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ホームページ(本屋lighthouse/仲西森奈)
¥2,970
『ホームページ』 本屋lighthouse/仲西森奈 【内容紹介】 「小説」や「随想」という形式は、読みながらそうした形式であることを忘れるときに、本当の姿を現している。 しかしだからこそ、この形あるものを私たちは手に取るのだと思う。書いて、残すのだと思う。生きるのだと。 ――駒田隼也(小説家) 阪神淡路大震災、東日本大震災、能登半島地震。新興宗教、高速バスの床、だれにも見せずに書き続けてきた日記。ゼロ年代、テン年代、そしていま……。震災を経て、疫病を経て、逃れ逃れて個はどこへ。タイ国営鉄道の切符にCoCo壱を見出し、竹としての生をまなざし、墓標/アディクションを背負って記憶を越えて、室生犀星とメダロットを手掛かりに、やがてたどり着くたったひとつの場所――。 「何時何分何秒地球が何周回ったとき?」という煽り文句に、今回は地球の周回数以外、答えることができる。 可視の限界が水平線を作るのではない。地球の形が水平線を作る。現に、星の光は幾光年先のわたしの眼に届く。それを眼は拾う。問題なのは距離ではなく形だ。 ――作家・仲西森奈による、小説、随想、短歌、詩、日記から成る五芒星。 【所収6首抜粋】 雪は隘路に町は記憶に溶け残りラナンキュラスは眼裏を消す General Anesthesia あなたもいつか逝く 教えることはできないけれど コストコを山は許してないかもね 産業道路に雲は被さる やさしくはなれなかった 都会的な怒りを童話みたいに聞いて 駆け抜けろさみしさどもよ海神もわたしも自分以外を飼わず 老いるほど涙が容易に伝うのはまばたきすらもまばゆいからだ 【目次/作品別】 長編小説 どこに行ってもたどり着く場所 あくびもせずに、しずかに話す。 カルシファーのようだ これか? もしもしそれから花と芋 そんぐらいん 詩 山、あるいはピザーラお届け。 川、あるいはあなたとコンビに。 盆と散歩 自己紹介 料理番組になる前 短歌 Still Alive 異性愛 The same flowers bloom in different places. わたしの雲海 拝啓、無料版、 べあーず・はず・かむ! 〜ぼくらの夏の一里塚〜 懐かしさ レアケース 今年 あなたは トカゲ・インタビュー 随想 Coco壱と国鉄 あるいは野良のフェムテック 竹といくつかの(いくつもの)疵 墓守とハルマゲドン(誰が墓穴を掘るのか) 金魚娘のモーフィング あるいは室生犀星とメダロット 日記 2023年12月29日(金) 掌編小説 桜雪 【目次/頁順】 TOP(はじめに) 山、あるいはピザーラお届け。 川、あるいはあなたとコンビに。 あくびもせずに、しずかに話す。 Still Alive Coco壱と国鉄 あるいは野良のフェムテック 異性愛 The same flowers bloom in different places. わたしの雲海 竹といくつかの(いくつもの)疵 カルシファーのようだ 拝啓、無料版、 べあーず・はず・かむ! 〜ぼくらの夏の一里塚〜 これか? 懐かしさ レアケース 盆と散歩 もしもしそれから花と芋 墓守とハルマゲドン(誰が墓穴を掘るのか) 今年 自己紹介 あなたは 金魚娘のモーフィング あるいは室生犀星とメダロット トカゲ・インタビュー 2023年12月29日(金) 料理番組になる前 そんぐらいん 桜雪 初出 参考引用文献/映像 「私事と時事」プレイリスト一覧 謝辞 著者略歴 但書 奥付 【著者略歴】 仲西森奈(なかにしもりな) 1992年東京都生まれ千葉県育ち。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)文芸表現学科卒業。石川県金沢市在住。著書に歌集『起こさないでください』、私家版歌集『日記』、連作掌編小説シリーズ『そのときどきで思い思いにアンカーを打つ。』『名付けたものどもを追う道筋を歩きながら、』。2025年、散文「真夜中の乾燥わかめ」の英訳原稿(訳者:Heidi Clark)が海外文芸誌『Asymptote』にて掲載される。その他の活動に、音楽グループ□□□(クチロロ)契約社員、朗読バンド筆記体など。メールマガジン「My friend is not dead.」を(ほぼ)毎月配信中。 【書誌情報】 本文572p 46サイズ 表紙 黒(K)+DIC110/本文 モノクロ 表紙用紙:ミニッツGA-FS プラチナホワイト(4・6/250kg) 本文用紙:パスピエST(4・6/50kg) 見返し用紙:タントV-65(4・6/100kg) 価格:2700円+税 著者:仲西森奈 装丁:仲西森奈 組版:関口竜平 発行所:本屋lighthouse 刊行日:2026年1月26日 【『ホームページ』のホームページ】 https://morinakanishi.com/each_reaction/ (版元サイトより) 気持ちのいい、ありふれたことば選びの、心の表面を滑っていくような本を、今は読みたくない。わたしは、こういう本にお金を払いたい。ずっとそんな気分です。(店主コメント)
