしようとがんばってくれていたのだ。/川柳も、わたしを「無限」や「永遠」の世界から救い出してくれた。「症状」と言うと語弊があるが、川柳も目に見えるし、有限だ。川柳はわたしが初めて手に入れた身体だった。” 川柳しながら経験する世界は、アナーキーで自由だ。本書は、自分には〈人間をうまくやれない〉と思わされてきた者たちに贈るエッセイ集であり、極私的な回復記でもある。 業界最注目の川柳人による、初のエッセイ集。 【著者略歴】 暮田真名〈くれだ・まな〉 1997年生。「川柳句会こんとん」主宰。「石になったの?」「当たり」「砕氷船」メンバー。NHK文化センター青山教室で「青山川柳ラボ」講師、荻窪「鱗」で「水曜日のこんとん」主催。川柳アンソロジー『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房)で最年少の川柳人として紹介された、Z世代のトップランナー。2022年に発売された第一句集『ふりょの星』(左右社)は、刊行されるやいなや注目を呼び、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」ほか多数のメディアで紹介された。2023年には〈現代川柳〉の入門書『宇宙人のためのせんりゅう入門』(同)も刊行。ほかに『補遺』『ぺら』(私家版)がある。本書が初のエッセイ集となる。 目次 まえがき Ⅰ こころ お題サイト哀歌 食卓の上の洗濯物 ワレワレハウチュウジンダ 代わりに忘れて できのわるいロボット Ⅱ ことば ちっちゃいものクラブ 声をあてる べつの呪文 いけフリ アンコントロール 酢豚の目 川柳になりたい? Ⅲ からだ おしゃれ考 続・おしゃれ考 身体があるから踊るのだ フェアリーゴッドマザー 手当てができる モノがキラキラしてる あとがき 引用文献・資料一覧 定価 1,760円(本体 1,600円) 刊行 2025/09/10 ISBN 9784760156382 判型 B6変 ページ数 182 ジャンル 文学・エッセイ・ノンフィクション (版元サイトより)
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日記をつけて何になる?(柏書房/蟹の親子)
¥1,870($11.92)
『日記をつけて何になる?』 柏書房/蟹の親子 “なぜ人は日記をつけるのだろう、何かの役に立つわけでもないのに。日記ワールドで迷子にならないためのガイドブック。”――phaさん(作家) “蟹の親子さんがいなかったら、日記屋 月日がいまも続けられていたか、私にはわからない。専門店の中心を担ったひとりの、6年分の日記論。”――内沼晋太郎さん(日記屋 月日代表取締役) 【内容】 「日記ブーム」がささやかれる今だからこそ、あらためて、立ち止まって、考えたい。 書く、公開する、売る、読む、つづける、やめる—— 日記専門店「日記屋 月日」初代店長が、自身の実践と経験をもとに具体的な場面をたどりつつ、日記という営みの本質を丁寧に掘り下げます。 “私にとって日記をつけることは、人生の手応えを探ることに似ているのです。そして、こうした実践の数々を、健気な愛情とともに「日記的だ」と言い表したい。美しい風景や言葉を目の当たりにして、「詩的だ」とたとえてみるように。”(本文より) すでに日記を書いている人も、これから始めようとしている人も、挫折したことがある人も、自分には必要ないと思っている人も、みんなで悩めばこわくない。自然と今日から日記をつけたくなる一冊です。 【著者略歴】 蟹の親子〈かにのおやこ〉 文筆家、ダイアリスト。日本大学芸術学部文芸学科卒業。東京・下北沢にある日記専門店「日記屋 月日」の店長を二〇二〇年から二〇二一年秋まで務め、現在はディレクターを務める。二〇二〇年から日記集のリトルプレスを作り続けている。著書に『脳のお休み』(百万年書房、二〇二三年)、『増補版にき 日記ブームとはなんなのか』(セルフパブリッシング、二〇二四年)など。一九九一年生まれ、かに座。 (版元サイトより) 日記は「丁寧な暮らし」?「ちょっと恥ずかしいもの」? つけてみたい、他の人のを読んでみたい——日記周辺が気になる人必読の1冊。 「4歳、朝風呂という単語を知っていた。絵本の影響」 これはKeepメモに入力した、店主の8月26日の日記。とても些細なことだけれど、私はこのことを忘れたくないのだ。形式、頻度、何にも囚われず、忘れたくないことを貯めていきませんか。(店主コメント)
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私たちはみんな、失敗を知っている(百万年書房)
¥1,320($8.41)
