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ナンセンスな問い

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『ナンセンスな問い』

<版元サイトより>

本屋には行く。なぜなら、体にいいからだ。



「ナンセンスな問いに私は駆り立てられる。そこには意味など何もないし、問うたところで社会が変わるというようなものでもない。しかし、しばしば当然と思っているところに風穴を空けてくれることがある。問わなければ気づきもしなかったことが、初めて目に留まる。いつもの日常がちょっと違って見えてくる。世界が可笑しさに満ちてくる。満ちてきたらどうなのだと言われると、困ってしまうが、困ったなあと言いながら、私は今日もナンセンスな問いを発している。」



『『百年の孤独』の孤独を代わりに読む』『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』の著者による、待望の作品集。

連作エッセイ「本屋に行く」、小説「私の応援狂時代」ほか、各媒体に掲載された作品に書き下ろしを加えて単行本化。

『ナンセンスな問い』
友田とん エッセイ・小説集
著:友田とん
装画:土屋未久
装丁・組版:中村圭佑
出版:エイチアンドエスカンパニー(H.A.B)
本体価格:2000+税(予価)
判型:四六判変形(121×178mm),216頁
デザイン:上製本
ISBN:9784910882017 Cコード:0095
発売:2023年2月25日


▷著者プロフィール

友田とん(ともだとん)
作家、編集者。京都府生まれ。可笑しさで世界をすこしだけ拡げるひとり出版レーベル「代わりに読む人」代表。博士(理学)。大学では経済学、大学院では数学(位相幾何学)を研究し二〇〇七年に博士(理学)を取得。企業でコンピュータサイエンスの研究者・技術者として勤務する傍ら、『『百年の孤独』を代わりに読む』を文学フリマ東京で発表。同書を書店に置いてもらうため営業(行商)しながら全国を巡る。その後、「代わりに読む人」を立ち上げ、独立。自著のほか『うろん紀行』(わかしょ文庫)、『アドルムコ会全史』(佐川恭一)、文芸雑誌『代わりに読む人』を刊行している。著書に『『百年の孤独』を代わりに読む』『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』シリーズ(代わりに読む人)。共著に『ふたりのアフタースクール ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む』(双子のライオン堂)。ほか、寄稿多数。

▷目次
【随筆】
本屋に行く「共同開発されたうどんをめぐって」(H.A.Bノ冊子1)
アウレリャノはTシャツを着たか?(月報1)
本屋に行く「時々負ける水戸黄門」(H.A.Bノ冊子2)
旅日記を書きはじめると(月報1)
本屋に行く「思考はやがて発酵して妄想となり」(H.A.Bノ冊子3)
東京で会いましょう(しししし2 双子のライオン堂出版部)
本屋に行く「それは慣用句か?」(H.A.Bノ冊子4)
串揚げ屋の向こうへ(月報2)
本屋に行く「本屋に行かない」(H.A.Bノ冊子5)
正解は一つではないが(月報3)
本屋に行く「丘を越えて」(H.A.Bノ冊子6)
いつだって私にはドトールがあった(灯台より増刊号vol.2 本屋lighthouse)
本屋に行く「古井由吉をドトールで読む」(H.A.Bノ冊子7)
とにかく書いている(月報2)
本屋に行く「付録を探す」(H.A.Bノ冊子8)
眠れない夜に(月報2)
本屋に行く「すすめられた本」(H.A.Bノ冊子9)
返礼品(書き下ろし)
本屋に行く「縁」(H.A.Bノ冊子10)
本町で地下鉄を乗り換えたことがある(代わりに読む人全点フェア(※全一点)in toi books記念冊子)
本屋に行く「続いている首塚」(書き下ろし)
積み重なっていく日常の先に(ユリイカ二〇二一年三月号 特集・近藤聡乃 青土社)
【小説】
私の応援狂時代(しししし3 双子のライオン堂出版部)
スーパーの息子(書き下ろし)

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