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たゆたい vol.1 機能不全家庭(S'else)
¥1,500
『たゆたい vol.1 機能不全家庭』 S'else 『たゆたい』は、9名の著者がそれぞれの視点で[家族]を書いた随筆、批評、小説、作文、詩のアンソロジーです。 <著者一覧(五十音順、敬称略)> 浅井音楽、えなりかんな、大田栄作、呉樹直己、杉森仁香、角野桃花、宮崎智之、山本莉会、横田祐美子 (版元サイトより) 機能不全家庭の話、ミクロだと反出生主義に傾くけれど、「たゆたい」を読むとマクロになり、人口も一人あたりの苦しみも減っていく移行期間かもと感じた。ディストピア、未来じゃなく子どもの中にあったのだな。星5つです!おもしろかった。 (店主コメント)
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壁さん新刊セット
¥2,000
①『産まれたての日々』1冊 著者:壁 園佳 10年前、とある事件を皮切りに家族が次々と壊れてゆく。 父はうつ病になった。その介護によって追い詰められて、次第に狂ってゆく私。 消えたい気持ち、家や地元への憎しみ、自分への嫌悪感。 家庭内暴力、トラウマ、偏った固定観念。 「生きたい」と思いながら、生きてみたかった。 「生きていて良かった」と思う、そんな人が存在するなら私は他人の人生を生きてみたい。 自分の人生を手放したい。もうこの世から消えてしまいたい。 相続問題、借金、愛着問題、性への嫌悪感、罪悪感、怒り、上手く行かない夫との関係、私は自殺遺族で、虐待児だったという気づき。 それらに向き合った日々、そして少し変わったあとの日々を書いています。 私という人間、私の家族、この社会が産みだした人間たちを証明したい。 そんな気持ちを込めて執筆しました。 10年間の、小説のような日記エッセイです。 260ページ 文庫本サイズ 1500円(税込) ②『泡の中』1冊 著者:壁 小川くんが泡をふいて倒れた。横向きにうずくまった彼の体はもともと小さいのにさらに小さく、色白の顔はさらに白くなっている─── 初めての事態や周囲のさまざまな反応に困惑する優花は小川くんの家にお見舞いに行くことになり……。 「『アンソロジスト』から生まれた文章講座」にて執筆した“〝短編小説〟です。 田畑書店の「ポケットアンソロジー」という商品に挟めるサイズになっています。 読者、講師の方たちから、 「小学生の心情、一人一人の政治が鮮明に描かれている」 「長谷川集平の『はせがわくんきらいや』を思い出した」 などの感想をいただきました! 〈冒頭〉 小川くんが泡をふいて倒れた。横向きにうずくまった彼の体はもともと小さいのにさらに小さく、色白の顔はさらに白くなっている。口は半開き、端から半透明のプクプクしたものが出てはパチンと消え、出てはパチンと消えていく、ズレた瓶底眼鏡の隙間から見える目は普通の目ではなく、黒目が上に移動し半分が隠れている。一年のころに流行った、白目にする遊びをしているような目だ。 ピアノの演奏が止まり、皆の歌声ではない声が聞こえる。「わっ」「先生!」 「やばい!」「は? え?」小川くんは周囲から遠巻きにされ、ひな壇の上で綺麗に並んでいた列には穴ができていた。 23ページ(約8000字) 文庫サイズ 税込み500円 <以上、著者サイトより>
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泡の中(壁)
¥500