『私たちはみんな、失敗を知っている』 百万年書房/こだま、野口理恵ほか 巷に溢れる〈サクセスの秘訣〉は聞き飽きました。 あなたの失敗談を聞かせてください。 【目次】 離せなかった 白石果林 失敗は幸福のはじまり 小指 いい人だと思われたくてお金を貸しました こだま 夏の日 野口理恵 本をつくってきて失敗をしたことがない 村井光男 私のもとに残った成分 川内有緒 丸い窓の家 北尾マーモット 失踪の練習さえも失敗 花田菜々子 終わりよければすべてよし 末井昭 著者名 百万年書房 (編) 発売日 2026年08月10日 価格 1200円+税 判型 四六変 ISBN 9784910053752 (版元サイトより) 「失敗というのは激しい後悔とセットだ」(p.93 夏の日 野口理恵) そもそも失敗の定義とは?と迷いつつ読んでいて、この文章にハッとする。やり直しできる失敗など、失敗ではないのか……。それぞれが独自性の高い「失敗」を書いてくれていて、読み応えのある1冊。胸が痛い。(店主コメント)
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M様お取り置き商品
¥1,760($11.21)
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M様お取り置き商品 掲載期間:2026/8/24 (月)まで ※こちらお問い合わせくださった方の商品となります。間違ってご購入された場合、こちらの判断でキャンセルさせていただきますのでご了承くださいませ。
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生きる力が湧いてくる(百万年書房/野口理恵)
¥1,980($12.62)
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『生きる力が湧いてくる』 百万年書房/野口理恵 暮らしレーベル第7弾。 顔の見えない読者が、ひとりでも、ふたりでも、生きたいと強く思えるような本づくりをしたい。 私は母と兄を自死で亡くしている。父も十代で他界し、祖父母はもういない。一度結婚をして息子がいるが親権は離婚した元夫がもっている。私はおそらく多くの人がもつ家族観をもっていない。おそらくこれからももつことはできない。(本文より) 【目次】 昼間に風呂に入る 家族 生きる力が湧いてくる 酔う 大切なあなた 祝祭の日々 USO かわいいあの子 優しい兄 テニスが下手な女の子 夜、空を見上げる USO Nの起源 USO 見えないアングル 正月嫌い 朝、虎ノ門で仕事を終える 遠くに住んでいるあの子 自由の証 今日も吉祥寺のルノアールで 太く、長く、濃く しあわせの、となりにあるもの それよりぼくと踊りませんか 発声のすばらしさ 中華料理とお節介 居場所をくれてありがとう 物語のはじまりには、ちょうどいいのさ あなたと私のあいだにあるもの USO Nのお葬式 あとがき 【著者略歴】 野口理恵(のぐち・りえ) 一九八一年、埼玉県熊谷市生まれ。文芸誌「USO」編集長。rn pressの編集者として書籍を制作する傍らで、文筆活動を行う。健康体。 発売日 2025年04月25日 価格 1800円+税 判型 四六変 (版元サイトより) 「私は本づくりでなにができるだろうか。私ができることはささやかだけれど、本の力で「生きる力」が湧いたら良いと思う。顔の見えない読者が、ひとりでも、ふたりでも、行きたいと強く思えるような本づくりをしたい。」(p.036)rn pressの野口理恵さんと出会った本。rn pressさんの本を書店開業第一弾で発注した理由がここに詰まっている。(店主コメント)
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良い子でいたら幸せになれるんじゃなかったのかよ(百万年書房/白瀬世奈)
¥1,760($11.21)
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『良い子でいたら幸せになれるんじゃなかったのかよ』 百万年書房/白瀬世奈 全然、全部、大丈夫じゃない。 赤裸々な本音に共感殺到の傑作ZINE、完全版。 目次 はじめに 三十歳、無職 三兄弟唯一の女の子だけどさ 祖父と一緒に無邪気な私も消えた 家で無理なら学校で 親友って何だろう 「それで飯食っていけんのか」 「本当の自分」が迷子だ サンドバッグと救世主 悪い子になりきれなかった 良い子でいたら幸せになれるんじゃなかったのかよ 無、フル回転、崩壊 私の二十代を黒く塗りつぶす前に 生きづらくなくなりたい 諦めるのではない 良い子を再定義しようよ 血のつながりよりもあたたかい 三十一歳、ただただ思い切って走る 大暴れ期が始まった 「無職です!」 お金がない 好きになった 初反抗期といつもと違うチョコレート もう甘えないでください 三十代からは手遅れ? 「隙間」にいる人たちへ 前に後ろに、行ったり来たり、止まったりしながら 現在思うこと おわりに ◆著者プロフィール 白瀬 世奈 (シラセ セナ) 東京在住。会社員。2025年11月に私家版『良い子でいたら幸せになれるんじゃなかったのかよ』を発行。人生の目標はよく食べ、よく寝て、よく働き、よく学び、よく遊ぶこと。 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ15mm 重さ 219g 並製 価格 1,600 円+税 1,760 円(税込) (版元ドットコムより) 長女は良い子で助かる。でも、世奈さんのこの本を読んで「あかん」と思った。長女は「良い子で過ごすこと」が家庭内で合理的なだけかもしれない、と。タイトルにピンときた方は、信田さよ子さんの『なぜ人は自分を責めてしまうのか』(筑摩書房)や壁園佳さんの『産まれたての日々』などとセットで読んでほしい。(店主コメント)
