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悲しい話は今はおしまい(柏書房/小沼理)

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『悲しい話は今はおしまい』
柏書房/小沼理

今だけは「明るい話」をしよう。絶望しないで話し続けるために。傷も喜びも責任も抱えながら社会と向き合った、実践のエッセイ集。

反響続々!!


自分にあるものを、押し込めたり、なかったことにもしないこの本は、長い夜を内側にもつ、誰かにとっての星になるだろう。言葉にできないことも、全部この夜の中には居場所がある。小沼さんが結ぶ夜は、暗くてもやさしい。
――安達茉莉子さん(作家)、『かしわもち』書評より


本書の魅力は「悲しい話をやめる」ことではなく「悲しい話の続け方」を変える点にある。(…)そこには無理のない希望がある。
――金承福さん(クオン代表・チェッコリ店主)、『共同通信』書評より


アメリカのきわどいゲイ流ジョーク、クィア・アート、新宿2丁目の思い出、台北のクラブシーン、ソウルの書店巡り……。カラフルな話題の中から、生きる上で大切にしたい本質が浮かび上がる。
――花田菜々子さん(蟹ブックス店主)、『SPUR』7月号書評より


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今だけは「明るい話」をしよう。
絶望しないで話し続けるために。


抵抗の中にあるユーモア、クィアたちの踊りとおしゃべり、立場や属性からはみ出ること。傷も喜びも責任も抱えながら社会と向き合った、実践のエッセイ集。


【内容】
この傷だらけの時代に、希望をどう語れるだろうか? 悲しみから目を背けるのではなく、喜びを抑圧するでもなく、その関係をもっと複雑にしていくことはできないだろうか。星々の結び方を変えて、新しい星座を作るみたいに。


“これは私が喜びに罪悪感を抱くのではなく、社会と向き合う原動力に変換することを学んだ話である。そして、その近くにいたたくさんの人たちの話でもある。友人たちの前向きさや気楽さ、喜びも政治的実践も諦めない姿は、私にとって星の光だった。”
(「はじめに――緊張しながら笑う」より)


友達のクィアパーティ、ゲイアーティストとの対話、タイムラインを埋め尽くす犬の動画、パレスチナ解放デモ、プロテストのTシャツ作り、植物の世話、韓国語の勉強……。悲しい星座と明るい星座をぐるぐるしながら、暗い日々を生き延びる19編。


【著者略歴】
小沼理〈おぬま・おさむ〉
一九九二年、富山県生まれ。文筆家。著書に『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』(タバブックス)、『共感と距離感の練習』(柏書房)。編著に『みんなどうやって書いてるの?——10代からの文章レッスン』(河出書房新社)。



目次
はじめに——緊張しながら笑う


1 悲しい星座(の外側へ)
 踊る方法
 アルミバルーンのハート
 犬の夢


2 明るい星座(の内側へ)
 無数の夜
 発光
 そこなのか
 窓
 ピンクをピンクで塗り替える
 みんなで早口


 ひとりになること


3 再び、外側へ
 スワロフスキー、ラジオ、天使
 植物の世話
 交差する
 時間をかき混ぜるように
 勉強
 体の歪み
 長時間露光


おわりに——しぶとく続ける

定価 1,870円(本体 1,700円)
刊行 2026/04/10
ISBN 9784760156566
判型 四六判
ページ数 216
ジャンル 文学・エッセイ・ノンフィクション
(版元サイトより)

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