『泡の中』 著者:壁 小川くんが泡をふいて倒れた。横向きにうずくまった彼の体はもともと小さいのにさらに小さく、色白の顔はさらに白くなっている─── 初めての事態や周囲のさまざまな反応に困惑する優花は小川くんの家にお見舞いに行くことになり……。 「『アンソロジスト』から生まれた文章講座」にて執筆した“〝短編小説〟です。 田畑書店の「ポケットアンソロジー」という商品に挟めるサイズになっています。 読者、講師の方たちから、 「小学生の心情、一人一人の政治が鮮明に描かれている」 「長谷川集平の『はせがわくんきらいや』を思い出した」 などの感想をいただきました! 〈冒頭〉 小川くんが泡をふいて倒れた。横向きにうずくまった彼の体はもともと小さいのにさらに小さく、色白の顔はさらに白くなっている。口は半開き、端から半透明のプクプクしたものが出てはパチンと消え、出てはパチンと消えていく、ズレた瓶底眼鏡の隙間から見える目は普通の目ではなく、黒目が上に移動し半分が隠れている。一年のころに流行った、白目にする遊びをしているような目だ。 ピアノの演奏が止まり、皆の歌声ではない声が聞こえる。「わっ」「先生!」 「やばい!」「は? え?」小川くんは周囲から遠巻きにされ、ひな壇の上で綺麗に並んでいた列には穴ができていた。 23ページ(約8000字) 文庫サイズ 税込み500円 (以上、著者サイトより) 子どもが主人公の話で、剥き出しの感情やことばが飛び交っている。でも、親との会話に持つ違和感だけがぼんやりしていて、ああ、こんな感じだったなと。親だけは自分の味方だと思いたかった時代のこと。『産まれたての日々』とあわせて読んでほしい。 (店主コメント)
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久保みのりZINEセット
¥1,800
①『生活と片想い』 2025年11月23日発行 夫の裏切りを人生の中心に据えず、名前のない痛みを語りなおしました。被害者にも加害者にもなりきれなかった私は、ただ回復だけを望み、“サレ妻”を“生活者”としての私の物語に編み込んでいったのです。 高校時代のうわべだけの恋、世界のわかりにくさ、家族のことば、自分の浅はかさへの落胆——加えられた歪みが、未来をそっと変えてきました。 「白か黒か、立ち位置の定まらない痛みも、ことばにしていい」過去や現在をエッセイに、未来を“仮説”として小説に。濃縮された感情は、各章のはざまで詩歌にしました。あなたの「生活と片想い」も、聴かせてくださいね。 無線綴じ 新書サイズ 94p 表紙デザイン 荒井留花 https://entodesign.studio.site/ ②『ほっこり、不穏 アラサー女のA面B面日記』 2025年4月5日発行/初版 2025年12月26日発行/第4刷/新装版 道端の落下物で妄想を膨らませたり、子どもの言い間違いに笑ったり。かと思えば、ぎこちない夫婦関係に心が掻き乱され、深い谷底へ——。 ほっこりも不穏も、子どもの成長も夫の裏切りも、ぜんぶ日常の一部。アラサー女が綴るA面B面日記は、「別れる」でも「我慢」するでもない“夫婦の歩み寄り”を、読書しながら叶える物語でした。会社を辞め、本屋・ライターとして働きながら創作する久保みのりが初めてつくったZINEです。 中綴じ A5サイズ 148 mm × 210 mm 32ページ 表紙デザイン・印刷 羽田お皿 イラストレーター おさるのようなキャラクター・ポンポンを中心にイラストを描いている。 HP:https://osara-haneda.studio.site/ ▷久保みのり・プロフィール 書店よむにわ 店主/ライター/絵本制作ディレクター 著書に絵本『ボタンをかけちがえたら』『かがみよかがみ』など。 HP:https://lit.link/kubomisan
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生活と片想い(久保みのり)
¥1,000
『生活と片想い』 2025年11月23日発行 夫婦、恋愛、家族、仕事など、人生の節目で起こる出来事が「物語」として消費されることがあります。裏切られたら強く立ち上がるべき、傷ついたなら美談に昇華すべき——そんな都合の良い予定調和と現実とのギャップに馴染めない人もいるでしょう。 『生活と片想い』は勝ち負けもカタルシスも、わかりやすい結末も用意しない、ひとりの人生を編集したZINEです。サレ妻、強い女、被害者、加害者……。どのラベルも貼らせない「生活者」として、過去と現在をエッセイに、未来を仮説として小説にしました。各章のはざまには、濃縮した思いを写真や詩歌として入れ込みました。 予定調和で終わる物語に疲れてしまった人、前向きさを強要される言葉に息苦しさを覚える人を「救おうとしないけれど、否定もしない」、そんな読書体験を与える一冊です。 無線綴じ 新書サイズ 94p ▷作者プロフィール 作者 久保みのり 書店よむにわ 店主/ライター/絵本制作ディレクター 著書に『ほっこり、不穏 アラサー女のA面B面日記』絵本『ボタンをかけちがえたら』『かがみよかがみ』など。 HP:https://lit.link/kubomisan 表紙デザイン 荒井留花 HP:https://entodesign.studio.site/