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夫は松田龍平じゃないけれど(百万年書房/堀静香)
¥2,200($14.02)
『夫は松田龍平じゃないけれど』 百万年書房/堀静香 思ったことをそのまま書く。 家庭内で王様と呼ばれる歌人・エッセイストの、いきいき元気に考え過ぎる日々。 『せいいっぱいの悪口』『がっこうはじごく』著者、最新エッセイ集--。 目次 はじめに 目をつぶらない あかるい巨大倉庫 なみなみのワイン だぼだぼのパーカー 「夫を松田龍平にしてください」 六つの季節 ほこりまみれの犬 夫の二日酔い なだれるところ 蟹がいる 生き物の気配 いつか死ぬオムライス マイ・マインドフルネス 晴れの日のおかやまへ ボーダーを着て 資さんのかまぼこ スクールバッグの底 祈らなくても来る明日 わたしの好きな夏祭り 一瞬のこと はずかしやりが やわらかい水 あたま抱けば さびしいのは九月 夢みたいやな おしぼりの熱 やわらかい月 [夫婦往復書簡] きのうはたくさん雨が降ったね 笑うもんか あたらしいタイヤ 書かなくなってから 急いでないし ここにいます おわりに 四六変形判 縦128mm 横177mm 厚さ13mm 重さ 220g 208ページ 並製 価格 2,000 円+税 2,200 円(税込) ◆著者プロフィール 堀 静香 (ホリ シズカ) 一九八九年神奈川県生まれ。山口県在住。上智大学文学部哲学科卒業。歌人、エッセイスト。短歌同人「かばん」「西瓜」所属。私立中高一貫校で非常勤講師として国語を教えている。著書にエッセイ集『せいいっぱいの悪口』『がっこうはじごく』(共に百万年書房)、『わからなくても近くにいてよ』(大和書房)、歌集に『みじかい曲』(左右社)がある。第50回現代歌人集会賞受賞。 (版元ドットコムより) 堀静香さんの文章を読んでいると、ざわざわしている心が自然と凪いでいく。誰かのエッセイのタイトルになってしまう松田龍平に想いを馳せながら読みたい、(店主コメント)
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ふつうに働けないからさ、好きなことして生きています。(百万年書房/平城さやか)
¥1,760($11.21)
『ふつうに働けないからさ、好きなことして生きています。』 百万年書房/平城さやか 手元には三百円しかなかった。 それでも、今度こそ自分が心底望む生き方がしたかった。 「ふつうに働けない」と弱り果てているあなたが、好きなことで生きていくための100の心得(tips)。 【目次】 はじめに 年表 序章 1 ただ休みたい 2 最高の職場で元気を取り戻す 3 所持金三百円でも 第1章 仕事の話 4 アトリエ風戸のスタート 5 自転車の補助輪を外す 6 行動はとことん休んでから 7 好き嫌いを活かす 8 弱さを細かく見る 9 やりたいことの見つけ方 10 自由業に向く人・向かない人 11 できることではなく、好きなことを 12 やりたいことをひとつに絞らなくていい 13 いびつな形の三色パン 14 好きの精度を上げる練習 15 私のアイデアは枯れない泉 16 パッチワーク思考 17 不満をアイデアで解決する 18 初期衝動 19 実験魂 20 なぞるのは嫌い 21 時代遅れでも 22 イラスト仕事 23 「もったいない」から生まれた作品 24 どんな届き方が嬉しいか 25 自己満足ありき 26 販売してもらえるありがたみ 27 私が本屋を助ける 28 結果なんて存在しない 29 望みと方法を切り離す 30 一度ダメでもあきらめない 31 くやしい? 32 SNSは自分好みのタイプだけ 33 名刺は必要ない 34 本棚の向こうと繋がる 35 人に頼る 36 つまずきの後に新しい物語が始まる 37 「ある」ものに目を向ける 38 波打ち際のワークショップ 39 やってみて気づく 第2章 お金と時間の話 40 稼ぎたい 41 小商いのキャッシュフロー 42 夏が怖い 43 イベント出店料はどこまで? 