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<中古>生きていくための短歌 (岩波書店/南 悟)

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『生きていくための短歌』
岩波書店/南 悟

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「生きる意味さがし求めて夜学へと いまだ見えない明日への光」──貧困,家庭崩壊,両親との死別,引きこもり…….生きていくことの難しい子どもたちが,集まり学ぶ定時制高校.国語の授業で指折りつづった31文字には,もがき苦しみながら,それでも前向きに生きていこうとする青春の喜び,悲しみ,希望が輝いている.

■内容紹介
 青春は,誰にとってもある生き難さをもっています.他人(ひと)から傷つけられたり,思いもかけず傷つけてしまったり,気になる相手に自分の思いが伝わらなかったり,よくあることです.中でも,家族の不幸とか貧困とか,外国人であるとか,様々な条件の悪さを抱え,生き難い生を生きている人たちがいます.引きこもりだったり,不登校だった子もいます.非行に走った子もいます.働かなければ家族が生きていけない子もいます.

 そういう生徒たちが,でも「どうしても学びたい」とやってくるのが夜間定時制高校です.そこでは,様々な経験をもった生徒たちがいて,生き難い子たちを受け入れ,居場所になり,ともに学んでいこうとする空間になっています.文字を読んだり書いたりすることが不得意な生徒が多いのですが,南先生が先輩たちの詠んだ短歌を貼りだすと,皆俄然張り切って指折り数えながら自分の思いを綴ろうとします.

 たとえば,こんな歌.

生きる意味さがし求めて夜学へといまだ見えない明日への光   若月侑子

夜学来てやっと分かった身に染みる「普通の」「まともな」どうでもいいや  伊藤 肇

中学へ行かぬと決めしわれを打ち母は涙で思いを語る  梶木高志

 いかがですか? 家族や友人への思い,失った人への思い,仕事の苦しさ,偏見で見られたときの悔しさ,家族を得た喜び,などなど,まさに青春の切り立った水晶のような透き通った歌が生まれたのです.

 20年にも及ぶ短歌づくりの授業から,南先生がその子たちの思い出とともに,歌を紹介してくれます.定時制といった枠を取り払って,ぜひ命の歌として,この本を読んでください.多くの勇気と感動を得ることができると思います.

(版元サイトより)

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