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憩いのよるにけだまを添えて(リトルプレス/アトリエけだま)
¥1,300
『憩いのよるにけだまを添えて』 リトルプレス/アトリエけだま 一日の最後に気軽に読めて、ほっと癒されるような本をつくりたいという想いから生まれた本書。 あやこあにぃが書き溜めてきた「140字小説(X(旧Twitter)の1ポストで完結する超短編小説)」のなかから選んだ、夜にぴったりな29編と書き下ろし1編を収録。また、お話からイメージして描かれた踊場リエのイラストが各ページに。 B6サイズ 本文68ページ ▷アトリエけだまとは…… イラストレーター踊場リエ @odoribarie 作家あやこあにぃ @ayako.annie デザイナー @risako_web_design による「絵とことば」の創作ユニット。 【140字の超短編小説×イラストのコラボ】が創作のキーワードです! (版元サイトより)
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ゼリーのようなくらげ(サウダージ・ブックス/髙田友季子)
¥2,090
※タイミングによってはメルカリShops店にて売れていて在庫がない場合がございます。ご了承くださいませ。 『ゼリーのようなくらげ』 髙田友季子 <版元サイトより> 母が入院してから、夕食時に父がいないのは初めてだった。SNSを眺めながらドリアを口に運ぶ。相変わらず多くの人が怒っている。まともに国会で議論しない政府与党を批判する投稿にいいねをし、フェミニズムをテーマに作られた雑誌の宣伝をリポストする。スプーンが皿にあたる音が静かに響く。 (「金色のスープ」より) 五感に突き刺さる濃密な表現で女たちのやるせなさを突きつけてくる本書を読んでいると、おぞましいもの、厭わしいものをこそ真っ向から見据えろ、と叱咤される気がする。 推薦=小竹由美子(翻訳家) 読みながら登場人物たちの人生に思いを馳せると同時に、読者としての自分の人生も否応なしに続いていくという事実に圧し潰されそうになった。傑作だと断言できる。 推薦=岸波龍(機械書房) 閉じこもる者たちの、閉じているゆえの破綻——。地方の町を舞台に、恐れ、怒り、無力感を抱えながら生きる女性たちのリアルを、繊細な筆致で描く4つの短編小説。徳島在住、三田文學新人賞佳作を受賞した注目の作家による初の小説集。 目次 骨 知らない生き物 ゼリーのようなくらげ 金色のスープ 作家の言葉 ページ数 192 判型 B6判変形 装丁 堀渕伸治◎tee graphics 著者プロフィール 髙田友季子(著) 1985年、徳島県生まれ。2017年、「乾き」で第23回三田文學新人賞佳作受賞。『徳島文學』や『巣』に作品を発表している。好きな作家はチョン・イヒョン。
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CQ(東ひかり)
¥1,320
SOLD OUT
『CQ』 著者:東ひかり <以下、著者サイトより> はるか40億年後、天の川銀河とアンドロメダ銀河が衝突・合体してうまれたミルコメダ銀河に暮らすシャイな宇宙人・ヴァニラメロチーに向けたタイムマシンでの地球旅行ガイド。 「私たちのかなしみや苦しみはいつまでも癒えないけれど、時間とともに少しずつ薄れていく。それは苦しんでいた時期の自分を裏切ることでは決してないはずだ。ヴァニラメロチー、私はあなたが生きていてうれしいよ。あなたがかなしい時も、その心のすがたを等しく愛しているよ。」 (「syrup16g ハミングバード」より) 目次 ・地球から ・あなたについて ・地球のお気に入りのものについて ・井の頭公園 ・シンチェリータ ・たましい ・ラジオ ・教会 ・コミュニケーションバード ・海 ・音楽 ・くるり California coconuts ・大森靖子 KEKKON ・きのこ帝国 海と花束 ・syrup16g ハミングバード ・持ち物リスト ・ボリス ・猫のひげ ・パンドラのブレスレット ・傷跡 ・地球から ページ数 92 判型 W110×H175mm 著者プロフィール 東ひかり 美術作家。平成9年9月9日生まれ、東京都在住。会社員の傍ら、ドローイングや陶磁器での表現活動を行う。2023年からZINEでの文筆活動を開始。主な著作に『Girl with short cut, about 20 years old, staring at us.』(2023年)、『小さな機械』(2024年)、『CQ』(2025年)がある。 2025年6月時点でのリトルプレスの総発行数は2,100部を突破。 X / Instagram:@sputniktomboy