44 価格設定は自分と相談 45 簿記のすすめ 46 在庫は資産です 47 道具を買うべきか 48 在庫管理をどうするか 49 お金がないからこそ生まれる工夫 50 お金と引き換えにしない 51 不安からくる行動をやめる 52 節約は楽しくない 53 把握すると不安は減る 54 母からのお米 55 五百円のカレンダーとお赤飯 56 お時給マインド卒業 57 手間と時間をかけてこそ 58 息つぎ 59 「世間」より「自分」を知る時間を 60 出来事を点ではなく線で捉える 61 「今」を細かく捉える 62 五分あったら 63 年齢を重ねること 第3章 暮らしの話 64 勇気じゃなくて覚悟 65 理想の一日 66 ルーティン 67 衣食住のバランス 68 コンパクトな暮らし 69 アトリエ活用法 70 一器多用 71 いらない理由 72 離れたところで考える 73 どの街に住むか 74 寝袋生活 75 山の上なら…… 76 歯と同じバランスで食べる 77 土鍋ごはんで元気に 78 「まごわやさしい」お味噌汁 79 結局ぬか漬けが一番 80 不安になる食べ物を控える 81 フィーリング・クッキング 82 医食同源とブレサリアン 83 自分との会話は日常のスーパーから 84 服なんて後まわし 85 肌断食 86 やっぱりきれいでいたい 第4章 心と身体の話 87 悲しみを食べたがっている 88 ひとりになりたい 89 身体という確かなもの 90 いじめのトラウマ 91 恋の話を少し 92 映画のワンシーンと思って 93 命をつなぐ方法 94 死にたいと思った瞬間 95 やきもちの正体 96 いい人をあきらめる 97 言いたいことが言えるか 98 うぐいすの盗作疑惑 99 ワンマンタイプ 100 ただそれだけ 【はじめに】 はじめまして。アトリエ風戸(フト)という屋号で活動しています、平城さやかと申します。本書を手に取ってくださり、ありがとうございます! 私は大好きな創作活動をすることで、なんとか生計を立てています。 二◯二五年現在、アトリエ風戸を立ち上げて九年目。文章とイラストの本/ZINE、イラスト雑貨、ブレンドハーブティーの制作・販売が活動のメインです。 かつては兼業で書店アルバイトをしていた時期もありましたが、現在はアトリエ風戸の活動のみで、都内に住まい兼アトリエの狭いワンルームを借りてひとり暮らしをしています。 私は突然好きなことで生きていけるようになったわけではありません。心身の不調からふつうに働けなくなり、経理事務の派遣OLをやめて、お先真っ暗な状態から時間をかけて、好きなことで生きていく今の方法を作ってきました。 服を買うことも、外食することも滅多にできませんが、私は今の生活に大満足しています。自由に好きなことだけをし、自分らしくいられる毎日は心穏やかでとても幸せです。 大切なのは、自分の「好き」を信じること、自分自身と会話をしてから行動すること。好きなことで生きていくために、特別な能力や資格は必要ありません。 本書では私が実践してきたこと、感じたことをあますところなくお伝えしたいと思っています。 私は心身ともに繊細な、弱い人間でもありますが、夢見ることをあきらめない強い人間でもあります。昔の私と同じように弱っていてふつうに働けない方をはじめとして、本書を読んでくださる方の人生を良い方向に変えたい。 本気でそう思って書きました。 あなたの人生を変えるためにページをめくってみてください。 【著者略歴】 平城 さやか (ひらじょう・さやか) ふつうに働けなくなり、2017年から「アトリエ風戸」として活動をスタート。「心を満たして元気にしてくれるもの」として、ハーブティー、イラスト雑貨、ZINEなどを制作している。2023年に『わたしのすきな ふつうの本屋が閉店』を刊行。好きな食べ物はお米。 発売日 2025年12月10日 価格 1600円+税 判型 四六判 (版元サイトより)
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センチメンタル リーディング ダイアリー(本の雑誌社/@osenti_keizo_lovinson)
¥2,200($14.02)
『センチメンタル リーディング ダイアリー』 本の雑誌社/@osenti_keizo_lovinson 欠点だらけの自分を小説に重ねて生きている。 本を読むと、本当かどうか判別できないくらい薄れてしまった、あのときのあやふやな積み重ねこそが、紛れもない僕自身なのだということをもう一度思い出させてくれるのである。 Instagramに綴られた書評にかこつけた自分語り「感傷読書日記」。 #読書好きとつながりたい ■四六判変型並製 ■304ページ ISBN 978-4-86011-479-4 【著者プロフィール】 @osenti_keizo_lovinson 1974年、東京都生まれ。大学4年時にロッキングオン社の採用試験で書いた文章を褒められたことを真に受け、大学卒業後に音楽ライターとして活動するものの、まったく食っていけず生活費を稼ぐために近所の書店で働き始める。書店員という職業の面白さに目覚め、約12年間勤務した後に退職。2019年にインスタの読書アカウントを開始。通称「おセンチさん」として書評や映画評にかこつけた自分語りを綴っている。本名は平野敬三。 【目次】 『できそこないの世界でおれたちは』11 『平場の月』12 『ゼラニウム』14 『さみしくなったら名前を呼んで』16 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』18 『水を縫う』22 『東京の異界 渋谷円山町』25 『サキの忘れ物』28 『だまされ屋さん』31 『古道具 中野商店』36 『正欲』41 『おべんとうの時間がきらいだった』44 『AMEBIC』48 『果てしなき輝きの果てに』51 『流浪の月』54 『すべて忘れてしまうから』56 『悲しい話は終わりにしよう』60 『初夜』62 『百年の散歩』64 『悪女について』66 『猫を抱いて象と泳ぐ』71 『アウア・エイジ』75 『震災風俗嬢』78 『星月夜』81 『あとを継ぐひと』85 『自転しながら公転する』89 『最後の命』93 『イン ザ・ミソスープ』96 『ビニール傘』99 『大阪』101 『暗渠の宿』104 『ア・ルース・ボーイ』107 『星を掬う』110 『タクジョ!』113 『夜行秘密』117 『これはただの夏』121 『その姿の消し方』125 『海炭市叙景』128 『光』 132 『終わりまであとどれくらいだろう』136 『真夜中の果物』138 『海鳴り』140 『長いお別れ』143 『あこがれ』144 『きみがつらいのは、まだあきらめていないから』146 『悲しみの秘義』147 『ダーティ・ワーク』149 『たそがれどきに見つけたもの』152 『私たちが好きだったこと』156 『いちばんここに似合う人』159 『母影』163 『ガリンペイロ』167 『アポクリファ』171 『わたしたちに許された特別な時間の終わり』175 『今夜、すべてのバーで』177 『往復書簡 初恋と不倫』180 『逆ソクラテス』183 『息子たちよ』186 『流しのしたの骨』189 『センセイの鞄』191 『眠れない夜は体を脱いで』194 『推し、燃ゆ』197 『持たざる者』200 『愛の顚末』204 『家族最後の日』207 『死にたい夜にかぎって』211 『若者はみな悲しい』215 『小島』219 『愛がなんだ』224 『ガラスの街』228 『悪声』232 『季節風 春』236 『短編集』240 『虐殺器官』242 『永い言い訳』244 『私の男』247 『人でなしの櫻』252 『指の骨』254 『八月の母』258 『死んでいない者』262 『国境の南、太陽の西』266 『捜索者』270 『N/A』273 『クラウドガール』275 『最果てアーケード』280 『夜のピクニック』284 『フルタイムライフ』288 『アレルヤ』292 【あとがき】的なやつ297 【謝辞】302 (版元サイトより)
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スマホもYouTubeもなかった2005年の26歳(田房永子)
¥1,000($6.37)
『スマホもYouTubeもなかった2005年の26歳』 リトルプレス/田房永子 漫画家、エッセイスト、コラムニストの田房永子さんの自費制作本。 すごく個人的でおもしろい本なのに出回ってなくて仰天しつつ仕入れさせていただきました。 田房先生ファンの方、ぜひ。(店主コメント) ▷著者プロフィール 1978年生まれ、東京都出身。 漫画家、エッセイスト、コラムニスト。 2000年、雑誌「マンガエフ」で漫画家デビュー。第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞。 2012年、母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を刊行し、ベストセラーに。 2016年、「キレる私をやめたい~夫をグーで殴る妻をやめるまで~」を発行。自分自身の加害に向き合った作品として今もロングセラーとなっている。 私生活では2児の母。
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水平線を歩く(いい風/のせなな)
¥1,540($9.81)
『水平線を歩く』 いい風/のせなな 出兵前夜の青年たちが遺した言葉に、いまを生きる私から返事を綴る—— 「彼らの言葉に耳を傾け、いまの目で読み、いまの言葉でこたえること。その対話のなかで、経験していない戦争が、少しずつ「自分のこと」になっていく気がしている。」(「はじめに」より) 14歳の時、知覧の特攻平和会館を訪れてから、戦争体験と記憶の継承をめぐる課題に心を寄せ続けてきた著者・のせなな。第二次世界大戦末期に戦没した日本の学徒兵の遺書を集めた遺稿集『きけ わだつみのこえ』への「きわめて個人的な視点」からの応答をとおして、戦争を体験していない世代による「記憶の継承」の新たなアプローチを試みたエッセイ集。 〈目次〉 はじめに 森茂/松永茂雄 板尾興市 「海の向こうの国に行きたいと思った」 杉村裕 「戦争に行った人にしか分からない地獄がある」 横山末繁 「あんな怖い思いは誰にもさせたらあかん」 「言葉が生まれた文脈までもを理解する」 長谷川信 佐々木八郎 吉村友男 「私はそんな話をずっと聞いていたい」 松永茂雄 平井摂三 上原良司 「今も戦争体験者は増え続けている」 松原成信 おわりに 水平線を歩く 〈書誌情報〉 著 のせなな 編 椋本湧也 カバーデザイン 廣田碧(看太郎) 発行所 いい風 サイズ B6変形(W107×H174mm) ページ数 144 ISBN 978-4-9914173-3-7 発売予定日 2026年3月15日 価格 1400円(+税) 〈著者プロフィール〉 文筆家。1995年生まれ、神戸市在住。 インタビューやエッセイを通して、大きな物語の陰に埋もれた、小さくて分かりにくい言葉を掬い上げている。 大学時代に「特攻隊員の死生観」を研究したことをきっかけに、戦禍に残された若者たちの言葉と向き合い続けてきた。自らが経験していない戦争の記憶を、正しく受け取り、語ることはできるのか。その問いを軸に、執筆と対話を重ねることがライフワーク。 趣味は手紙を書くこと。 proff.io/p/nose_nana (版元サイトより) 「継承」には、「聴く」だけではなく「応える」という試みもあるのだなと。授業だって、聞いてるだけじゃ頭に入らないですもんね。戦争体験を自分ごとにするのは難しいので、新しいアプローチで良いな、助かるなと思いました。(店主)
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26歳計画(いい風/椋本湧也)
¥2,200($14.02)
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※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『26歳計画』 いい風/椋本湧也 世界各地で暮らす26歳たちによる「26歳」をタイトルにしたエッセイ集。料理人から宇宙工学者、俳優から機動隊員まで、総勢48名の等身大の文章が掲載されています。 ーー 《「26歳」をタイトルにした文章を自由に書いてください。書き終えたら、あなたがいちばん魅力的だと思う26歳の知り合いにこの企画をつないでください——》 沢木耕太郎さんが乗合バスでユーラシア大陸横断の旅に出たのが26歳。高校生のときに『深夜特急』を読んでからというもの、「26歳」という年齢は自分にとって特別な響きを持ち続けてきました。 そしてやってきた26歳。奇しくも世界的なパンデミックが襲来し、渡航はおろか、家から出ることすらままならなくなってしまった。そんな「旅の適齢期」に、この世界の26歳たちは一体何を考えているのだろう。身体的な移動が制限される中で、この想いを言葉にのせて、彼らに会いに旅に出てみよう。そしてその出会いの足跡を一冊の旅行記にしてみよう。そう思い立ったのです。(「はじめに」より) ブックデザインはデザイナーの脇田あすかさんが担当しました。表紙はやわらかいグレーのざらりとした質感の紙に、きらりと光る美しい箔押し。さわやかな薄緑色の見返しに不思議な手ざわりの別丁——。たくさんのこだわりがつまった一冊です。 3刷に寄せて、沢木耕太郎さんが「26歳と旅」をテーマにした文章を寄稿してくださいました!巻末に収録しています。 ーー 作 椋本湧也 ブックデザイン 脇田あすか 寄稿 沢木耕太郎 印刷 シナノ書籍印刷 発行所 いい風 W107×H174mm/ガンダレ製本/全212ページ ISBN : 978-4-600-01236-6(5刷まで) ISBN:978-4-9914173-1-3(6刷から) 価格:2,000円+税 (版元サイトより) 26歳のころ、自分は何をしていたのか。この本からバトンを受け取って語りたくなる。そういう意味では、何歳でも読んで楽しい本なのではないだろうか。もちろん、26歳になる方にお誕生日プレゼントとして贈るのも素敵。(店主)
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記憶の旗を立てる〈8月15日の日記集〉(いい風/椋本湧也)
¥1,980($12.62)
『記憶の旗を立てる〈8月15日の日記集〉』 いい風/椋本湧也 他者の体験の記憶を、いかに受け継ぐことができるだろうか—。94歳の祖母に戦時体験をインタビューし、その録音音声を聞いた71名の読み手が綴る「8月15日」の日記集。 「あんたたちにはわからんよ。体験してないんだから。それでもね、あんたたちがどう受けとめて、戦争しないように持っていくか。もうそれしかないよ」 (祖母へのインタビューより) 体験のない私たちは「軽い」。けれども軽いからこそできることがまたあるはずで、その方法を自分たちの手ごたえを通して試し・確かめていくこと。「わかりえない」ことを受けとめた上で、いくつもの「今」から何度でも思い出し、重ね描きつづけていくこと。それがこの本の主題です。 祖母へのインタビューを冒頭13ページにわたって掲載。また1945年の8月15日に書かれた日記を蒐集し、25名分の引用を織り込みました。 この本に書かれたいくつもの個人的な体験の記憶が、読み手の記憶と結びつき、それぞれの生活の中で新たな意味を帯びることを願っています。 戦後80年の今年、ぜひ手に取っていただけたら幸いです。 〈目次〉 ・戦時体験をめぐる祖母へのインタビュー ・2024年8月15日の日記(71編) ・1945年8月15日の日記(25編) ・8月16日の日記 〈書誌情報〉 記憶の旗を立てる 8月15日の日記集 作 椋本湧也 装丁 古本実加 装画 三瓶玲奈 発行所 いい風 W120×H210×D18mm/並製/全428ページ ISBN 978-4-9914173-0-6 C0095 予価 1,800円 +税 発売 2025年8月予定 (版元サイトより) おじいちゃんもおばあちゃんもいなくなっていく。戦争を知っている人がいなくなっていく。資源がなく、食料自給率の低い日本は、また勝ち目のない戦争をするのだろうか。戦争はゲームではないのに。——戦争がどういうものなのか、語り継いでいかなければならない。(店主)
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そいつはほんとに敵なのか(hayaoki books/碇雪恵)
¥1,870($11.92)
『そいつはほんとに敵なのか』 hayaoki books/碇雪恵 「相手は間違っている加害者で、自分は常に正しい被害者であるという考えから脱却したい。未知の相手に触れて、自分の信じる正しさに揺さぶりをかけたい。不完全な自分を許し、不完全な他人を許す勇気を持ちたい。」(本文より) SNSを捨て、喧嘩を始めよう。 “合わない人”を遠ざける人生は、心地いいけどつまらない。 もっと沸き立ちたいあなたに送る、現代人必読の〈喧嘩入門エッセイ〉誕生! 駅でキレているおじさん、写真を撮りまくる観光客、理解できない政党と支持者、疎遠になった友だち、時にすれ違う家族や恋人……。 「敵」と決めつけて遠ざけるより、生身の体でかれらと出会い直し、逃げずにコミュニケーションをとりたい。 ZINE『35歳からの反抗期入門』が口コミで大ヒット中の書き手・碇雪恵による、待望の商業デビュー作。 憎みかけた「そいつ」と共に生きていくための思考と実践の記録をまとめた14編を収録。 目次 喧嘩がしたい 純度の高い親切 友情の適正体重 悪意に顔があったーー映画『ルノワール』を観て 反抗期、その後 誰の場所でもない 身内をつくる(ひとりで考えてみた編) 身内をつくる(実践スタート編) 対戦じゃなくて協力モードで ティンプトンから始まるーー映画『ナミビアの砂漠』にみる恋愛と喧嘩 自分が支持しない政党に投票した人に会いに行く(準備編) 自分が支持しない政党に投票した人に会いに行く(実践編) ほんとは敵じゃない 時折自分を引き剥がすーー映画『旅と日々』を観て 著者プロフィール 碇雪恵 (イカリユキエ) (著) 1983年、北海道札幌市生まれ。出版取次会社や出版社での勤務を経て、現在はフリーランスで執筆や編集を行う。2022年、35歳の時に始めたブログをもとに自主制作した『35歳からの反抗期入門』は、現在までに累計4,000部を発行。ゴールデン街のバー『月に吠える』や中野ブロードウェイの書店『タコシェ』で店番もしている。その他の著書に『本の練習生』(双子のライオン堂)など。 「高市さん頑張ってるよね」「中国人とか韓国人が帰化して議員になってるじゃない?日本乗っ取られてんねんて。だからはっきり物言える人がいないと」——優しい義母なのに言っていることがよくわからなくて怖い。選挙で差別主義者に投票した人たちに怒りを感じなかったと言えば嘘になる。どうしたらいいのかわからなくて助けて欲しくて、この本を読んで、気持ちを落ち着けた。(店主)
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gururiのぐるり(タバブックス/渡辺愛知)
¥1,980($12.62)
『gururiのぐるり』 タバブックス/渡辺愛知 東京・谷中「雑貨と本gururi」店主の日々とこれまで、これから。 5年前、路地裏に開いた雑貨と本の店。およそ5坪の小さな店ながら、確かな選書、心地いい雰囲気に惹かれ、多くの人が集まる。 「あるひとりの架空の女性をイメージして、その人を思いながらお店をつくっている」という店主が、この店に至るまでのこと、女性がひとりで商売を営むこと、その現実、思うことを1冊にしました。 毎日、楽しいことばかりではありません。世界を見渡せば、侵略のニュースに不安になったり怒りをおぼえたり。この国の政治不信も募るばかりです。そういうときにも、ここに本を並べる。その一冊一冊が思いをこめてつくられている。世界を信じるための本のように感じて、心強かったです。−本文より 目次 1章 gururiの日々 gururiの一日 冬の日記 春の日記 夏の日記 秋の日記 夜の散歩 2章 gururiまで 水の中で おもちゃのレジスター 天ぷらの思い出 生き様を見せるしかない あゆちゃんと友だちになってね おばあさんになっても 傷あとのこと メイクレッスン 夢を見た 本屋でアルバイトをする 拾う神あり 再び体調を崩す 転機 誰かのためのお店 つながる おみやげ話 ページ数 192 判型 B6判変形小口折り製本 著者プロフィール 渡辺愛知(著) 静岡県生まれ。広告制作会社、書店、出版社勤務を経て、2021年より東京・谷中で「雑貨と本gururi」を営んでいる。 (版元サイトより)
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お金信仰さようなら(穴書/ヤマザキOKコンピュータ)
¥1,980($12.62)
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『お金信仰さようなら』 穴書/ヤマザキOKコンピュータ 働いて働いて働いて働いて働いて、 収入を伸ばし、貯蓄を増やし、経済最優先の社会の中で、 成長と労働ばかりが求められてきた。 私たちは、「お金信仰の時代」に生まれ育った。 どれだけの資産があれば人は幸せになれるのか? 売れないものには価値がないのか? 経済成長すれば私たちの暮らしは豊かになるのか? 投資家やバンドマンとして、金融界のみならず国内外のパンク・シーンや多種多様な地下カルチャーを渡り歩いてきた著者が、 そこで培ってきた独自の視点でひとつひとつの疑問を解き、 貯蓄でもなく、選挙でもない、新しい選択肢を提示する。 『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』(6刷)で話題をさらった、 ヤマザキOKコンピュータの最新作。 今度こそ、くそつまらない未来は変えられる。 お金信仰が終わったあとの時代で、 何を指針に生きるのか? まだ名前の付いてない、新たな時代へと突き進む私たちのための入門書。 ◆目次 この本を書くにあたって 第1章 自分の〈いま〉に名前を付ける お金を信仰する時代/退屈で残酷な、グローバル資本主義社会/お金の大小しか見ない、一次元的な世界観/①市場信仰/②貨幣信仰/お金ではなく、お金信仰に別れを告げる 第2章 未来に不要なものは置いていく 新しい時代の歩き方/ハードコアパンクバンドが示してくれたアンサー/お金持ちになったら幸せになる?/国が豊かになったら貧困問題は解決する?/〈見えざる手〉は人々の理想を実現できる?/私たちの暮らしは本当に豊かになっている?/お金がここまで強く信仰される理由 第3章 新しい価値観に名前を付ける 新たな世代の、新たな価値観/アメリカのFIREムーブメント/中国の寝そべり主義者宣言/パラレルワールドをいまからやる/欧州パンクの共同体における知性あふれる価値観の共有/昔の商店街に見る、活気主義の世界/自分が本当に価値を感じるもの/接続性=人や社会とのつながり×文脈としてのつながり/①社会的接続価値/②文脈的接続価値/お金信仰は終わらせる力、接続性はつなぐ力/お金信仰に別れを告げるときが来た さいごに 私が出した、ひとつの答え 著者:ヤマザキOKコンピュータ 株式会社「穴書」代表。文筆家・投資家。 Newspicksをはじめ、様々なメディアで執筆。 日本証券業協会「100年大学 投資はじめて学部 ONLINE」や「ビジネスドライブ! by SBI証券」に出演。 著書『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』(タバブックス)は6刷。 地下のカルチャーや金融の世界など、異なる領域を横断しながらオルタナティブな価値観を探求している。 (版元サイトより)
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Θ(シータ)の散歩(百万年書房/富田ララフネ)
¥2,200($14.02)
『Θ(シータ)の散歩』 百万年書房/富田ララフネ 本!× 赤子! ZINE『小島信夫の話をしたいのだけれど』が話題を呼び、『これは歯的な話』で第七回ことばと新人賞(主催・書肆侃侃房)佳作を獲った富田ララフネ、育児×読書カップリング作で商業デビュー! 大江健三郎、荒川洋治、メルヴィル、カフカ、井戸川射子、加藤典洋、聖書、田中小実昌、武田百合子、村上春樹、ドストエフスキー、小島信夫などを読むことが子育てに与える影響についてーー。 【推薦コメント】 「小説家を目指す」人たちは、小説を書こうと構えるので、萎縮したり、型に嵌ったりして、何のために書きたいと思ったの? と思うんだけど、この人からは書く楽しさや自由が感じられ……濃密な時間の流れに浸っていると、人生で最も貴重な記憶が何年ぶりかでリアルに蘇ってきた。読んでいてほんとに楽しい。 保坂和志(作家) 【著者略歴】 作家。1990年東京都生まれ。京都大学文学部卒。 【本文、一部抜粋】 Θが産まれてからしばらくはQも仕事を休んでいて、その間、Θに関することはすべてふたりで分け持っていたから、私も長い本を読む時間がいくらかあったし、長い文章を書く時間だってあったけれども、Θが三か月になり、Qは仕事に戻って、それからはほとんど一日中、私とΘはふたりきりで、本を読む時間もなくなった。もちろん本なんて読まなくてもいいのだが、本当は読みたい。 Θが昼寝でもしてくれればその合間に本を読めるはずだった。しかしΘは昼間、うちでは一切眠らず、眠る代わりにやがて泣き、散歩に連れ出さない限り、泣き止むことがなかった。Θはいくら泣いてもまだ涙は出ない。私は本を読む時間をなんとか捻出したかった。 それで絵本を読み聞かせる代わりに、大江健三郎『燃えあがる緑の木』の冒頭を読み聞かせた。特に理由もなかったが、Θが産まれて以降、私は大江健三郎ばかり読んでいた。 タイトル Θ(シータ)の散歩 著者 富田ララフネ 装画 大河原愛 デザイン 木庭貴信+岩元萌(OCTAVE) 発行者 北尾 修一 発行所 株式会社百万年書房 ●四六判/並製/1c264p 発売日 2025年11月11日 価格 2000円+税 判型 四六判 (版元サイトより)
